竹箒日記 : 2016/08


2016/8/22 : 水着・第二部!(きのこ)
 現実は台風さんが本気だしてバカンスどころの話ではありませんが、
 いよいよ始まるぜぇ、水着イベの第二部がよぉ!

 一部ほどのボリュームではありませんが、たいへんハートフルな内容になっていますので、今年の夏は海に行けなかったアナタ、今年の夏も家に籠もりきりだったワタシ、そもそも無人島とかいかねーよ、という皆様がた、どなた様もお楽しみくださいませ。



 さて。では今回のお蔵だし。
 去年のお月見イベントで入れられなかったタラスク秘話をここに残します。
 これを今回やりたかったけどタラスクの立ち絵とか作るの面倒だったんで、『今回のマルタさんの背景にあるもの』という資料になったものです。
 走り書きのネタ帳ですが、時間があったらどうぞー。




■マルタ外伝 

 ほんとは喧嘩上等なマルタ。
 拳で戦うモンクである。拳に主の加護を宿す物理特攻聖女。
 が、弟ラザロの一件で彼に
「交換条件という訳ではないんですがね、これを機にほら、多少はお淑やかになられては?」
 と持ち出され、渋々モンクを廃業。
 拳での説教は封印。神の子がくれた杖の手前もあるし、ちゃんと杖使わないとね、と争いの醜さを説く事になった。


 その後、彼がいなくなってから財産を手放し、流浪し、その途中の街でタラスクが出没する水辺の街に。
 タラスク襲来に嘆く街の様子を「ふーん」と眺めていたが、ついにタラスクが飛来し、街を襲う様子を見てなんかスイッチが入り、長く封印していたステゴロを解除する。
 タラスクの「自分は認知されなかった子供ー、母上においていかれたー、世の中ひがんでやるー」という泣き言に激怒してのことだった。


鉄 「私が!」 メガトンフック。(タラスクは死ぬ)
拳 「許せないのは!」 メガトンボディ。(タラスクは死ぬ)
聖 「アンタが害獣なコトじゃなくて!」 メガトンパンチ百連発。(タラスクはぜったい死ぬ)
裁 「その僻み根性が許せないのよっ!」 ジェットアッパー。(星のように、タラスク)
!  という流れるようなコンボが炸裂。


「そんなに独りが寂しいってんなら、アタシが一生、最後まで面倒みてあげようじゃない!」
 タラスクを思っての怒りの発言である。
 タラスク、マルタのあまりの迫力とタンカに全面降伏。
「私に襲いかかったり怪我を負わせた点について、謝る必要はないわ。
 でも街の人たちにはちゃんとお詫びしなさい。ケジメとして」
 タラスク、マルタの言葉に同意する。
 その後の聖水のエピソードは、
「……と、まずい。街の人達にケジメ付ける前に、このままだと死んじゃうわね。たしかこのあたりに聖水が……」
 と聖水をかけて回復させてあげた。
 その後、伝説どおり街の人間にタラスクを差し出すコトになるが
「姐さん。人間たちはワシを赦してくれるだろうか」
「あ、それは無理。間違いなく殺されるわ、アナタ」
「どうしろと!?」
 でもどうせこのままだと時代に取り残されて殺される。幻獣であるタラスクに、もう居場所はなかったのである。
 なので、肉体は滅びるんだから街の人間にくれてやって、その前に魂は私に取り付いておけ、とマルタ。
 タラスクは幻想種だが世界の裏側に行ける力がなかった。
 なので、守護霊としてマルタにとりつき、一緒に修行して徳を高め、世界の裏側に旅立てばいい、と提案。
「いいんですか、教会の教え的に!? ワシ竜ですよ、竜!」
「亀と言い張ればいいでしょ。っていうかバレなきゃいいわよ。ありがたい話は衣食住がこと足りてからってね」


 タラスク、マルタに激惚れ。
 その後のタラスクは魔力を高め裏側に行けるようになったが、それでも世界に残り、マルタが死ぬまで彼女を守り続けるコトになった。


 ■■■

 こんな裏話があったので、水着マルタの宝具案を問われたところ、

「タラスクが相手に乗っかってその上にマルタが乗っかってトドメに鉄拳聖裁って入る。相手は死ぬ」
「すみません、日本語で説明してください」






次月の日記 / 日記トップへ / 前月の日記

Copyright (C) Takashi Takeuchi & Kinoko Nasu All Rights Reserved.