2017.05.12 Fri posted at 11:26 JST
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パリ(CNN) フランスのマクロン次期大統領が率いる新党「前進」は11日、6月の国民議会(国会)選挙の公認候補を発表した。
フランスの政治と経済に新風を吹き込むというのがマクロン次期大統領の公約だ。政策を実現するには、国民議会において自らの新党が強い勢力を獲得することが望まれる。
前進のリシャール・フェラン書記長が発表した候補者の内訳は、男性と女性がそれぞれ214人。うち52%は政治経験がない。
1月に同党は、候補者の少なくとも半分は政界の既成勢力外から、そして半分は女性を起用すると公約していた。
また同党は577選挙区すべてに候補を立てるとしており、今後も追加の公認候補が発表される見込みだ。
フェラン書記長によれば立候補を希望したのは計1万9000人。うち71%は男性で29%が女性だった。
国連のデータによればフランスは、大臣に女性が占める割合でブルガリアやニカラグアに並ぶ世界トップクラスだ(52%)。だが国会議員の割合ははるかに低く25.8%。これは世界63位だ。
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