ニーハオ!
辣油先生です。
私は中国語を特に習ったり、勉強したわけではありませんが、現地の取引先の方や街を歩いていて覚えた中国語を簡単なお教えします。
また、翻訳アプリもまだまだ完璧に翻訳してくれるものはありませんから、少しコツが必要です。
最低限覚えておくだけでも非常に便利ですし、取引先や宿泊先などで好感を持ってもらいやすくコミュニケーションがスムーズになります。
【目次】
翻訳アプリ変換のコツ
翻訳アプリは単語ならそのまま使えることが多いのですが、ちょっとした文章を翻訳しても、相手が首をかしげることは結構あります。
これは英語の長文をコピペして日本語に変換した時におかしな日本語になって、意味がわからなくなっている事がありますよね。
あれと同じことが起きているのだと思います。
個人的な見解ですが、日本語の文法は世界的にみて特殊なんだと思います。
そこで私が気付いたのは、
中国語と英語の方が文法が近いという事。
日本語をいったん英語にしてみて、
英語から中国語へ変換すると通じやすいです。
おススメのアプリはGoogle翻訳です。
カメラを使って文字を読み取り、翻訳する機能や、発音したり、逆に聞き取って翻訳してくれる機能があるからです。
しかし、欠点として
中国ではGoogleサービス全部が規制を受けていますから、VPN接続が必要となります。
Google以外にも「中国語翻訳」とアプリストアで検索すればいくつか出てきますので、一つだけではなく、いくつか入れておくようにしましょう。
カメラ機能が付いたものありました。
簡体字と繁体字
皆さんご存知の通り中国語の文字は全て漢字で書かれています。
しかし、日本では使われていない漢字をよく見かけます。
例えば、中国の代表的な国際空港『上海浦東国際空港』は
中国では一般的に『上海浦东国际机场』と表記されています。
これが簡体字です。
これを繁体字で書くと 『上海浦東國際機場』と日本語に近い漢字になります。
簡体字は教育の普及の為、複雑な漢字を簡略化したものです。
翻訳アプリやサイトを利用する時に
と選択できるようになっていることが多いです。
中国では簡体字の方が一般的なので、翻訳する場合は『簡体字』で翻訳すれば、発音できなくても画面を相手に見せれば理解してもらえることが多いです。
Google翻訳アプリをおススメする理由の一つに、街中で見かける看板や注意書きはきほん一般的には『簡体字』で書かれているということがあります。
繁体字は日本の漢字と同じものが多くスマホへ入力できるのですが、簡体字は元になっている漢字がわからないと、文字入力しようとしてもどう入力してよいかわかりません。
その点Google 翻訳アプリやカメラ機能付きアプリなら簡体字でもスマホのカメラで文字を読み取れますから入力の必要がありません。
ローテクだけど使える紙とペン
ローテクですが、無電源、無電波でも使用可能です。
私は小さい手帳にボールペンをさして、いつも持ち歩くようにしていました。
身振り手振りで通じないときは手帳に漢字を並べていきます。
例えば、中国のホテルはほとんどがカードキーになっていて、ドアノブにかざすとロック解除されるようになっているのですが、フロントが部屋番号を間違ったりすることも多いです。
フロントがカードの登録を間違えて部屋に入れなかった時、こう書いて、カードを指さしながらフロントに見せてみました。
「我不可入室」
これで意味は通じて対応してくれました。
日本語漢字はあちらでいうところの繁体字になるので通じないこともありますが、思いつく限り書いていくと、前後の意味から察してもらえます。
自分の名前の中国語読みを覚えておこう
翻訳アプリなどで中国欄に自分の名前を漢字で打ち込みましょう。
日本語側には変な翻訳が出ることもありますが、中国語側には読み方が表示されます。
例えば『山田 太郎』さんは
『シャンティエン タイラン』
日本語が話せる中国の方々は自分の名前を日本語読みで自己紹介してくれますから、逆にこちらは中国語読みで自己紹介してみましょう。
経験上、最速に距離を縮めるコミュニケーション方法です。
領収証を書いてもらうときなんかも便利です。
簡単な中国語は覚えておこう
まず誰でも知っている言葉
你好:ニーハオ / こんにちは
だいたい『こんにちは』と訳されますが、英語の『hello』に近いです。
朝でも夜でも使ってとりあえず問題ナシです。
次に出てくる言葉は
謝謝:シェシェ / ありがとう
これでしょう。
感謝の気持ちはすぐに声に出して言いましょう。
そして日本人がよく使う『すみません』は
对不起:デブチ― / すみません
これは英語の『Excuse me』に近い表現なので謝罪のほかにもエレベーターや電車で人だかりをかき分ける時にも使えます。
呼びかけるときの「ちょっとすみません」としても使えるので非常に便利な言葉です。
数を数える時に便利なのが日本語で『個』に相当する
个:ガー / ~個
これに数字の
0:リン
1:イー
2:アー(後ろに単位がつくと リャン)
3:サン
4:スー
5:ウー
6:リュウ
7:チー
8:パー
9:クー
10:ズゥ
100:パイ
をつければ1个:イーガー、2个:リャンガー、3个:サンガー、となり、何個というのを伝えることができます。
お店で注文するときなどに便利です。
もう一つ便利なのは『番』つまりナンバーです。
号:ハオ / ~番
中国にもマクドナルドやケンタッキー、吉野家やすき家、そして台湾料理などのファーストフード店がたくさんあります。
そこで便利なのがこの『号:ハオ』です。
ファーストフード店のメニューには写真に番号が書かれているので
1番、2番といった感じで
1号:イーハオ、2号:リャンハオと言えば注文が通ります。
「サンハオ イーガー」といえば
意味は「3番のものを1つ」です。
中国人と日本人の見た目はよく似ているので、突然中国の方から中国語で話かけられることもあります。そんな時は日本人であることを相手に伝えます。
我是日本人:ワーシーリーベン / 私は日本人です
日本人 / 日本:リーベンなので英語のJapaneseに相当します。
なので、日本酒であれば
日本酒:リーベンチュ
となります。
それから、間違っている人が多い様なのですが
レストランなどで女性の店員さんを呼ぶときに
『小姐:シャオジェ』と呼んではダメです。
地方にもよるそうなのですが、上海では水商売をしている女性に呼びかける言葉なので失礼です。
『服务员』フーユェン / 店員さん
こちらの方があたりさわりが無いです。
あと、私がよく使ったのは
洗手间:シーソウチェン / お手洗い、トイレ
好工作:ハオゴンゾ / 良い仕事ですね、グッジョブ
啤酒一瓶:ピージョゥイーピン / ビールを1本ください
まとめ
おススメ翻訳アプリはカメラ読み込みのついているGoogle翻訳
紙とペンはいつも持ち歩き、漢字を書いてみる
中国語の簡単なフレーズを少し覚えておけばスゴク便利