ネイティブの発音を身につける、5つのおすすめテキストとサウスピーク留学
英語を「ネイティブ」スピーカーのように、キレイな発音ではなしたい。そう考えている人も多いはず。発音を矯正して日本語英語を脱したいのなら、徹底的にスパルタ矯正するのが一番早い。
発音矯正をどうするか
キレイな発音を身につけるには、生まれたときから英語に触れるのが手っ取り早い。しかし、第二外国語として「英語」を大人になって学ぶのでは、音の発声方法を勉強しなければならない。
かくいう僕は、まだまだ発音は完璧ではない。発音が綺麗になりたかったので、これまで5つのテキストをこなしてきた。そもそも英語の発音に正解はないが、今の主流は、「アメリカ英語」。よりアメリカ英語に近づくためにはどうすればいいかまとめていく。
◆ 1. 英語の読み方を学ぶ
発音矯正のテキストは数多く出版されている。CDを聴きながら、口真似をして発音を矯正していくもの。テキストをやりこむだけで、発音はかなり改善される。なかでも、おすすめなのが、フォニックス。単語の「読み方」を学習できる。
◆ 2. 発声する口の形を覚える
日本には、発音に特化したテキストがある。英語耳もその一つ。フォニックスと英語耳をやり込めば、あなたの英語は、脱日本語英語となるはず。日本語英語は、アジアで聞き取ってもらえるかもしれないが、アメリカや他の英語圏では、通じないことが多い。
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◆ 3. 簡単に発音を矯正する
より手軽に発音矯正がしたいのなら、英語のリスニングは発音力で決まる!を勧める。ページ数も少なく。説明もシンプル。写真とイラストで適度にわかりやすい説明があるため、理解しやすい。ポップなCD音楽にのせて、発音トレーニングができる。より詳しい説明がお好きなら、英語耳を勧める。
◆ 4. 超低速で一音の変化を知る
超低速で流れる音を元に、一つの文字の音の変化を学習する。” R ” がどのように発声されているのか、手に取るようにわかる。音の変化を知りたいのなら、このテキストはおすすめ。ただ、動画がついていないので、どう口を動かして、いつ下を巻くのかなどイメージ図でしか知ることはできない。
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◆ 5. イントネーションと発音のつながり
フォニックスで英語の読み方を知ったなら、この演習テキストで「2語」のつながりを練習する。例えば、” Don’t forget to ” と言いたい場合。” Dou-n fr-ge to ” のような音のイメージ。あくまでイメージだが、発音するかしないか微妙な消える音が出てくる。この絶妙なさじ加減をこのテキストで演習できる。
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◆ 発音を矯正すべきか
僕は、発音を矯正すべきだと思っている。発音を矯正することで、よりスムーズに会話が進む。もし、相手の発音に「癖」があれば、その人の発音に慣れるまで、何度か聞き返さなければならない。いちいち聞き返すのも面倒なので、なんとなく前後の文で判断している。
発音を矯正しなくても伝わればよいという人も多い。最も重要なのは、コミュニケーションがとれること。せっかくコミュニケーションをとるのなら、聞き返すストレスを与えるよりも、初めから聞き取りやすい発音を身に付ける方が賢明だと思う。
発音をよりネイティブに近づけるために
◆ テキストで発音を独学する限界
テキストを使っての英語学習は、ひとつ問題がある。それは、自分が「口真似した音」が本当にあっているかどうか確認できないことだ。「同じような」音は出せても、どことなく「違う」音を出していることがある。この「差」を埋めるのは難しい。
「ネイティブ」に近い音を出すために、音を聞いて、動画を見て、ひたすら「口真似」をする。練習を積み重ねていくうちに、それなりの発音矯正できる。ただ、ほんの少し「違う」音が混ざることがある。
テキスト通り、口真似で同じ音が出せても、単語のつながりになった時、ネイティブが使う微妙な力加減は、指摘されないと気付きにくい。例え、何冊ものテキストをこなしたとしても、間違った口の形で覚えていては、もともこもない。
◆ 発音を英語の先生に習う
発音を矯正したいのであれば、英語を話せる先生に習うのが一番。日本の英語の先生で、発音が綺麗な人は、ほんの一握り。最もおすすめなのが、サウスピークの語学留学。ここの「発音の授業」はすごい。フォニックス、フォニックス演習の日本のテキストを、フィリピンの英語の先生に習うことができる。
厳選されたフィリピンの先生方は、皆、発音が綺麗。ほんの少し、フィリピンの癖があるかもしれないが、日本人の発音と比べたら雲泥の差がある。厳密に言えばネイティブではないのかもしれないが、ネイティブの先生に、発音を徹底的に矯正してもらえる。
◆ 発音を一音ずつ確認できる
サウスピークのマンツーマンの授業では、みっちり発音矯正を受けることができる。この時間に、ネイティブの先生が一音一音、発音を確認してくれる。本当に、一つ一つ丁寧に発声を指導してくれる。
例えば、” ng ” と ” n ” 。「ング」と「ン」で発音を分けがちだが、実際は違う。” ng ” は、舌の根元を口の上の部分に軽く触れるようにして音を鼻から抜けさせるのに対して、” n “は、上の歯に舌先をつけて発音する。らしい。
この発音ができてないため、先生がイラストを描いて説明してくれる。この音が出せるようになるまでひたすら発音練習をしている。” living in ”
◆ 使わなければ、発音も忘れる
残念ながら、言葉は使わなければ忘れる。僕が発音のテキストを仕上げたのが5年前。あれから全く英語に触れていない期間が数年あったため、発音自体も忘れてしまっていた。一番は、単語のスペルを忘れたため、「勘」の発音になること。うる覚えな単語の発音は相手に伝わらない。
サウスピークでは鏡と音楽プレーヤーが必須。授業で習った口の形を専用の” Voice room “でひたすら反復できる。発音や音読専用の部屋が設けられているほど、勉強に打ち込める環境がある。
◆ 発音のテスト
さらに、発音専用のテストまである。ここまで発音に特化した授業が受けられるのは、日本でもあまりないはず。一音一音、ネイティブの先生に発音を矯正してもらえれば、よりネイティブに近い発音になる。
◆ 発音を矯正しよう
発音は独学で矯正するのは、限界がある。よりネイティブに近い発音を身に付けたい人は、サウスピークの発音授業がいちおし。ちなみに、サウスピークのスタッフの方々の英語はキレイ。アメリカの大学を卒業している友人達よりクリアな発音をしている。