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動労東京ブログ

国鉄東京動力車労働組合(略称:動労東京) 2016年6月1日結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の正規・非正規の労働者で組織する労働組合です。 全国・全世界の労働者とともに、国鉄1047名解雇撤回・外注化阻止・被曝労働絶対反対で闘います! 〒111-0041 東京都台東区元浅草2-4-10 五宝堂ビル5階 電話 03-3845-7461 FAX 03-3845-7463

元動労東京組合員の大西秀宜より動労東京に関する実情暴露

私は、元動労東京組合員の大西秀宜です。

2015/7/1より、2017/3/31まで、株式会社JR東日本テクノハートTESSEI 東京サービスセンタにて勤務し、同時に中核派の構成員でもありました。

その後、”ストーカー規制法”違反として警視総監名で警告書を受け取りました。

権力が怖れるのは動労東京ではなく大西であり、私に対して真っ先に言論弾圧攻撃を仕掛けているけれども、動労東京も中核派も全体主義思想に陥っていて理解できないと考え、こうして内情を暴露することにしました。

株式会社JR東日本テクノハートTESSEI 東京サービスセンタは、”ハーバードの授業で絶賛されたJR東日本の「新幹線お掃除劇場」”

といわれる通り、ハーバード大学も絶賛するのですから、それはウラを返すと資本家の搾取の対象であり、ココでちゃんと仲間を増やせばいいと考えてきました。

しかし、複数回酒気帯び出勤してしまい、それを咎められて、本年3月に雇い止めされてしまいました。

”株式会社JR東日本テクノハートTESSEI”については、雇い止めされた恨みはありますが、フツーの企業と比較して取り立てて問題があるとまでは思いませんでした。

本来委員長である吉野元久や、事務局長である飯田英貴ら動労東京としては、このような雇い止め攻撃に対してこそ闘うべきです。

それが、闘う労働組合のありかたです。

しかし、吉野元久も飯田英貴も、その他動労東京の組合員も、闘ってくれませんでした。

理由は、私がブログを掲載し続けていることが、中核派内部の約束に違反するから、です。


けれども、そこまで言ってしまえば、”動労東京に加盟する”というのはイコール、”中核派に入る”、ということになってしまいます。

自分は中核派ではない、と言っておいて、動労東京で闘争を始めたとしても、後出しで吉野元久らから、

「中核派の主張と違うから、あなたの闘争はしない」

と言われてしまい、けっきょくは中核派の主張に従わざるを得なくなるからです。


ブログを掲載する、というのをやめさせるなどというのは、いくら中核派内でそう一致していようが、将来自分らが革命を成し遂げたときに、言論の自由を保証すべき立場になるわけですから、その考えの過ちは訂正し、ブログの掲載は自由にせねばなりません。

中核派的には、それが警察公安からマークされ、思想情報をダダ漏れさせるから、という理屈のようですが、そういう理屈の上で自分らが言論統制をするというのは、それはもう北朝鮮そのものになってしまいます。

北朝鮮だって、”朝鮮民主主義人民共和国”として民主主義を訴え、さらには革命までをも訴えているのです。

革命までの暫定措置として、言論弾圧をしているのです。


それと中核派=動労東京となにが違うのでしょう?


私には、中核派は、北朝鮮になぞらえて”日本民主主義人民共和国”を作りたがっているように見えます。
だから、北朝鮮の失敗には目もくれずに、100年前のロシア革命に倣って、実体のない”労働運動”を唱える全体主義に陥っています。

ちなみに、北朝鮮の第一党は、”朝鮮労働党”ですからね。
ついでに、北朝鮮もマルクス主義を主張しているのですからね。

だから、中核派の者たちは、韓国情勢について、韓国、アメリカ、日本等の”資本主義・帝国主義”について批判はしますが、北朝鮮について批判はしません。

その行きつく先は、やはり”日本版北朝鮮”でしかありません。

そういえば、左翼主義者たちは北朝鮮をかつて”地上の楽園”と評したわりに、どうしてこうなったかの考察もまた全くしているようには見えません。

またナチスだって、”国家社会主義ドイツ労働者党”ですからね。

しかし、私は中核派が築き上げてきた思考の全部を否定するつもりはなく、労働運動の大切さは理解するつもりです。

けれども、その労働運動とは、たとえば職場で文化とか芸能とか恋愛とかシモネタとか、その他下世話な話とか、ありとあらゆるさまざまな話ができ、友達関係・信頼関係ができた上で、もっというとできればお互いの人格を尊敬できて、初めて成り立つものだと私は考えます。


それなくして、「〇〇すべきだ!ウワァァァァァ!!!」とか言って内輪だけで喜んでいる”労働運動”は、実体がなく、中核派の主張を私は、北朝鮮とかナチスとかとなにも違わないと思います。

ただ、中核派は第一党になるだけの戦略がなく、だから友達関係を築き上げたり、ヒトの主張を聞く耳を持った人間がいなく、無意味な「街宣とかビラ配りとかしていればいつかは増える」なんて能天気に考えている者たちばかりなので、いつまで経っても少数派なのだと考えます。

動労東京も中核派も、友達関係も信頼関係も全然なく、尊敬できる人もほとんどいなく、正直言ってつまらなかったです。

だからいまこうして私は反旗を翻すのですし。

私がいっくら言っても、けっきょくは「街宣とかビラ配りとかしていればいつかは増える」なんて発想(これもまた全体主義思想です)に行き着いてしまうのですから、これをどう立て直すか、賢明な方々には、私が悩んだことは容易に想像していただけると思います。


私はそれらについて徹底的に討論したかったのですが、中核派=動労東京では討論する場すらありませんでした。

討論する場すらないのに、動労東京において私はブログ作成能力だけは認められて、こうしてブログの作成だけは任せられました。

このブログを私が放り出されてから誰も更新できてないのですから、それだけ私に頼っている面があったはずですが、そうして私を使う一方で、私の主張には耳を貸さなかったのですから、こんな全体主義の高慢な労働組合に入ってはなりません。
身も心も崩壊させられてしまいます。

私も酒気帯びなどしなければよかったのですが、実情を言うと、動労東京=中核派の全体主義的なものごとについて、既に示した通り、矛盾をたくさん発見し、さまざまに考えてきました。

それについていくら言っても、吉野元久らは聞く耳持たずで、私もどうしたらこの動労東京=中核派の根底的な腐敗を回復できるのかをとことん悩んで、疲弊して、その結果として酒気帯びになってしまったのです。

いまは私は動労東京=中核派からは身を引いて元気になり、お酒の量も減らせています。

だからこそみなさんには、動労東京=中核派に騙されることがないように、こうして内情暴露している面もあります。

そして私は先日4/28に、警視総監名で、私のブログ上の発言がストーカー規制法違反に当たるとして、刑事5人くらいに連行されて、万世橋署でこれをもらいました。





けれども私はこの内容は一切異なっているし、そもそも昨年6月に私がアイドルである岩田華怜と電話で話した内容というのは、私が体験した事実と異なるものが多く、そもそも私をストーカーとして怯える女の子が電話で饒舌に話せるなんて矛盾点が多すぎ、最近使われるようになった同時音声変換技術という”新捜査手法”が使われたと私は主張してきました。


また、そもそも自分のブログに書く行為がストーカー規制法にあたるはずがありませんし、岩田華怜はAKB時代に握手会をしていたのですから、私が会場に現れることを”押し掛け”たなどとするのは全くもって警察公安の恣意であり、その本質は言論弾圧攻撃なのです。

これについても、私はこの警告書を受ける以前から、私はAKBでも問題を持っていると、ずっと主張してきました。

動労東京も中核派も、私の言うことは一切聞かず、中核派東部ユニオンの白井や、小泉義秀は、

「大西はAKBの女の子に対して危ないことをする人間だから、会わないように」

と、他の組合員に対して言い、私を孤立させました。

そうじゃなくてこれらはすべて、権力が私を怖れた活動である、といくら主張しても、彼らは聞く耳を持ちませんでした。
動労東京の吉野元久や飯田英貴も、

「これは動労東京に対する攻撃だと思っているよ」

と言って、闘いとして取り上げようとせず、私に対する個人弾圧だとする私の主張は認めませんでした。

ならばどうして、私が中核派も動労東京も辞めた後に、自分のブログの書き込みを、”ストーカー規制法違反”などとして弾圧できるでしょうか?


しかし、中核派も動労東京も、全体主義思想の末期的症状だから、私がどう感じて、どう訴えているか?なんて興味がなくて、自分達にとってどう利用価値があるか?でしか判断しません。

それってもう権力の発想そのものであって、そんな者が政府を打倒したら、それこそ北朝鮮のような恐怖政治になるのは自明なのに、彼らはその論理が理解できないのです。


私がどう感じて、どう訴えているか?を聞き、「ほう、現場でリアルに動いている人はそう考えるのか!」と、詳しく知ろうとする・・・・「労働運動」ってそういうものですよね。

中核派や動労東京は、現場の声が全く聞けない、硬直化した組織になってしまっています。


そもそも私は日立製作所を不当に懲戒解雇され、それも問題にしてくれと言っていたのに、問題にさえしてくれませんでした。

仕方ないから日立製作所時代に交通システム社で身に着けたさまざまな鉄道の知識を、動労総連合の闘いに取り入れたいと思って発言したのに、それさえも検討してくれませんでした。


中核派や動労東京は、日本政府・安倍政権以上に、もういろいろと終わっています。


中核派や動労東京だけでなく、日本政府が監視し、問題としている私のブログです

日立製作所を公益通報したにもかかわらず違法に解雇されたおーにっちゃんのブログ
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動労東京 第6号 2016年12月5日

交通機械サービスと団体交渉

「仕事に誇りが持てる職場に」

大幅賃上げを勝ち取ろう

 国鉄東京動力車労働組合と(株)交通機械サービスは、11月18日に団体交渉を行いました。今回、東京臨海高速鉄道の車両基地で清掃業務を担う八潮事業所の切実な職場要求として掲げた三点(要員不足の常態化を改善すること、休憩室を確保すること、管理棟業務を見直すこと)をめぐって交渉を行いました。


働く者が将来を描ける労働条件を確立させよう

■要員不足の常態化の改善について
(組合)入社してもすぐにやめる人が多い。要員不足が常態化している。公休、特休に出勤しないといけない。体が持たない。会社は認識しているか?
(会社)認識している。ハローワークに募集はかけている。本社からの応援態勢も作っている。しかし、人は入るが長続きしないという悪循環になっている。
(組合)人が集まらないのには理由がある。将来が見える労働条件、定着できる条件ではないからだ。清掃は大切な仕事だ。鉄道の安全を守る仕事でもある。募集をかけても集まらなかったことの責任は会社にある。「足りないから本社から応援に」というのでは成り立たない。
 募集しても人が集まらないのは誇りが持てない職場になっているからではないか。皆が仕事に誇りが持てるような労働条件を確立すべきだ。そのためには大幅に賃金を上げる以外にない。労働者が将来を描ける条件を確立することが会社の義務だ。


会社は清掃の仕事をなめるな!

■管理棟業務の見直しについて
(組合)車両清掃をやって、15時から管理棟の清掃業務は体がきつい。
(会社)管理棟業務は契約に入っている。(車両清掃と)どちらが大事だというのではなく、同じ仕事だからやっていただくしかない。(車両清掃と管理棟業務の両立は)時間で分けてやっているのできついとは思わない。
(組合)徹夜勤務は午前1時半まで10両編成を6本清掃し、2時間半寝て新木場に行って10両編成を1本清掃している。最終電車となると嘔吐物の処理もある。みんな生活のために頑張っているが、どれだけ大変か、役員の皆さんも一度経験してみたらどうですか!
(会社)私も乗っているがそんなに汚れていない。
(組合)当たり前でしょう! 労働者が清掃した電車に乗っているんだから!
 また、会社は「環境アクセスがやっていた時代から施設も人数も引き継いでいる。それでいままでやってこられている」とも言いました。これまでもやってこられたんだから増員も必要ない、休憩室もいらない、というのが会社の主張です。 

職場と仕事を労働者の手に取り戻そう!

 会社は「車両清掃も管理棟業務も同じ仕事で大事だ」と繰り返し言いました。冗談ではありません! 会社の言う「契約内容なのだから大事だ」ということと、労働者が「仕事を大事にしている」こととは根本的に違います。会社は結果だけをみて、きれいになったかどうか、その評価を気にしているだけです。労働者が仕事を大事にしているのは、自分や家族、仲間の生活と労働者、乗客、乗務員の安全を守る立場から仕事に誇りを持って大切にしているのです。このことが会社と労働者との間で根本的対立となりました。
 会社が労働者に責任を押しつけ、「辞めても代わりはいくらでもいる」という考えでいる限り、職場では事故も起こり、職場を去る仲間も後を絶ちません。入ってもすぐに辞めざるを得ない「悪循環」の根本原因を断ち切ることが労働組合の本当の闘いです。そのために、労働者が団結して、職場と仕事を管理職から労働者の手に取り戻すことです。
 動労東京は、仲間を大切にし、仕事に誇りの持てる職場にするために引き続き会社と闘います。

動労東京 第5号 2016年11月1日

JRは運転士の仕事をなめるな!

運転士・車掌を守ろう

鉄道業務の全面外注化反対

 JR千葉支社は、佐倉駅で停車中に我慢できず運転席から用を足したことをもって、当該の動労千葉組合員に減給処分、さらに運転士の職を剥奪して千葉鉄道サービス(CTS)の成田駅清掃業務への強制出向を通知しました。
 時間厳守が求められ、簡単に運転席から離れられない乗務員にとって、トイレ問題は切実で深刻です。体調が悪いからといって簡単に休めません。どうしようもなくなって運転席で漏らしてしまった乗務員もいます。「列車を遅らせるわけにはいかない」と必死に耐えながら、それでも我慢の限界を超えて運転席から用を足してしまったことで、どうして運転士の職まで奪われなければならないのでしょうか。列車は1分たりとも遅れてはいません。

不当処分撤回へ、銚子運輸区前で抗議行動に立つ動労千葉組合員(10月21日)
今回の事態を通報した方も「処分してくれと頼んだ訳ではない」という常識的対応であった。

このままでは事故が起こる!

 しかも動労千葉は、ダイヤ改訂の度に、運転士に生理的限界を超えた長時間運転を強制する会社のあり方を問題にし、駅へのトイレ設置の要求も行ってきたのです。この切実な要求を無視し続けてきたのは会社の側です。会社の社会的責任を逃れるために、すべてを労働者の責任にして、生活と誇りを奪う重処分は絶対に許せません。
 これは動労千葉だけの問題ではありません。JRで働く労働者の職場の毎日そのものです。私たち動労東京も、東京臨海高速鉄道の車両清掃の職場で、要員不足の改善を求めて闘っています。職場はギリギリの要員で、風邪を引いても「仲間には迷惑をかけられない」と倒れる寸前まで働き続けている現状です。このままではいつ仲間が倒れてもおかしくないという状況を変えるために私たちは声を上げました。
 また、新宿駅では、ホームで働く労働者が、「立ち番」の1時間交代制に反対して闘いました。3年~4年がかりのJRとの粘り強い闘いで、ついに30分交代を認めさせることができました。夏は暑く、冬は寒いホームでの仕事です。若い労働者が熱中症で倒れたことが闘いのきっかけとなりました。
 いま、大手広告会社「電通」の女性労働者の過労自殺が社会的問題になっています。これまではこうしたことがすべての労働者の責任にされ、闘いにならない労働運動の現実がありました。
 しかし、こういう時こそ労働組合が必要なのです。動労千葉の闘いは、JRや関連企業で働くすべての労働者の共通の課題であり、労働組合を甦らせ、生活と安全を守る闘いです。

JR東日本は、運転士への車掌兼務発令を強行するな!

 この間JRでは、運転士や車掌が乗務中に監視され、些細なことで見せしめ的に攻撃され、乗務をおろされるといったことが相次いでいます。人格や人権まで否定される形で運転士を締め付ければ、鉄道の安全は破壊されます。2005年の尼崎事故では、列車の遅れを理由に運転士が精神的に追いつめられる中で107名の命が奪われました。このままではいつ重大な事故が起こってもおかしくありません。
 さらにJR東日本では、鶴見線営業所と熱海運輸区において、運転士への車掌兼務発令を強行しようとしています。運転士や車掌を締め付け、会社に声を上げさせなくすることと、JRが狙う運転士・車掌も含めた鉄道業務の全面外注化は一体です。
 動労千葉と共に、運転士・車掌の締め付け反対、鉄道業務の全面外注化反対の声を上げましょう。

動労東京第5号pdf

動労東京 第4号 2016年10月24日

このままでは仲間が倒れる

交通機械サービスに団体交渉を開かせよう

 私たちは、東京臨海高速鉄道の車両基地で清掃業務を担う(株)交通機械サービス(KKS)八潮事業所の職場の要求をもとに、10月10日付で会社に団体交渉を要求しました。10月15日付で小笠原KKS社長名で「団体交渉の開催について承知した」との回答がありました。団交開催まであと一歩のところにきています。

いつ、誰が倒れてもおかしくない状況を放置できない!

 私たちが会社に要求した三つのこと(要員不足の常態化を改善すること、休憩室を確保すること、管理棟業務を見直すこと)は、団体交渉開催を要求して以降、ますます切実な課題となっています。

 なかでも、要員不足の問題は深刻です。私たちの組合員も、風邪をひいたにもかかわらず、職場はギリギリの要員のため、「仲間には迷惑をかけられない」という思いで出勤せざるを得ない状況が続きました。結果、本人は風邪をこじらせてしまいましたが、八潮事業所の仲間はほとんどが60代で、いつ誰が倒れてもおかしくない状態です。 先月(9月)は7回夜勤となり、 「徹夜は週一回にして欲しい」ということが職場の強い要求です。しかもこれまでは、徹夜勤務のあとは、「明け」「公休」「特休」で体を休めることができました。しかし、いまは人が足らず、「公休出勤」「特休出勤」が常態化しています。

社長は誠実に労働者の声を聞くことからはじめるべきです!

 会社が発表した「2015年度基本方針と重点実施項目」(2015年4月25日付)においては、「安全を最優先課題として」「きれいで清潔な車両を提供する」ことを掲げ、その「重点実施項目」の一番最初に「安全衛生」が挙げられています。そして「安全衛生」の実施項目に「社員の健康管理」を位置づけています。社員が健康で働ける職場こそが安全を守る第一の課題であることは会社も認めるところです。

 しかし、私たちが団体交渉の早期開催を要求したことに対し、KKSは「準備期間が短いため、開催日時については、日程調整のうえ改めて通知します」と言ってきました。冗談ではありません。何を「準備」するというのでしょうか。社長がやるべきことはまずは職場の切実な声を聞くことです。現場のことを一番良く分かっているのは、そこで働く労働者なのですから。

 労働者が団結して闘ってこそ安全と健康は守られます。動労東京に加入して団体交渉を開かせましょう。

動労千葉 運転士への処分を撤回させよう

 JR千葉支社は「我慢できず駅停車中に運転席から用を足した」ことをもって、動労千葉の運転士に減給処分、さらに運転士の職を剥奪して千葉鉄道サービスの駅清掃業務への強制出向を通知しました。

 JRは、「列車を遅らせられない」という運転士のギリギリの判断が「信用を失墜させた」から処分だというのです。

 しかし、運転士に生理的限界を超えた長時間運転を強制しているのは会社です!労働組合の度重なるトイレ設置の要求を無視し続けてきたのも会社の側です。すべてを運転士の責任にして、労働者の生活と誇りを奪う重処分は絶対に許せません!

 これは、要員不足で、病気になっても会社を休めない私たちの職場の現実と同じです。「仲間に、乗客に迷惑はかけられない」と思うのは労働者として当たり前の気持ちです。動労千葉組合員の「処分撤回・乗務復帰」の闘いは、私たちの職場を変える闘いとひとつです。

動労東京第4号pdf

動労東京 第3号 2016年9月28日

安全崩壊 要員不足 もう我慢ならない!

団体交渉開かせよう

 6月1日、私たちは「国鉄1047名解雇撤回、JRの全面外注化・非正規職化反対、常磐線の全線開通阻止」を掲げて国鉄東京動力車労働組合(動労東京)を結成しました。動労東京は、国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)とともに闘う労働組合であり、JRとJR関連で働くすべての労働者、正社員と契約社員・パートなどの非正規労働者がひとつに団結し、JR東日本と闘う労働組合です。
 私は(株)交通機械サービス(KKS)八潮事業所に勤務し、東京臨海高速鉄道の車両基地で車両の清掃をしています。この度、労働組合を結成し、職場のみんなの声を聞いて、会社に団体交渉を要求して闘っています。
職場の要求は次の三点です。
一.要員不足の常態化を改善すること
一.休憩室を確保すること
一.管理棟業務を見直すこと

このままでは安全が崩壊する

 まず、要員不足の常態化を改善させることです。いま、私の職場では、徹夜勤務は2名で行っています。しかし、要員不足のため、徹夜勤務の回数が多くなっています。以前は月4回か5回であったのが、いまでは6回から7回に増えています。これでは体が持ちません。しかも日勤も要員不足で、本社から応援が来てようやく成り立っている状態です。
 会社は要員不足の状態をしばらく放置していました。募集をかけてこなかったのです。また、人が来てもすぐ辞めてしまう状態です。低賃金が主な原因です。夜勤をやっても、正社員で手取り12万から14万円程度です。会社に根本的な解決を要求して闘います。

会社は車両清掃の仕事をなんだと思っているのか!

 二つ目は休憩室の問題です。昼休みの休憩は詰め所で行っていますが、狭くて昼寝もできません。十分に体を休めることができない。これは安全に関わる問題です。休憩室をつくるスペー スは会社にあります。安全に仕事をするための休憩室の設置を要求します。
 さらに管理棟業務の見直しです。私たちは車両清掃以外に、管理棟を清掃する仕事が課せられています。ゴミ集め、風呂掃除、トイレ掃除、運転士や車掌の仲間のためのベッドメイクを毎日やっています。 しかし、本来車両清掃は、電車を快適に安全に走らせる重要な仕事です。 集中して行うものです。しかし、管理棟の業務が入れば、疲れて車両清掃に集中できません。「管理棟業務は嫌だからやりたくない」というレベルの問題ではなく、会社が車両清掃の業務とそこで働く私たち労働者を軽んじていることが許せないのです。

会社は誠実に職場の声に耳を傾けるべきです!

 私たち国鉄東京動力車労働組合は、すでにKKSに団体交渉を申し入れましたが、会社は労働条件の具体的な内容を提示しないと団体交渉の日時が提示できないという不誠実な回答をしてきました。
 しかし、そもそも団体交渉権は憲法で保障された労働基本権であり、使用者側が労働組合に「団交内容」を明らかにすることを要求することは団体交渉権の侵害です。KKSは早急に団体交渉に応じるべきです。

動労千葉がストライキ

動労千葉は9月13日から連続指名ストに突入。運転士の過酷な労働強化に対して、命と安全を守る闘いです。(写真)

動労東京第3号pdf

プロフィール

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動労東京
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非公開

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