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「ファミコン瀕死隊」というファンゲームを知っているでしょうか?
内容は2D格闘ツクールを用いて海神える氏(id:umigami_ele)によって制作された、ファミコンキャラが戦う格闘ゲームですが、とりあえずこの辺の動画を御覧ください。
既存のファミコンソフトからグラフィックを盗用し、各種BGM音声なども元のソフト等から無断で録音したものを使用しており、
どうみてもアウトな代物です。
昨今では海外において有名ゲームの名を無断で借りて、無断でリメイクや無断で続編などを制作し、問題化しています。
実際にゼルダの伝説最新作をファミコン風にリメイクしたファンゲームが任天堂からの摘発を受けて公開停止になったばかりです。
「ファミコン瀕死隊」を始めとするファンゲームや勝手に移植などが日本国内でも横行しているのは古くから良く知られています。
それらは主に「原作愛があるから」「よくできているから」といった理由で見過ごされて来ました。
例えば、「瀕死隊」と同じように格闘ツクールでキン肉マンを格闘ゲーム化した「マッスルファイト」は、『原作者のゆでたまご先生も存在を認知しているがファンの気持ちを尊重したいと"黙認"している』という都市伝説が実しやかに囁かれていますが、仮に本当に黙認していると言っても、そもそも集英社が許可をしたわけでもありませんし、全編にわたってアニメの音声を無断使用しているので東映アニメーション他の権利も侵害しています。「マッスルファイト」も権利的にはアウトの要素しかありません。
(余談ですが、海神える氏もマッスルファイトの制作者の内の1人であり、海神える氏が制作したキャラクターにはキン肉マンの音声はおろか、北斗の拳やレミングス、モータルコンバット等の音声を録音無断使用しています。)
「ファミコン瀕死隊」は多数の著作権侵害を行っていますが、これが公開されたのは十数年前であり、バージョンアップを繰り返しながら現在もダウンロード可能です。
何故今日に至るまで問題にならなかったのか、前述のように「原作愛があるから」「よくできているから」というような免罪符もあったでしょうが、大きいのは「フリーソフト」だからではないでしょうか。
「商用利用していないのだから著作元の利益を奪ってるわけじゃない」というロジックが働いているから見過ごされているのだと推測します。
しかし「フリーソフト」だからといって著作権侵害は紛れもない事実です。冒頭の海外のファンゲームも無料公開されていましたが任天堂の摘発を受けました。企業としては当然の措置です。
それに、「ファミコン瀕死隊」に関してはその「フリーソフトである」という免罪符も意味を成さなくなる事になりました。
海神える氏は、自身のウェブサイト「海神家の一族」上で、「ファミコン瀕死隊」ユーザーの対戦オフ会を告知しました。↓
http://twipla.jp/events/252781
「ルナベース」という店で行われるようですが、以下にこのような記述があります
参加費■3000円(暴利)で飲まず食わず
これは事実上、ここでしか手に入らないバージョンの「ファミコン瀕死隊」を3000円で販売するという事であり、れっきとした「商用利用」にあたるのではないでしょうか?
「ルナベース」はイベントスペースであり、参加費名目の3000円は恐らく店に支払う金という事なるのでしょう。
しかし「ルナベース」は映画監督の河崎実監督が運営する店です。
実は、海神える氏は河崎実監督といつの間にか仲が良くなっており、河崎監督のテレビドラマ「侵略!ガルパンダZ」では海神氏が脚本を書くまでに至っておりました。
河崎監督からしたら、知人に好意で店を貸し出すのでしょうが、そこで行われるのは著作権侵害ゲームのやりとりなのです。河崎監督はそれを承知なのでしょうか?
河崎監督もかつてはファミコンゲーム「アイドル八犬伝」に関わっていましたのでファミコンとも無縁というわけではありません。海神氏の事もただファミコン好きなだけだと思っている可能性もあります。
しかし、実際の海神氏のファミコンネタは確信犯でもってやっていると言わざるを得ません
かつて、「ファミコン決死隊」というグループが、エミュレーター用のファミコンソフト違法ROMをインターネット上にアップロードして公開し、最終的にグループ中心格が4人逮捕されるに至る事件がありました。以下の記事を御覧ください。
結論から言うと海神える氏はこの「ファミコン決死隊」の元構成員でした。
Http://game.2ch.net/test/read.cgi/retro/1053271900/86
この事は複数の証言があり、海神氏のサイトのゲストブックにも「ファミコン決死隊」のメンバーと交流する様子が今でも閲覧できます。
実際に逮捕された「隊長」との会話のログもあります。(この時点では逮捕前でした)
事件が表面化してからもこの事について隠すどころか、自分の所に警告状が届いた事をひけらかす記述が現在でも見る事ができます。
河崎実監督は、犯罪集団に加担していた人間に自作の脚本を描かせ、自分の店を貸し出して著作権侵害ゲームのイベントを開かせようとしている事になります。
河崎監督はそこまで承知の上で海神氏に「ルナベース」を貸そうとしているのでしょうか。それとも、何も知らないままやっているのでしょうか。
真相はわかりません。
しかしはっきり分かっているのは、明日5月13日に有名映画監督の店で著作権侵害したゲームの取り引きが行われるという事だけです。