毎日、使っている歯ブラシ。歯ブラシは口の中の老廃物と細菌を取り除く道具なので、その管理をきちんとしないと衛生道具としての機能が低下するのはもちろん、健康に悪影響を与えることもあります。どんなに一生懸命に歯を磨いても、歯ブラシ自体が汚いのでは意味が無いのです。
そこで、一歩間違えば細菌の温床になってしまう歯ブラシの、やってはいけない間違った危険な保管方法をご紹介します。
当たり前のように口に入れている歯ブラシですので、取り扱いにはくれぐれも注意しましょう。
1.複数の歯ブラシをひとつのコップに入れている
出典:pinterest.com
歯ブラシをコップに立てて保管している家をよく見かけますが、複数の歯ブラシを1つのコップで保管するときは、歯ブラシの毛先が触れあわないように注意しましょう。
歯ブラシの毛先が触れあうと、家族と歯ブラシを分けていても、歯ブラシを共有しているのと同じことになってしまいます。
2.キャップをつけている
歯ブラシにキャップを付けて保管をしたり、携帯する方がいますがあまり良い方法ではありません。濡れたままキャップをしてしまうと細菌が繁殖してしまいます。
風通しの良いところに乾かして保管するようにしましょう。
3.トイレの近くに置いている
出典:pinterest.com
お風呂・洗面所・トイレがひとつになっている3点ユニットバスでは、歯ブラシの置き場所に要注意です。たいてい歯ブラシは洗面所や風呂場に置かれますが、トイレの近くだとトイレの水を流したときなどに水が飛び散り、本来は腸で検出されるような大腸菌などが歯ブラシに付着してしまうのです。
食器類をトイレに保管しないのと同じように、歯ブラシもできるだけトイレから離れた場所に置くようにしましょう。
4.歯ブラシを滅多に取り替えない
歯ブラシへの細菌の繁殖をなるべく抑えるために、こまめに歯ブラシを取り替えましょう。
アメリカ歯科医師会は、3~4カ月に1度は歯ブラシを交換することを勧めています。病気などで体の免疫力が低下しているときには、新品の歯ブラシを使うのが安全です。
5.歯ブラシスタンドの掃除をしていない
出典:pinterest.com
トイレやお風呂はこまめに掃除するのに、歯ブラシスタンドやホルダーはほったらかしにしてしまうという人が少なくありません。しかし、歯ブラシスタンドやホルダーこそが細菌の温床なのです。
汚れていないように見えても、定期的に掃除するようにしましょう。
以上、ユニットバスに置いてはダメ!?歯ブラシの絶対してはいけない5つの保管方法とは?…でした。