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第十一話:スライムは姫巫女を救い出す
可能な限り魔物を避けながら、どんどん森の中に入っていく。
「オルフェねえ、死体があった。装備からして旅の冒険者」
「たぶん、私たちと同じでエレシアちゃんを助けに来たひとだね」
「やっぱり、この森おかしい。魔物が多すぎるし、強すぎる」
ここまで、通常ではありえないほどの魔物が出てきた。
そして、強い。
瘴気の影響を受けて、普通の動物が突然変異で強力な魔物になっている。
そして強い魔物に怯えて、本来は森の奥深くでなわばりをもっていた魔物たちがどんどん山のふもとに降りて行っている。
このままでは、人里まで魔物に出るのも時間の問題だろう。
「また!」
ニコラは工具やナイフではなく杖を構えていた。
反りがなくまっすぐな機械杖。
それをまっすぐに構えて、トリガーを引いた。
魔銀の弾丸が吐き出され、薬莢が飛び出る。
音速を超えた弾丸は、飛び出てきたトラほどのサイズの巨大な犬の腹部に当たった。巨大な犬の体は真っ二つに引き裂かれる。
一見、魔法にように見えるがこれは銃と呼ばれる発明だ。
俺が表に出していない禁忌の発明の一つ。単体の力で言えば、超一流の魔術士には遠く及ばない。だが、修行に数年かかる騎士や、魔術士たちとは違い、銃はほとんど訓練を必要とせずに一夜にして農民に強力な魔術士なみの攻撃力と射程を与えてしまう。これが出回れば戦いの概念が変わる。
「ふう、こんな危ない魔物とまともに戦ってられない」
「だね。冒険者さんたちが食い散らかされるのもわかるよ」
そういいつつ、オルフェは得意の【氷槍螺旋】でチンパンジー型の魔物の頭をスナイプする。
本来、ニコラの機械杖も、オルフェの複合魔術も、なるべく見せないようにしている秘術の類だ。
だが、温存する余裕がないほど周囲の魔物が強い。
先手を打ち一撃で倒しているが、そうしなければならないほど危険な魔物ばかり。
俺は二人が倒した魔物たちを美味しく【吸収】して進化し続ける。
エレシアを助けてないといけないので、がんばって早く食べる。
これは必要なことだ。……エレシアを攫った連中の強さはこんなものではない。
姫巫女を守る守護騎士たちを超える力量。守護騎士の実力は俺も知っている。だからこそ、怖い。
「ぴゅい!」
「スラちゃん、もう食べ終わったんだ。じゃあ、いこっか」
巨大な犬の魔物、グラッジ・ドッグと腕が肥大化したチンパンジーの魔物、スロック・チンパから、それぞれ【嗅覚強化】と【腕力強化】を手に入れる。
両方とも便利なスキルだ。
問題は【腕力強化】といっても、スライムボディに腕はないこと。
一度、使ってみよう。おおう、全身に力がわいた。これでだいぶ早く動けそうだ。
◇
そのあとも、魔物に襲撃され、そして何人かの冒険者の死体を見た。
「ぴゅいっ、ぴゅいっ!(見て、見て)」
俺は大げさに騒ぐ。この死体に残された痕跡をオルフェに気付いてほしかった。
「スラちゃん、どうしたの? ……この死体。そういうわけね。ニコラ、注意してここからは魔物以外への警戒がいるよ」
「ん。この人、魔術で殺されてる」
この死体は魔物に襲われて死んだわけではなかった。魔術痕が残っている。
つまりは、敵の本拠地が近く姫巫女の襲撃者の一味に襲われたとみるべきだ。
【気配感知】はけっして絶やさない。
そして、ついに目的地にたどり着いた。
「ここが、エレシアちゃんが襲撃されたポイントだね」
「問題はここからどうやってエレシアを探すか。ニコラねえ、風の記憶を探れる?」
「今日は風が強いからきついかも。エレシアのことを知ってる風はもうどこかにいっちゃったみたい」
二人が周囲を探索しようかと話し始める。
しょうがない、ここは父の力の見せ所だ。
「ぴゅい!(任せて)」
俺は鳴き声を上げて、ニコラの回りで飛び跳ねる。
ちゃんと道しるべはある。
「スラ、どうしたの? 私の足元で暴れまわって」
「ニコラちゃん、もしかして……エレシアちゃんからもらったリボンを取り出して」
「そんなものどうするの?」
「いいから」
オルフェ、ナイスアシスト。
ニコラがリボンをもった手を俺の前に差し出す。
このリボンは旅館で、エレシアがニコラにお洒落をしろと言って渡したものだ。その優しさが彼女の救出につながるのは面白い。
手に入れたばかりの【嗅覚強化】のスキルを発動する。
くんくん。
いい匂いがする。覚えた。
「ぴゅい!(こっち)」
エレシアの匂いがする方向に進み、振り向いて二人を呼ぶ。
「スラ、もしかしてエレシアの匂いがわかるの?」
「ぴゅっい!(えっへん)」
「スライムの嗅覚がいいなんて聞いたことがない」
銀色の髪の先を指で弄りながら、心底驚いた声をニコラはあげた。
「たぶん、さっきの犬の魔物のスキルだね。スラちゃんは無限に進化するスライムだから」
「オルフェねえ、スラの言うことがわかるの?」
「なんとくですけど、【隷属刻印】でつながってるから気持ちが伝わるの」
「ちょっとうらやましい。私もスラの考えていること知りたい。魔法生物の研究に役立ちそう」
「ぴゅい!?」
そんなことを話しながら二人は俺のあとをついてくる。
どんどんエレシアの匂いが近づいてきた。
さらに瘴気も強くなる。
「ニトラちゃん、ここからは杖は使わないで」
「了解。エレシアを攫った連中に気づかれる」
機械杖は強力だが音がすごい。
警戒される。
こちらは二人と一匹だ。可能な限り戦いは避けて、エレシアを助けたい。
【気配感知】に反応あり。おそらく人間だ。
小さく鳴き声をあげると、オルフェが意図を察してくれた。
まだ、誘拐犯と決まったわけではないので先制攻撃は加えずに迂回してエレシアのもとに近づいていく。
人が近寄りそうにもないほど不快な濃い緑の中を進む。
オルフェが【土】の魔術で木々を操り道を作ってくれなければ、進むのに苦労しただろう。
注意深く周囲を見ると、やはり人が通ったあとが多数ある。
「スラちゃんのお手柄だね。こっちの道があたりだ。踏み荒らしたあとが多い。こんなところ普通の人は近づかない。とくにあの洞窟、あそこが怪しいね」
「ぴゅい(正解)」
「スラちゃん、あの洞穴の中にエレシア姫がいるんだね」
「ぴゅい!!」
たどり着いたのは小さな洞窟だ。
瘴気の濃さは吐き気がするほど。
さて、ここからどうするか。あの洞窟には無数の敵が待ち構えている。かといって迂回路もない。
「オルフェねえ、私に任せて。洞窟の中に引きこもっているなら都合がいい。安全に無効化できる」
「ニコラちゃん、任せるよ」
「ん。スラ、ぐっすりくん二号をよろしく」
「ぴゅい!」
お腹の中から、ニコラの発明品、ぐっすり君二号を取り出す。
それは金属の小さな筒で紐がついている。
ニコラはその筒をもって、茂みに隠れながら洞窟の入り口に近づき、筒についている紐を引き抜き、思いっきり投げた。こんっ、こんっと音を立てながら洞窟の中に転がっていく。
そして、十秒後、すさまじい勢いで洞窟の入り口から白い煙がもくもくとあふれ出る。
ニコラが戻ってきた。
「五分経ったら、突入。あれは空気より重い。自然に洞窟内に浸透する。そしたら全員ぐっすり」
「あれ、便利だよね。シマヅ姉さんとか常に持ち歩いているし」
ニコラの発明品、ぐっすりくん二号は強力な睡眠剤だ。
本来の目的は、室内に立てこもった暴徒の鎮圧。こういった洞窟に使うと効果が抜群だ。
これで安全にエレシアを助けることができる。
十分ほどたち俺たちは洞窟の中に入り込んでいった。
◇
「魔物はいませんね」
「ん。魔物がいても、動物型なら問題ない。ぐっすり眠っているはず。でも虫だけは勘弁」
洞窟の壁にはたいまつが立てかけられていて明るい。
何度かたいまつが交換された形跡がある。ここの洞窟を使い始めてそれなりに月日が経っている。
エレシアの匂いが近づくにつれて、彫刻や、像など人工物が増えていく。
オルフェの表情が硬くなっていく。
それも当然だ。
「まさか、これ……うそ」
オルフェはこの彫刻や像を知っている。
これらはとある七柱の邪神をあがめる教団のシンボルだ。
そして、その邪教の集団はオルフェが生まれ育った風守りのエルフの村を滅ぼした連中だ。
エルフの一族が封印していた邪神の一体を復活させるために巧妙にエルフの村に取り入り、内側から崩し、最後は力づくで蹂躙した。
俺は、エルフの村を救いに行ったのだが助けられたのはオルフェ一人。邪神の封印を解かせてしまい、封印を解かれた邪神を倒すこともできず、封印の要が壊されていたため通常の手段で再封印することもできず……最後の手段を用いた。
まさかとは思っていたが、予想があたるとは思っていなかった。
もし奴らが黒幕なら、巫女姫がこの村に来たこと、それすら奴らが仕組んだことであり、はじめから姫巫女を利用するつもりだった。絶対にろくなことにならない。
「急ごう、ニコラちゃん。エレシアちゃんが本当に危ない」
オルフェが足を速める。彼女の表情は固い。かつての悲劇を思い出し、妹分への心配が大きくなっていた。
途中、何人もの見張りがいたが、全員ぐっすりくん二号で眠ってる。半日は目を覚まさないだろう。
そしてたどり着いた最奥。
巨大な魔方陣が引かれ、その上に気を失ったエレシアが拘束されており、その周囲にはニコラの【ぐっすりくん二号】で邪教の神官たちが眠っている。
「エレシアちゃん」
オルフェが駆け寄り、エレシアを抱き起す。
ただ、寝かせているのではなく魔方陣の一部に取り込まれているのを見破ったオルフェは【魔術】のエンライトの全力を用いてエレシアを取り戻そうと作業を開始する。
術式でエレシアの魂が捕らわれている。体だけ引きはがせば、エレシアは廃人になるだろう。
「これ、まずいかも。最悪だ。封印の地とこの洞窟は龍脈でつながってる。龍脈経由でここから封印に干渉してる。エレシアちゃんが捕らわれている術式は【解放】【反転】の複合。それも相当高度な。……こんなの私やお父さん以外に作れる人たちがいるなんて。巫女姫の【浄化】の力を無理やり引き出したうえ、反転させて流し込んでる。こんなことをすれば……許容限界による術式崩壊どころか、共鳴波紋現象が起きて」
「オルフェねえ、わかりやすく言って」
「本来封印を強めるはずの力を、その逆の力に変換して叩きつけることで封印を解こうとしてる。それだけじゃなくて、その力を邪神の餌になるように加工してるの」
「まずい。でも、エレシアちゃんを助ければ」
「奥を調べる。ちょっと待って」
オルフェが【土】の魔術で大地の声を聴き、魔力を浸透させ、見えないものを見通す。
そして、顔を青ざめさせた。
「これ、こんなものが、どうして、こんなところに。封印はもうダメ。ここまで壊れてたら時間稼ぎぐらいしかできない。時間稼ぎするにも巫女姫の力がないと……まずは全力でエレシアちゃんを術式から解放する。魂とのパスを解析、擬装鍵の構築、接続、迂回パスの形成、概念転換、切断、解放」
俺から見てもほれぼれする手際で、エレシアと術式の接続を解除しつつ、封印に刺激を与えないようにていねいに術式を書き換えた。
十分後には、エレシアが解放された。
「ニコラちゃん、なんとしてもエレシアちゃんを起して。はじけ飛ぶ寸前の結界を抑えるには巫女姫の力が必要」
「ん。わかった」
ニコラが懐からポーションを取り出しエレシアに飲まそうとするが、眠っている彼女は吐き出してしまう。
「スラ!」
「ぴゅい!」
ニコラの要望で注射を取り出す。ニコラは濃縮液を注射に注ぎ、血管に直接ポーションを流し込んだ。
さすがは、【錬金】のエンライトといったところか。
エレシアがゆっくりと瞼を開けた。
「オルフェ様、私、どうして、ここに」
「話はあと、エレシアちゃん。全力で浄化の力を解放して。エレシアちゃんが捕らわれていた術式をそういう術式に作り替えた。……辛いと思うけど何も考えずにただ力を振り絞って」
「はっ、はい、やりますわ」
状況がわかっていないようだが、オルフェのいうことだからと、エレシアが全力で、姫巫女の力を発動する。
さんざん力を絞られたあとの全力で辛そうだが、なんとか封印は少しだけ持ち直したようだ。
エレシアが青ざめた顔をしている。巫女姫だけあって、封印の状態が相当まずいことになっているを感じ取ったのだろう。
当面の危機がさり、オルフェが胸をなでおろす。
「これで、ちょっと時間を稼げた。あとは、術式を強化して少しでも……」
そう言いかけたときだった。
こつん、こつんっと足音が聞こえた。
「だめじゃないか、せっかくあと少しだったのに。ここまでにどれだけ苦労したと思っているんだ」
その男は黒い神官だった。
声からして若い男だろうが、黒い眼鏡に黒いマスク顔がよくわからない。
臭い……とてつもなく。これは向こう側の匂い。
こいつはただの人間じゃない。すでに別の世界からの力を身に宿して人間を辞めている。邪神と眷属となっていた。
なるほど、守護騎士たちが手も足もでないわけだ。
「悪い子にはお仕置きしないとねえ」
男の背後からさらに五人現れる。
そっちは、邪神の力を受けているが、まだ人間の範疇で収まっているようだ。
……この男はミスを犯した。
せっかく、俺たちがほかに気を取られているのだから、奇襲をかけるべきだった。
その愚かさ、付け込ませてもらおう。
俺は怒っているのだ。
短い間とはいえ、家族のようにすごしたエレシアをひどい目にあわせた。そして、オルフェを襲った悲劇を繰り返そうとしている。。
この身はスライムなれど大賢者。邪神の眷属などたやすく喰らって見せよう。
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種族:フォビドゥン・スライム
レベル:9
名前:マリン・エンライト
スキル:吸収 収納 気配感知 使い魔 飛翔Ⅰ 角突撃 言語Ⅰ 千本針 嗅覚強化 腕力強化
所持品:強酸ポーション 各種薬草成分 進化の輝石 大賢者の遺産 フォレスト・ラット素材 ピジオット素材 ホーン・バンビー素材 デンクル・ラット素材 ニードル・ベア素材 グラッジ・ドッグ素材 スロック・チンパ素材
ステータス:
筋力E+ 耐久E 敏捷E+ 魔力E 幸運F+ 特殊EX
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