2017/05/12
作曲をするなら弾き語りを繰り返して基本を学ぶ事!
前回記事「作曲やアドリブ演奏はどうやるの?まずは音を絞る事から・・・」の続きになります。もう一度おさらいをします。
作曲やアドリブ演奏のポイントとして
調(キー) :曲のレール、音を絞る事によって曲っぽくなる
コード(和音):最も基本的な伴奏、コードに対して合う音合わない音がある
ハ長調の場合重要とされるコードは?
C(ドミソ)、Dm(レファラ)、Em(ミソシ)、F(ファラド)、G(ソシレ)、Am(ラドミ)
これをふまえて例としてスピッツの「空も飛べるはず」のコードを見てみると
こんな感じです。
ちなみにこちらのサイト「ギター弾き語り用コード譜:なつばやしギター小学校」から引用しました。
今はこんな便利なサイトもあるんですね(^-^;
この曲は10種類のコードを使っていますが上に挙げたコードとあまり変わらないですよね?
極端な話Dm7→Dm、Em7→Em、Am7→Am、FM7→Fに変更してもそれ程伴奏として問題ありません。
この7がついているコードを簡単に説明します。
C(ドミソ)、Dm(レファラ)、Em(ミソシ)、F(ファラド)、G(ソシレ)、Am(ラドミ)
↓
CM7(ドミソシ)、Dm7(レファラド)、Em7(ミソシレ)、FM7(ファラドミ)、GM7(ソシレファ)、Am7(ラドミソ)
つまりピアノで言うと白い鍵盤は1個おきで4つ弾くだけです。ただCを例に挙げるとCM7とあまり役割は変わりません。強いて言えばCよりもCM7の方が歌のメロディにシが入っているときにより安定すると思って下さい。他にも役割はありますが話が長くなるので省略します。ただ重要なコードである事は間違いないので弾き語り等であった場合はついでに覚えて弾いた方が良いと思います。
この様に調(キー)が決まっていると使うコードはほぼ決まっています。なのでコードはそれ程難しく考える必要はありません。
作曲を行うにあたって1番重要だと思うのがまずはひたすら弾き語りを行う事だと思います。
弾き語りを行うメリットは?
①コードと曲のメロディが合う合わないというのが感覚的わかる様になる。
コードはメロディに近い音が鳴っています。例えばメロディをあまり覚えていない曲を弾き語りする場合なんかはコードを鳴らしただけでメロディを思い出したりする事も少なくありません。そのくらいコードは重要な役割を果たしています。またどうしてもメロディを思い出せない場合は鳴らしたそのコードに対して合う様に適当に自分でメロディを作るのもアリだと思います。コードと作ったメロディが合っているのならそれはある意味アレンジでもあります。
②コード進行がわかる様になる
曲を作るにはコードを変化させていきますが、どういう流れで変えてよいのか最初は迷います。1小節毎にコードを変えるのか?1小節内に2つのコードを入れるのか?など。いろいろな曲を弾き語りしていくとその中に「このコード進行の流れはいいな」と思うものが必ず出てきます。そういった場合はどんどん真似てもいいと思います。これは決してパクりではありません。
弾き語りのポイントとしてまずはハ長調の曲ばかり選んだ方がいいと思います。コードも弾きやすいです。また違った調(キー)の曲を弾くといろいろと混乱する場合がありますのでまずはハ長調だったらハ長調に慣れる事が大事だと思います。
上に貼ったリンクサイトはヒット曲が割とありますしご丁寧にコードの押さえ方(ギター)まで載っています。これは使わない手はないと思います。
弾き語りを行って作曲の基本を学びましょう!
今回はここまでにします。
(後日に続きます)
余談として
コード進行が似ているとメロディも似る?
①ZIGGY「GRORIA」
②サザンオールスターズ「ミス・ブランニュー・デイ」
※ミクさんに歌ってもらいます(^-^;
①の0:26~0:36あたりと②1:02~1:13あたり
①の0:47~1:01あたりと②1:14~0:27あたり
何となく似ていませんか?
弾き語りをしていたらコード進行が似ていて、そう言えば曲の雰囲気も似ているな、と思いました。
この部分に関しては①と②の伴奏を入れ替えても違和感なく歌える筈です!
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