山本亮介、小松隆次郎
2017年5月13日11時59分
「共謀罪」法案をめぐる国会審議が深まらない。原因のひとつは金田勝年法相の答弁が不安定なことにある。
12日の衆院法務委員会。民進党の山尾志桜里氏が「共謀罪」の捜査手法について尋ねたのに対し、金田氏は「実務の詳細にわたる」などと繰り返し、具体的な答弁を避けた。
山尾氏が「正確に答える自信がないということですので」と、法務省刑事局長の答弁を求めると、金田氏は自席で「自信がないとは言っていない」と気色ばんだ。だが、結局質問には答えず、刑事局長が代わって答弁をした。
そもそも慣例的に全会一致で認…
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