「その知らせは突然やってくる?!」
昨日の東京MXテレビ「5時に夢中追跡ベスト8」でとりあげられていました。
ある日突然、警察から
「あなたのお兄さんらしき人が遺体で発見されたので、確認に来ていただけませんか」 とのTELあり。
確認してみると、音信不通になっていた「お兄さん」だったようです。。
「死後1か月半も経過していた・・・」
死亡が発覚した経緯は、
「異臭がする」という通報だったらしいです。
しかも、死後1カ月半も経過していたとのこと。。。
「死亡確認から遺体の受け取りまでは?!」
警察で遺体確認を済ませた後は、警察から遺体を引き取る必要があります。
この方の場合、警察は相模原署だったようです。
そして、ようやく見つかった遺体の安置所が川崎。
遺体を相模原⇔川崎の遺体安置所まで運搬しなればなりません。
さらに、不審死の場合は「監察医」による「検案」も必要となります。
そして、その後は、ようやく、通常のように、火葬~墓場に入るという流れになります。
「遺体の運搬・安置・検案までの費用はおいくら?」
まずは、遺体の安置料ですが、1日あたり1万円とのこと。
遺体の搬送費は、相模原から川崎までで9万円×往復で18万円。
「検案費用」が10万円。
すでに、数十万円の費用になりますね。。。
ちなみに、検案費用や遺体搬送費は、東京都では都が負担してくれるようです。。。
今回のケースは、神奈川なので、遺族が負担するようです。。。
「さらなる負担① 部屋の掃除・片付けは・・・」
この方の場合、お兄さんの部屋を自分で掃除しようと試みたようですが、、、
亡くなられたのが真夏だったこともあり、異臭がひどく部屋に入れるような状態ではなかったようです。。。
結局、業者に依頼し、さらなる出費となったようです。。。
「さらなる負担② 大家からの損害賠償請求・・・」
お兄さんが住んでいたアパートの大家から、
「損害賠償請求を起こす!」
と言われたそうです。。。
しかも、家賃を2年間滞納していたとのこと。。。
この方は、大家に泣いて土下座をして、それだけは食い止めることができたようですが。。。
「借家の原状回復費用・損害賠償金額は多額になるケースもあり?!」
ゲストコメンテーターの平山夢明さんもおっしゃっていました。
「もし、入浴中の突然死で、部屋がユニットバスだった場合、浴槽だけではなく、全体(ユニット)を取り換える必要があるので、それだけ50~60万。全体で100万とかになるのでは?!」
とのこと。
確かに、大家としても困りますよね。。
異臭を取り除き~リフォームまで費用がかかります。
また、その後も、この部屋は「事故物件」扱いとなり、家賃を減額したり、入居者が入らない可能性は高まります。。。
その費用・損失は、借主側に請求したいですね。。。
「まとめ」
今後「おひとり様」化のトレンドが加速する中で、「天涯孤独」の方以外は、突然死のリスク・コストが、親族・周辺の方に及ぶ点を配慮すべきではないでしょうか?
逆に、周辺に「おひとり様」がいる方は、連絡を取るなどのケアすることがリスクヘッジ方法になるかもしれませんね。
・死んだ者勝ち!ではなく、立つ鳥跡を濁さず!の精神でしょうか。。。