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専門領域
環境史・土地開発史・災害史に基づき、災害予測や都市計画を検討する研究をしています。研究対象は過去に軸足がありますが、研究目的は現在や未来です。平野を中心に山地から海までの範囲を対象とし、気候変動、食料問題、人口問題も視野に入れています。
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著書・論文
『平野の環境考古学』(古今書院)
「Flooding of the KamogawaRiver after Ancient Times」
「災害リスクマネージメントのための環境考古学」
「都市環境序説」等 -
最近の研究テーマ
東日本大震災の被害状況を環境史などの観点から検討しています。また、食料・ゴミ・疾病などの問題から都市環境史に興味があります。
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指導した大学院生の修士・博士論文
「平安京における地形変化と都市的土地利用の変遷」等
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所属学会/受賞歴等
日本第四紀学会、日本地理学会、人文地理学会、リモートセンシング学会等
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専門領域での推薦学術書
今西錦司『生物社会の論理』(講談社)
安田喜憲『気候変動と文明の盛衰』(朝倉書店) -
大学院志望者へ一言
土地の履歴に基づいた災害研究や気候変動研究、人口問題や食料問題そして都市環境の研究は、過去だけでなく現在や未来にとって極めて重要です。自由な発想に基づき、様々な分野から研究を進めていきましょう。