“痴漢”訴えられ逃走後に転落死
12日未明、JR京浜東北線の車内で“痴漢行為をした”として女性に訴えられ電車から降ろされた男性が、駅の構内から逃走しました。
男性はこの直後、近くのビルから転落して死亡し、警視庁は誤って転落したか自殺を図った可能性があるとみて当時の状況などを調べています。
警視庁によりますと、12日午前1時前にJR上野駅に到着した京浜東北線の車内で、40代の男性が見知らぬ女性の手を握る“痴漢行為をした”として、ホームに降ろされました。
その後、男性は改札口まで連れられ、駅員に引き渡されそうになったところで走って逃げたということです。
通報を受けた警察官が行方を探したところ、駅の近くのビルに入ったことがわかったため付近を調べたところ、ビルとビルの間に転落して倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたがまもなく死亡が確認されました。
警視庁は都の迷惑防止条例違反の疑いで電車内での状況を調べるとともに、男性が誤って転落したか自殺を図った可能性があるとみてくわしい状況を調べています。