アフガニスタン ISの地域組織トップを殺害と発表
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アフガニスタン政府は、国内でテロを繰り返している過激派組織IS=イスラミックステートの地域組織のトップをアメリカ軍と合同の軍事作戦で殺害したと発表しました。
アフガニスタン政府と現地に駐留するアメリカ軍は7日、声明を発表し、アフガニスタンに拠点を置くISの地域組織のトップ、アブドゥル・ハシブ幹部を軍事作戦で殺害したと発表しました。
作戦は先月27日、隣国パキスタンとの国境に近い東部ナンガルハル州で政府軍とアメリカ軍が合同で行い、ハシブ幹部のほかにも複数の指揮官や戦闘員を殺害したということです。ハシブ幹部は、ことし3月に首都カブールで軍が運営する病院の襲撃を戦闘員に指示したほか、住民の殺害なども命じたということです。
アフガニスタンでは3年前に国際部隊の大部分が撤退しましたが、代わりに治安を担うはずの軍や警察の育成が進まず、反政府武装勢力タリバンに加え、ISの地域組織がテロ活動を活発化させてきました。アフガニスタン政府は、アメリカ軍による空爆などの支援を受けながらタリバンやISに対する軍事作戦を続けていて、今後、過激派への対応をさらに強める方針です。
作戦は先月27日、隣国パキスタンとの国境に近い東部ナンガルハル州で政府軍とアメリカ軍が合同で行い、ハシブ幹部のほかにも複数の指揮官や戦闘員を殺害したということです。ハシブ幹部は、ことし3月に首都カブールで軍が運営する病院の襲撃を戦闘員に指示したほか、住民の殺害なども命じたということです。
アフガニスタンでは3年前に国際部隊の大部分が撤退しましたが、代わりに治安を担うはずの軍や警察の育成が進まず、反政府武装勢力タリバンに加え、ISの地域組織がテロ活動を活発化させてきました。アフガニスタン政府は、アメリカ軍による空爆などの支援を受けながらタリバンやISに対する軍事作戦を続けていて、今後、過激派への対応をさらに強める方針です。