「人生の辛い時期」を乗り越えるアプローチ6つ
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どんな人も生きていれば辛いことを経験します。困難なときを乗り越えるのに一番大切なのは、辛い現実へのアプローチの仕方です。
辛いことに見舞われたときの考え方と行動の仕方をご紹介しましょう。
1.大局的な視野を持つ
辛いときは、問題の程度がわからなくなり、現実が見れなくなります。問題を深刻に考え過ぎて、恐れるあまり立ち往生してしまい、物事を決めたり変化させたりして、状況を改善することができなくなります。恐れがあるせいで、するべきことができなくならないように注意しましょう。自分の中にある恐れを認識して対処してください。できることに集中して日々の小さな作業に意識を向けて、少しでも物事を進捗させるのです。先のことを考えず目の前の瞬間だけを考えましょう。そして、「今現在」に集中してささやかでも行動を取っていけば大丈夫なのだと思いましょう。
2.心配しても事態は改善しない
心配しても事態は改善もしなければ楽にもなりません。なぜなら心に恐れを抱いているからです。それは、勇気が無い人間だからではなくて、今は辛いので強くなれないと言う意味です。失敗するかもしれないと思ったところで、実際に失敗するわけではありません。今こそ不安や自信喪失を克服して、諦めない心を持つときです。人は自分で思っているより勇敢であり賢明なのです。自分の能力はこの程度だろうと思っているより2倍も高い能力があります。人は見かけより強靭なのです。
3.経験により強くなれる
経験は手に入る中で最も貴重なものです。あなたと同じ体験をしている人は誰もいません。今のあなたは経験の産物です。あなたの中の強みは経験により得られたものですし、これからする経験は成長の助けとなります。ときには辛い体験もありますが、自分の殻を破らないと強くなれないことは誰もが内心わかっています。そこを乗り越えて強くなると、もっと自信が持てるようになります。
4.ネガティブな心にもポジティブ思考を絶やさない
物事がうまく運ばず辛いときは、自分の心を守る術を学ぶべきです。いつのまにか気持ちをコントロールできなくなりネガティブ一色になるに任せてはいけません。うっかりすると、ネガティブ思考はさらにネガティブな状態を招きますから、自分の心を守りポジティブ思考になる術を学ぶべきです。
5.人生は楽ではないが、それだけの価値はある
戦って獲得するに値するものは、何であれ簡単に得られるものではありません。人生で価値あることを達成するには、努力が必要です。今日は昨日より向上していなければいけないのです。なによりも、努力と目標を適切に連携させるべきですし、目標は行動と連携させるべきです。簡単ではありませんが、間違いなく、やるだけの価値はあります。
6.明けない夜は無い
忘れてはいけません。この悪い状況は永遠に続くわけではないのです。今は真っ暗なトンネルの中にいるような気がしても、必ず終わりがあります。トンネルの出口まで何とか通り抜けましょう。
What You Need to Know and Do When Tough Times Hit Hard | Inc.
Lolly Daskal(訳:春野ユリ)
Photo by Michael Blann/gettyimages.