今回は草茅危言(そうぼうきげん)です。
民間から政治に対しての厳しい言葉、です。
やっぱり怖いから、草むらから言うのかな。
いやいや、草茅は、民間を意味する言葉なのです。危言は、厳しい言葉です。
もとは中国の言葉ですが、有名なのは日本の中井竹山(なかいちくざん)の書いた「草茅危言」と言う本で、江戸時代後期に、松平定信が、中井竹山に意見を求めたので、中井竹山によって書かれた本です。
政治に対する意見がさまざま書かれていて、参勤交代や、国家制度にいたるまでの内容だったそうです。
幕府が民間にねぇ、今だって、民間の意見を聞く時は答えが先に決まってるのにねぇ。定信やるねぇ。
出典は李観の「袁州学記」でした。
今日は 挑戦か、現状維持か? です~☆ ぜひご覧ください~☆