環境省が平成17年度から呼び掛けている「クールビズ」期間の冷房使用時の室温設定について、導入時の担当者だった盛山正仁法務副大臣が11日の副大臣会議で「科学的知見をもって28度に決めたのではなく、何となく目安でスタートし、独り歩きした」と明らかにした。
また、会議では、出席者から「28度は不快な温度だ」との意見が出て、関芳弘環境副大臣が「検討を加えたい」と応じ、科学的な知見を加えて検討する考えを示した。当初は関氏が「28度は不快な温度」と述べたとされたが、政府関係者は同日、「不快と発言したのは関氏ではなかった」と説明を修正した。
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