米連邦捜査局(FBI)の長官だったジェイムズ・コーミー氏を解任したことについて、ドナルド・トランプ大統領は11日、米NBCテレビの取材に対して、周りの助言とは関係なく自分で決めたことだと話した。ホワイトハウスは当初、司法長官と副司法長官の提言に沿った決定だったと説明していた。
大統領やホワイトハウスはさらに、FBIの現場職員がコーミー長官を信用しなくなっていたと解任理由を説明していた。しかし、同日の上院情報委員会で証言した後任のアンドリュー・マケイブ長官代行は、自分を含めた大多数の職員はコーミー氏を尊敬し信用していたと発言。さらに、ロシアによる大統領選介入疑惑の捜査はきわめて重要なもので、継続すると強調した。