風力発電所でゴンドラが転落 作業員2人死亡 石川

12日夕方、石川県志賀町にある風力発電所の敷地内で、ゴンドラが崖下に転落する事故があり、ゴンドラに乗って木の伐採作業にあたっていた男性作業員2人が死亡しました。
12日午後5時20分ごろ、石川県志賀町酒見にある、あいの風酒見風力発電所の敷地内で、クレーンにつり下げられたゴンドラが崖下に転落しました。

警察によりますと、ゴンドラには、木の伐採作業にあたっていた男性作業員2人が乗っていたということで、このうち1人はその場で死亡が確認され、もう1人は病院に搬送されましたが、まもなく死亡しました。

消防によりますと、現場は風力発電の風車が立ち並ぶ山の中で、ゴンドラは、クレーンが設置された地面からおよそ10メートル下まで落ちていたということです。

警察は2人の身元の確認を進めるとともに、13日に現場検証を行って、ゴンドラが転落した原因や作業の進め方に問題がなかったかなど、詳しい状況を調べることにしています。