大事な商談や大切なデートなど、ここ一番の場面で気になる口臭。
自分では気づきにくいものですが、エチケットとして、少しでも和らげておきたいものです。
そこで、気になる口臭の原因や、効果的な対策をご紹介します。
口臭は有毒ガス!?
口臭は非常に人が敏感に感じやすく、日々のケアが大切です。
あまり知られていませんが、口臭の原因となる成分は、硫化水素、アンモニア、メチルメルカプタン、アセトンなどの量が多くなると、「早く換気をしなくては!」と誰もが感じてしまうような、ひどい臭いを放つ有毒ガスの成分です。
これらは揮発物質なので息に混じって拡散しやすいのも特徴です。さらに揮発物質の臭いは、ごく微量でも人間が嗅ぎ取りやすいという性質もあります。
セルフチェックをしよう
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そこでおすすめしたいのが、口臭のセルフチェックです。もし自分の口臭がきついことを知っていれば、「予防しよう」という気持ちが起こります。
セルフチェックの方法は、まず口をしっかり被うようなマスクをつけて、何度かゆっくり息をします。もし、マスクから変な臭いがしたら、それがあなたの口臭です。
「マスクが臭いのですが?」という質問がQ&Aサイトで、よく投稿されていますが、あれは、マスクが臭いのではなく、自分の息が臭いという可能性も高いのです。
誰もが口臭予備軍
だ液には口内の強い殺菌・抗菌・洗浄効果があり、口臭予防には絶対に欠かせません。
普段どんなに口内を綺麗にしている人でも、だ液の量が減れば必ず口臭が出てしまいます。
口臭を防ぐには、いかにだ液量を多く保つかにかかっている、といっても過言ではありません。
口臭が発生する原因
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どんな食べ物であっても、そのカスが口に残る限りは臭いの元になる可能性があります。
通常であれば、唾液が酸性に傾いた口内を中和してくれますが、唾液の分泌が減ったり、唾液の中和能力が低い人の場合はその働きが低下して、悪玉菌が暴走してしまうのです。
舌を清潔に
食後に歯を一生懸命磨く方も多いと思います。しかし、じつは歯にはほとんど食べ物は残っていません。
残っているのは、ほとんどが舌の上なのです。
舌の上には舌乳頭と呼ばれる無数のヒダがあって、そこは食べ物が詰まりやすい形状になっています。
そこで、口臭予防には舌を清潔にすることが最も大切となります。
舌を磨くときの注意点
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しかし、せっかくの舌磨きも間違った方法では逆効果です。
1つは強く擦りつけないことです。舌苔を取ろうとクリーナーを強く押し付けてしまう人がいますが、これは良くありません。
舌に強い刺激を与えると舌苔をさらに悪化させる原因になってしまいます。軽く当てるだけにしましょう。
注意点の2つ目は、歯磨き粉を付けて磨くことです。普通の歯磨き粉を濃い濃度で付けると、舌には刺激が強すぎるのです。
舌への刺激によって逆に舌苔を悪化させる可能性があるので、必ず何もつけずに舌磨きをするようにしましょう。
以上、あなたの口臭は大丈夫!?効果的な対策は舌を清潔にすることだった!…でした。