2016年の7月22日は何の日じゃ?
皆目見当もつかねぇな。
『社会現象』になったあのアプリじゃよ。
いや、もうタイトルに思いっきり書いてあるじゃん…。
そう。言わずもがな【ポケモンGO】が配信開始となったのは、今から約10カ月前になります(記載日は2017年5月3日)。
今回はそんなポケモンGOについて、個人的な見解も交えながらお送りしていきたいと思います。
ポケモンGOとは。
2016年の7月にリリースされたスマートフォン用のアプリケーションです。
ポケモンとは「ポケットモンスター」の略語であり、1996年の初代リリースから何作にも渡ってシリーズ展開されている有名なゲームだということは皆さんもご存知だと思います。
ポケットモンスター赤を買ってもらって遊んでたなぁ。
ポケモンGOとは、インストールした端末を持ち、GPSを利用した位置情報をもとに『ポケモン』を見つけて捕まえる。という単純なゲーム。
特にGPSによる位置情報を活用した斬新さ、世代を問わず愛されている「ポケモン」というコンテンツが注目を集め、瞬く間に世界的なブームを引き起こしたことは記憶に新しいと思います。
では少しさかのぼって、リリース直後の話をしていきます。
リリース後の反応
配信前から大きな反響を呼んでいた【ポケモンGO】だが、前評判の通りリリース直後から日本全国で混乱が起こりました。
それは『社会現象』と言っていいレベルでしょう。
とかく言うSkt.Coもまた、そんな社会現象の波に乗った一人でした。
ミーハーな奴じゃ…。
賑わう真夜中の公園
『社会現象』の煽りを受けた1つとして公園は確実に挙げられたでしょう。
閑散としていた真夜中の公園が、一夜にして『ポケストップ』に変貌を遂げました。
集団で輪を作り話しながら楽しむ人々。
一人端末を見つめひたすらに歩く人。
路肩に車を停めゲームに魅了される者。
年代、性別、時間帯を問わず様々な人がゲームに魅了され公園に集っていました。
少なくともSktは、社会現象が人間の生活サイクルを大幅に狂わす瞬間を目の当たりにしたと感じました。
増える異様な光景
変化があったのは何も公園だけではなかったのです。
飲食店では『ポケモンGOはじめました!』と、さながら冷やし中華の紹介文句のごとく掲げていました。
【ポケモンGO】はゲームの垣根を越え、一種の『マーケティング戦略』のツールへと変貌を遂げていたのです。
その一方で某大型ショッピングモールでは『店内でのポケモンGOを禁止します!』などと貼り紙をする店舗も少なからずありました。
理由の1つとして「歩きスマホの危険性」というのはあったと思います。
しかし警鐘を鳴らした団体や企業の本質は『ゲームにとらわれず、他にやること考えて!』ではないでしょうか?
もっとも、この警鐘が心に響かなかった一部の人は、後に重大な過失を犯してしまうことになるのですが…。
加速する社会現象
【ポケモンGO】により新たな役割や価値を得たように見えた公園や販売業界だが、日にちが進むにつれ『負の影響』が見え始めました。
深夜の公園における騒音の問題を皮切りに、歩きスマホによる歩行者や車との事故が話題に上りはじめたのです。
熱心にゲームをプレイする人がいるその傍らには、当然それを受けつけない人がいました。
アンチって奴の事だね。
社会現象は日増しに加速度を上げ、やがて問題となり信者とアンチ層との間に大きな溝ができていったのです。
この溝は深まる一方だと思われたが、ある報道により【ポケモンGO】に関する世論は大きく方向転換をすることになります。
世論の変化
ある報道とは『自動車の運転事故』のことです。
警視庁は配信日の7月22日から11月21日までの4ヶ月間のデータを挙げ、ポケモンGOに関連する運転事故は17都道府県で27件発生し、うち4件が死亡事故に発展したと発表しました。
加えて開発・運営元であるナイアンティック社に対し『改善要請』を出したのであります。
改めて見るとすごいデータじゃな…。
このデータはユーザーの慢心した思いが原因となっており、『ポケモンGO』側に落ち度はなかったと考えるが、世論はそう捉えませんでした。
つまり【ポケモンGO】という存在自体に、多くの疑問の声が上がってしまったのです。
ブームの終焉。
しっかりと捺された負の烙印は、簡単には拭えませんでした。
過去の報道を鑑みたライトやミドル層がプレイを止めてしまったのです。
あ。俺もこの辺でやらなくなったわ。
当然コンテンツとして不十分な部分も多々見受けられ、見切りを付けられたという事も影響しているのでしょうが…。
ブームが終焉を迎えると、社会問題も収束に向かい始めました。
公園は再び静けさを取り戻し、飲食店での『はじめました!』という張り紙は化石にすら見えた事を覚えています。
私は、この時
【ポケモンGO】はオワコンだと感じました。
オワコンとは、終わったコンテンツの略語じゃ。
大手コンビ二が提携?
唐突だが、Skt.Coが住む家の隣には『セブンイレブン』があるんです。
そんなコンビニ最大手の『セブンイレブン』が2017年4月13日からポケモンGOとスポンサー契約を結びました。
これにより日本全国に存在する約19,000店舗がポケストップとして新たに追加されたのです。
(参考リンク:ポケストップ|セブン‐イレブン~近くて便利~)
え!?19,000も?
これが『きっかけ』になったのでしょう。
足しげく通うお隣のコンビ二店内に掲げてある掲示物を何回も見るうちに私はこう思いました。 「もう一度やり直してみようかな?」と。
気づけばAppStoreにアクセスしていたのです…。
新機能の追加?
インストールを終えた私は期待と不安が入り交じった複雑な心境でアプリを起動して見ました。
代わり映えのないインターフェースに少し安心したのですが…。
直後、その安心はワクワクとした感情へと変わりました。
理由はプレイしていたあの時に欲しかった機能が追加されていたり、コンテンツの質があがったのかな?と思えたからです。
ではそんなアップデート内容の一部を見ていきましょう。
金銀ポケモンの実装
シリーズ2作目『ポケットモンスター金・銀』に登場したポケモンたちがゲーム内に出現するのです。
アラサーホイホイ…。
ロード画面もハガネールになっておったのぉ
これによりポケモン図鑑のナンバリングが248番まで増えました。
数年前にニンテンドーDSでのリメイクされましたね。
とにかく私と同年代の人は、少なからず興味を持ったと思います。
近くにいるポケモン機能の実装
配信当初は使い物にならなかった機能が2017年4月21日に実装されました。
当時は「一体どこの近くだよ。」とプレイヤーの焦燥感を煽った機能でしたが、今回の実装ではポケモンがどこの近くに潜んでいるのかが分かるようになりました。
熱心なヘビーユーザーは、このアップデートで使いにくくなったと意見していますが、私は特に問題を感じませんでした。
次の大きな見出しで、この機能を使ったゲームの様子を書いてるから見てね!
今後のアプデ予定
- ジムの仕様の大幅変更
- レイドバトルの実装
- トレード機能の実装
- PvP機能の実装
- 繁殖、ブリード機能
どうでしょうか?
わたしはこれを見て、さらに心が躍りました。
PvPにトレード!?!?
ワシは繁殖という響きが好きじゃ…
多くの人は『ポケモン』とはソーシャルな要素よりも、気の置けない友人らと協力して遊ぶという側面が強いと感じているでしょう。
今それが構想段階で近づいているのです。
いつか来るPvPやトレードに備えて、まったりと【ポケモンGO】を続けてみようと感じました。
実際のプレイ画像
実際に『ちかくにいるポケモン』の機能を使ってゲームをしてみた。
画面右下にあるバナーのような箇所をタップすると…
影絵になっているのが、まだ一度も捕まえた事の無いポケモンです。
今回は画面中央の『イーブイ』を目指して歩く事にしました。
画面のイーブイをさらにタップします。
するとサムネが拡大表示される。
続けてその下にある足跡をタップすると…
お目当ての『イーブイ』がいるであろう場所が示されているのです。
あとはその場所まで歩くだけ。
なるほど、イーブイである。
それにしてもかわいい。
配信当初から欲しかった機能がこのように役に立つのはうれしいですね。
満足感に浸り、ベンチに腰掛けたSkt。
おもむろに画面を覗くと・・・
まさかの家の隣のコンビニ付近に『イーブイ』出現・・・
俺の10分を返せ。なんて思ってないから…ないんだから。
残念な奴じゃ…。
ポケモンGOはオワコン?
結論から言うと『どちらとも言えない。』が正解でしょう。
ただし。
限りなく終わったコンテンツに近いのですが…。
配信当初と比較すると不具合は修正され、多くの機能やコンテンツが追加されており着実に成長はしていますが…。
社会現象を引き起こしたあの状態までとは言うつもりは無いです。
しかし、コンテンツとして成長を遂げる為には『失ったユーザー』を再獲得することは必要条件と言えるでしょう。
魅力のある今後のアップデートの内容と『ポケモン』が持つ圧倒的ブランド力
それぞれの歯車が噛み合った時【ポケモンGO】は再び息を吹き返すのではないでしょうか?。
Skt.Coは今後のアップデートを見守りつつ、まったりとゲームを楽しんでいこうと思っています。
【ポケモンGO】にとっては今が正念場であり真価、いや進化が問われている。
では解散ノシ
おまけ。
我が家のペット×ポケモンGO