妊娠がわかった時、今までとっていたサプリメントを続けるべきか止めるべきか考えますよね。
妊娠初期に必要とされている葉酸は、妊娠の1か月以上前から妊娠3か月の妊娠初期にとったがいいといわれています。
鉄は妊娠中の中期・末期には、妊娠前の倍量程度、摂る必要があるといわれています。
鉄分を多く含む食品を積極的に摂ることを心がけましょう。
妊娠に気付いた時点で利用を止めておいたほうがいいがサプリメントやハーブは、女性ホルモンに働きを多く含むブラックコホシュ、レッドクローバー、フェラリア、大豆イソフラボン、チェストツリーなどです。
妊娠中の危険が報告されているアロエ、サラシア、ダミアナ、モリンガ、フィーバーフューなど。この他、被害例はなくても安全性が確認されている成分以外は避けた方がいいと思います。
また妊婦が妊娠初期にビタミンAを過剰に摂取すると、胎児に奇形を起こす可能性が高くなると報告されています 。 (妊婦における健康障害非発現量は4,500μgRE/日とされています)
このことをふまえビタミンAが含まれているサプリメントは気を付けた方がいいと思います。
倫理的な理由もあり、妊婦を対象とした負荷試験(どのくらいの量まで安全か確認する実験)が行われることはありません。
ですから、健康食品による妊婦・胎児への悪影響は、被害例の報告があった時に初めてわかることです。
妊婦の場合は特に自己判断でサプリメント等を利用することは避けたほうがいいです。