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たぱぞうの米国株投資

米国株投資で人生の選択肢を増やすという提案です。某投資顧問のアドバイザーをしています。

Tapa's U.S. Stocks Investment

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楽天証券で口座開設するメリットデメリット

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楽天証券で口座開設するメリット

 困難な時代を生き抜くために、株式投資を始めとする投資スキルの向上は必須になりつつあります。給与上昇が限られ、支払いする社会保障費が増大し、年金支給年齢が引き上げられる。こうした現状を私たちは生きているからです。

 

 今ある生活を維持、あるいは向上させるためには「お金に働いてもらう」という発想が必要になります。人口減社会を生きるということは、国家レベルのみならず、個人レベルでの縮小経済に直面するからです。

 

 「お金に働いてもらう」ための1つが株式投資です。この「たぱぞうの米国株投資」では、特に米国株投資に焦点を当て、米国株投資での資産形成を提案しています。

 

 それでは、株式投資はどのように始めれば良いのでしょうか。誰にでもできる投資の一歩は、ネット証券で口座を開設することです。そして、ブログや書籍で銘柄を調べ、ETFや確定拠出年金を始めるということになります。

 

 手数料面で圧倒的な強みを持つネット証券を選択することは、巨額の運用資産を持たない個人投資家にとっては妥当性ある判断になります。ただし、ネット証券はそれぞれに強みと弱み、メリットデメリットがあります。

 

 ですから、それぞれ目的に応じて口座を持っておき、資産を効率よく運用していきたいものです。ここでは、米国株投資と確定拠出年金に強みを持つ楽天証券を紹介します。

楽天証券はネット証券大手5社で2番目の口座数

 ネット証券大手5社で2番手に位置する楽天証券です。

1 SBI証券 350万口座
2 楽天証券 204万口座
3 マネックス証券 170万口座
4 カブドットコム証券 105万口座
5 松井証券 100万口座前後

 最大手のSBI証券には及びませんが、業界内では確固たる地位を築いています。ネット証券大手5社のうち、米国株取引ができるのはSBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社です。したがって、この3社のメリットデメリットを見極めることが大切です。

 

 そして、それぞれの強みを生かした投資をするのが良いでしょう。

楽天証券のメリットは確定拠出年金

 楽天証券の強みは何といっても確定拠出年金iDeCoです。

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 ここに書かれているように、楽天証券の場合は確定拠出年金iDeCoの運営管理手数料が10万円以上で無料になります。これは業界最安水準になります。

 

 月々14000円が限度額の公務員や、月々23000円が限度額の厚生年金加入者にとっては大きな意味があります。少額投資で多くの手数料を取られるのは割に合いません。

 

 それが、10万円以上の積み立てならば、比較的早く無料サービスの恩恵を享受できます。たとえば、14000円の積み立てならば、およそ8か月で無料の基準を満たすことができます。23000円の積み立てならば、およそ5か月です。

 

預け入れが10万円以上で無料ということは・・・

月々14000円積立⇒8か月で無料

月々23000円積立⇒5か月で無料

 

 他社はもっと上限が高く設定されていますので、毎月運営管理管理料を支払わなくてはいけません。手数料はパフォーマンスに大きく影響します。

 

 そのため、比較的少額での運用が前提になる確定拠出年金では、運営管理手数料が最安の楽天証券を選ぶというのが理にかなったネット証券の使い分けとなります。

 

 繰り返しますが、ネット証券3社の中でも10万円以上での預け入れで運営手数料が無料というのは楽天証券だけです。他社は50万円以上の預け入れですから、上限が小さい場合は数年にわたって高い手数料が発生します。

 

預け入れが50万円で無料ということは・・・

月々14000円積立⇒36か月で無料

月々23000円積立⇒22か月で無料

 

 これだけ期間に差が出ます。公務員の場合は実に運営手数料が無料になるのに3年もかかってしまうのです。

確定拠出年金iDeCoの手数料の仕組み

 確定拠出年金iDeCoの手数料の仕組みについて触れておきます。

 

国民年金基金連合会の手数料:加入時2777円、毎月103円

運営管理手数料:楽天・SBIは324円。楽天は10万以上の預け入れで0円。SBIは50万以上の預け入れで0円。

事務委託手数料:積立あり167円 積立なし64円

 

 つまり、毎月積み立てだと167円の手数料が取られます。

 

 これが、運営管理手数料の無料基準を満たさない、つまり預け入れが少額だとこうなります。

 

103円+324円+167円=594円

 

 手数料を月に600円と考えると年間で7200円になります。公務員の積み立て限度額である14000円で考えると、半月分です。いかに手数料が高いかということですね。

 

 これが、楽天証券で10万円以上の預け入れになるとこうなります。

 

103円+167円=270円 運営管理手数料がかからないと半額です。年間にして、およそ3000円ですね。

 

 確定拠出年金iDeCoは特に積み立て額が小さいほど手数料を気にしたほうが良いでしょう。投資額に対する手数料の比率が大きくなってしまうからです。

楽天証券で確定拠出年金iDeCoをする際に選びたい投信

 米国株推しの私からすると

 

 「たわらノーロード 先進国株式

 

 これ一択です。これはベンチマークが人気のニッセイ外国株式インデックスファンドと同じMSCI コクサイ インデックスです。もし、ダウ30種連動やS&P500連動が出れば乗り換えたいところですが、まだまだ商品が限られます。

 

 私なりの考え方を述べると、確定拠出年金では国内株式・債券は選択しません。リターンが低いからです。確定拠出年金は投資額が限られますから、株式が含まれているほうが良いでしょう。

 

 そうすると、海外株式あるいはディフェンシブにバランスファンドということになります。海外株式の場合は、北米への投資が必須です。新興国は外します。

 

 次に、信託報酬を見ます。できれば0.25%以下を探します。すると、ほとんどの商品が外れます。これらの条件を満たし、最後に残ったのが「たわらノーロード 先進国株式」ということです。

 

 投資額にもよりますが、楽天証券の場合は、「たわらノーロード 先進国株式」一択で私は良いと思っています。

 

 今現在、やや商品ラインナップが少ないですが、今後の拡充に期待をしたいですね。

関連記事です。

 こちらの質問者様は第一号保険者ということで、今後運用額も大きくなることが見込まれます。そうなると、運用額の大小にこだわらなくてもよいですね。

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 確定拠出年金iDeCoはまさにコツコツ投資の王道となります。所得控除、退職控除とのバランスを見つつうまくやっていきたいですね。

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 確定拠出年金には以下のようなデメリットもあります。自分の属性を考えて投資をすることですね。40歳以下の場合には所得控除による節税メリットが大きいです。また、退職金が少ない、あるいはない場合は退職控除を大きく使えますので有利な制度です。

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