【5月11日 時事通信社】欧州連合(EU)の閣僚理事会は11日、ウクライナからの90日以内の短期渡航者に対し、ビザを免除すると決定した。ビザ免除は、EUとの関係強化を望むウクライナ側が強く求めていた。

 商用、観光などが対象で、長期滞在にはビザが必要となる。アイルランドと英国への入国は、法制度の関係で対象外。

 EU議長国マルタのアベーラ内務・国家安全相は「ウクライナの人々とEUとの絆の強化につながる重要な前進だ」と強調した。(c)時事通信社