松泊会のこと

テーマ:

日本の文化や歴史を知りたくなり、


インターネットで探したところ、


「松泊会(しょうはくかい)」を見つけました。




松泊会は、松木薫代先生が主催する「和の教室」です。




具体的に何をするかと言えば、


月1度、都内にある茶室を貸し切り、


先生がお茶を点て生徒に振る舞い、


その後、その月に行われる日本の行事の歴史、


礼儀作法(マナー)、日本語講座(言葉遣い)等


について先生が講義して下さる、という会です。




講義終了後は、老舗の料理屋さんが出している


お弁当を頂きます。




先生は、裏千家茶道師範、日本礼道小笠原流煎茶師範、


蘇我御流華道師範という免許をおもちです。すごすぎる!




日本の歴史、文学、風習のみならず


中国の古代史にも精通されている先生は、


2時間近い講義にもかかわらず、一切ノートを見ず、


淀みなく、流れるような口調で話されます。




かといって、堅苦しい方ではまったくありません。


薄いピンク色とミスチルが好き、という可愛らしい面も


お持ちです。



乱れゆく日本語を憂い、日本を愛する先生。松木先生から、


私は、日本文化の素晴らしさ、繊細さ、優美さを学びました。


そして、日本に生まれ育ったことが誇らしく思えるようになりました。




先生が点てて下さるお茶を頂く際に、季節の和菓子を頂きます。


苦手だったあんこが好きになり、今では「鶴屋吉信の生菓子は最高だな」


というありさまです。





このクラスは2年間で卒業となります。


私は、2009年から2011年まで通い、無事、卒業しました。


卒業した時は、とても寂しかったです。




今でも、ノートを読み返し、先生から教えて頂いたことを反芻します。


松木先生より学んだことは、私の中に残る一生の財産です。




松柏会ホームページ

http://www2.ocn.ne.jp/~fuchan/sub1.html





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