読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

なんでもない私の、ひとつひとつ。

5歳と1歳の男の子を育児中。夫のこと、息子たちのこと、趣味のこと、思いついたこと。どこにでもいる主婦の徒然。

優しい子供の育てかた。

f:id:rkssd0717:20170513005339j:plain

こんにちは。りかです。

 

今日は、優しい子供に育てるには?ということを考えてみました。

 

 優しい子になって欲しいという親の気持ち

どんな親でも、自分の子供には優しい子に育って欲しい、そう思っているはずです。

私もそう思う普通の親の一人です。

私には5歳の息子と1歳の息子がいます。

 長男のこーちゃんは、今のところ寛大さがまるでありません。

一つしかないお菓子を、弟と半分こしてと言っても意地汚く

「いやだ!!」

なんていうのは当たり前です。自分が使っているおもちゃを弟が取ると、容赦なく取り返します。足で弟を払い退けることもあります。

「そんな風にされたら、はーちゃんはどんな気持ちになると思う?!」

何十回も言ったセリフです。何百回かもしれません。

まあ、我が家の次男はなかなかやんちゃで、お兄ちゃんに向かっていきます。

1歳児が5歳に勝つことだって結構あるかも。

でも、私は自分の息子達が意地悪な子に育つなんて微塵も思っていません。

なんなんでしょうか、この根拠のない自信は(笑)。

放っておいても、成長とともに寛大になっていくのではないか、漠然と思うのです。

だから、優しい子供に育てるってどうするの?なんて悩んだことはありませんでした。

 

ところが、先日友人と会ったら

「お兄ちゃんが弟に意地悪ばかりしている。」

と悩んでいました。わかる、わかる。うちもそうだよ〜っと笑って見たものの、なんだか本気で悩んでいるみたい。

ブロックを取り上げるとか、自分の食べたいものをお兄ちゃんが独り占めしようとするのって5歳くらいだったら当たり前だと思っていたので、すごく悩んでいるお友達に逆にびっくり。

え、ダメなの?って急に我が子のことも心配になってきました。

 

私は双子の妹がいるだけで歳の離れた兄弟姉妹がいません。

体の大きさも強さも、学習能力もだいたい一緒の妹と常に一緒に育ちました。

強いものが弱いものを虐めるというような関係にはなりようもありません。似た者同士なので、ぶつかる時はお互い本気でぶつかり合うという感じ。

歳の離れた兄弟ってどうやって育つのかいまいちわかっていなかった、私。

 もしや、家の息子達のように学年で4歳離れた兄弟ってもっとお兄ちゃんが優しくしなければいけないものなの?

  

幼児はみんな優しくない

newsweekの記事によれば、小さな赤ちゃんは皆、人が喜ぶことをするのが大好き。

ところが、子供は自我の芽生える幼児の頃に思いやりの心は減速させてしまいます。

「おやつは絶対弟にあげない!」とわめくわけです。

その後、子供が共感能力や、認知能力を身につけ社会規範を理解し、道徳観を発達させ親の期待を感じるようになるにつれ、思いやりの心を吹き返していくのだそうです。

ほうほう。じゃあ、やっぱり放っておいても優しさを取り戻すのね?

 

 いやいや、優しさ、寛大さを育むために親にできることがありそうですよ。

 

優しい子供を育てるために、親ができること

「優しさ」を教えるためには、親が子供に「優しさ」を見せる。

ドッキーン!私、もっと穏やかにならなくては。って焦ったりして。

いやいや。優しさって子供に優しい言葉をかけるだけではありません。

動物に優しくする姿を見せる、とか花に水をやるとか、募金をする(その意味を教える)とか、席を譲るとか日常に優しさを見せる機会はたくさんあります。

子供は親の背中を見て育つのです。

子供と一緒に母も育たねば(自分に言い聞かせています)。

 

共感を促す

絵本を読む時に「この子はどんな気持ちかな〜?」と問いかけ、考えることは優しさを育てる訓練になるのだそうです。

小さい頃から、絵本は読み聞かせしたいですよね。

最近息子は虫の本ばかり読めと言います。虫嫌いな私、頑張って「このワラジ虫はどんな気持ちかなぁ?」なんて言ってみるかな。感情がこもらないだろうな。

大人の言葉の選び方

「お手伝いして」と言われるよりも「ママを助けてくれる?」と、聞いた方が大人を手伝う傾向が強いのだそう。そして、その方が助け合う心を育むというのだから、言い方を考えた方がいいかもしれないですね。

 

こーちゃんの優しさ

と、親ができることを、3つあげたところで。

今日、次男が高熱を出して保育所を休んでいました。

夕方、私の目が届くよう、リビングに布団を敷いて次男を寝せていました。

私が台所にいる時のこと。

寝ている弟のはだけたタオルケットをかけ直し、背中をトントンしてあげている長男が目に入りました。

きゅん。となりました。

大丈夫。この子、優しさ育ってる。そう思いました。

 

友人へ

なんだか調べたことを、偉そうにここに書いた私だけれども。

友人には今度、こう言おうと思いました。

「大丈夫だよ。だって、優しいKちゃんの子供じゃん。愛情たっぷりに育ててんじゃん。心配しなくても、優しい子に育つに決まってる!」

 

結局さ、なんだかんだ言ったけれども愛なんじゃないのかな。うん。愛だよ、愛。

 

おしまい