技能実習生が失踪して不法滞在者になる事件
◆外国人技能実習制度は奴隷制度
テーマ 余命82号 外国人「技能実習制度」の即刻廃止を求める
ご意見、ご要望
「技能実習制度」で来日した外国人が、実習先からいなくなる事例が相次いで
いる。法務省によると、今年は10月末までに約4930人がいなくなっており、年間で最多だった昨年の4847人をすでに上回った。(中略)失踪者の多くは、不法滞在しているとみられる。(2015.12.20 朝日)
不法滞在は犯罪である。更に、滞在中の生活の糧が合法的に得られるとは考え難い。
この制度が、犯罪を生み出す要因となっているのは明白であり、その犠牲者となるのは一般国民である。
国民の生命と財産を犠牲にしてまで、外国人に技能や技術を学んで貰う必要は全く無い。国民の安全を守る為に、外国人「技能実習制度」の即刻廃止を強く求めるものである。
外国人技能実習生がたくさん失踪していて、日本のどこかに潜伏し、不法滞在者となっている現実。
本当に治安上も問題です。
産経新聞によると、
2015.5.15 14:00
相次ぐ外国人技能実習生失踪 でも受け入れ停止措置ゼロ 現行規定は空文化
毎年こんなに失踪しているんですねー。
26年は過去最多の4851人が行方不明だそうです。
どうしてこんなに失踪しちゃうのか。
大きな理由のひとつとして、奴隷状態に耐えられないというのがあるのです。
技能実習生の労働環境
時給は200円から300円くらい。
既定の就労時間があるが、実際はそれを超過した労働をさせられている。もちろん残業代はでない。
結婚はだめ、妊娠もだめ。
祖国のブローカーにお金を返済するため、年季奉公が明けるまでは、勝手にやめられない。ブローカーによってはペナルティが発生。
決められた休日と病気以外はほとんど休みは認められない。
だいたいこんなかんじです。
技能を習得するための、実習生なので、低賃金で使えるわけなのです。
外国人に手厚い、人権人権うるさい日本で、こんなことが行われているなんて信じられないことですが本当です。
しかも公の制度です。
技能実習生関係の仕事をしている人と、受け入れている農家の人からわたしが直接聞いた話です。
そしてネットにでている話しと照らし合わせました。
安田浩一のレポートも見ました。
あれは事実が書いてありましたね。
左側は捏造とかするので、信用できない場合もありますが。
3年間の実習期間が終わり、祖国に帰っていく実習生は、「日本になんか二度と来たくない」と言っていくそうです。
外国人の労働者の扱い方としては、なかなかいいと思いますね。
このくらい悪条件にして、安易に日本にこさせないことが肝心です。
ただ、問題は耐えきれなくて逃げる、ということです。
ミャンマーの技能実習生のHPには、失踪してしまう原因として、
過酷労働を課すことによる逃亡失踪は受入企業による不正行為のために、厳しく今後管理されていくと思います。新しい監査機関も新設されることが決まり、より厳格な労働法の中で実習することにより、撲滅の方向へと進むでしょう。また悪質な受入企業を見極め送り出し国として、未然にそういった企業との取引をしないよう調査を行っております。
次に高い給料が欲しいあまりに起こる逃亡失踪。これはまたいくつかの原因があります。一つはブローカーの存在。悪質なブローカーが、賃金が低い実習生に対し、甘い言葉で誘いを行います。「今よりもたくさん稼げます」の言葉につられて逃げ出してしまうことも多々あるようです。
年季明けまで我慢ができずに、逃げ出してしまった実習生たちは、日本で潜伏し、不法滞在者となっていきます。
何人かは捕まる人もいます。
そして捕まったらどうするかというと、難民申請をするのです。
それでしばらく時間稼ぎができるというわけです。
前出のミャンマーの組織では、日本側にこの難民法があることで、安易な逃亡に繋がるのだと言っています。
この難民法のおかげで、身の自由を手に入れることができ、逃げたもん勝ちになっていると。
この難民法は誰でも難民申請をすることができ、難民認定されずとも、受理受付はされます。この場合、余計な猶予期間を実習生に与え、身の自由を手に入れることができてしまうのです。
入管法の抜け道を使った悪質な難民申請の後を絶たせるためにも、政府レベルでの対応が必要な事案です。
そもそも実習生のビザで、在留資格を出しているのだから、後から難民申請をするのはおかしな話で、それを受理してしまうことにも問題があると大いに考えられます。
入国管理局がおかしいですね。
ここに書いてある通り、技能実習生のビザできているのです。
難民でもなんでもないのに、申請ができるんです。
ミャンマー側からおかしいと言われているんですから、相当おかしいわけです。
ふ~、なんてことでしょう、これ民主党政権のときに改悪したんですよね。
長くなりますので、次の記事に続きます。
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