どうも、ほのぼの社蓄くんです。
今日は土曜日ですが、あんまり天気が良くなかったのが残念ですね(´・ω・`)
さて、今日も、電気の知識を披露したいと思います!
またまた、電柱について書きたいと思います。
電柱の一番上の線には電気は流れていない
電柱の頭についている、一番上の線は架空地線といって、電気は流れておらず、接地されています。
接地というのは、アースのことで、洗濯機などからコンセントとは別に、緑のケーブルが出ていると思います。
この線がアース線といって、地面に埋めたり、接地されている金属にまきつけるなどしておかないと、洗濯機が壊れて漏電していた際などに誤って洗濯機に触れると、感電してしまうおそれがあります。
つまり、誤解を恐れずにいいますと、アースというのは危ない電気を逃がすための措置といえると思います。
架空地線の役割は雷から設備を守るため!
なぜ、電柱の一番上にアースされている線が必要かと言うと、簡単に言えば、雷から電線、変圧器などを守るためにあります。
雷が電線や変圧器に直撃すると、雷の電流が電線を流れ、それにつながっている家庭の設備や工場の機器などにも影響がでるおそれがあります。
架空地線が電線の上にあると、雷は電線に落ちずに、この架空地線に落ちるらしいので、電線が守られる、ということらしいですね!
架空地線はアースされているので、架空地線に落ちた雷のエネルギーは、そのまま地面に逃がされます。
この架空地線には遮蔽角というものがあって、その中に入っているものは、雷から架空地線が守ってくれるそうです。
ちなみに、この架空地線は、送電鉄塔にもついていますし、変電所の設備にも同様のものがあります。
電気主任技術者と言う資格について
大学のときに、第三種電気主任技術者という資格を取得したのですが、そのときに、このような設備について詳しく学びました。
先日の電柱先細りの記事や、この記事等の知識は、そのときの勉強がベースになっています!
本日もご覧いただき、ありがとうございました。