じゃぱりまんRおぼえがき味
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じゃぱりまんRおぼえがき味

2017-05-11 00:23
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いただきますですよ。じゅるり。

動画を投稿しました。

ネタ解説とか技術的なこととかを書きます。くそながいうえに参考になるかわかりません。

『けものフレンズ』アニメ全話視聴前提としてネタバレも普通に書いていくので一応ご注意&ご了承ください。


更新履歴

  • [05/11 21時] 大きく内容を変えない程度に文章の補足と修正。P2演出解説、P4ふつうの解説、P4技術解説、P5ふつうの解説、P5技術解説、P7ふつうの解説、P8技術解説、P8演出解説にそれぞれ追記。P4、P5整理。
  • [05/11 00時] 公開

用語

  • 本文中で「いたじゃんR」とか「元ネタ」とか言っている場合は、この動画の元ネタ御本家様であるゲーム『いただきじゃんがりあんR』OPのことを指します。
  • 本文中で「みかん味」と言っている場合は、一か月前に投稿した未完成版の動画のことになります。
  • 過去の自作動画「にこひゃくじゃんがりあん(仮)」「つくだフレンズ」からの素材流用が結構多いのでそれらにもちょくちょく触れますが、まあ過去にそんな動画も投稿したんだな程度に軽くスルーしてもらえればと。

0.もくじ

  1. はじめに
  2. Q&A
  3. 登場キャラについて
  4. シーンごとの解説
  5. 余談
  6. おわりに

1.はじめに

  • アニメ『けものフレンズ』のキャラクター(アニマルガール・フレンズ)たちで、ゲーム『いただきじゃんがりあんR(以下『いたじゃんR』)』オープニング映像を再現したMADです。『いたじゃんR』についての詳細は大百科へどうぞ。
  • あくまで題材はアニメ版のほうで、アプリ版要素はほとんどないです。
  • 一応、「『けもフレ』という作品自体の紹介」というよりは、「ジャパリパークが実在するという想定でパーク紹介&パークで出会えるアニマルガール紹介PV」てきなものをイメージして作ってます。ここらへん最初に定めておかないと方向性がぶれぶれになっちゃうので。
    とかいいつつも普通にアニメ放送年である「2017」とか出てきたりとあまり守れてないですけどね。そういうゆるい方針でした。

▼セルフ比較動画

▼未完成版「みかん味」

▼過去の自作の『いたじゃんR』MADをまとめて比較してくれた動画(比較ありがとうございます感謝)

2.Q&A

Q.元ネタわかんない。
A.「1.はじめに」へ。むかしニコニコで流行して、現在でも年に何本か再現MADが投稿され続けている神モーショングラフィックス作品です。永遠に評価されるべき。

Q.どうやってつくったの。
A.『いたじゃんR』のOPを透かして動きをなぞっています。

Q.素材どうなってんの。
A.『いたじゃんR』の動画をそのまま使ったりはせずに背景とかは全て自作しています。けもフレのアニメ背景とか、あと当然アニメキャラとかは例外として、それ以外は素材自給自足です。ちなみにけもフレのBB/GB素材も使用せず全て自分で切り抜いてます(『みかん味』にはGB素材使用部分があります)。
なお去年作った「にこひゃくじゃんがりあん(仮)」のプロジェクトファイルを使い回しています。

Q.ソフトなにつかってるの。
A.みかん味参照。

Q.どれくらい時間かけたの。
A.本格的に構想を始めたのは3月中旬。手を付け始めたのは11話放送時あたり、なのでそこから数えれば制作期間6週間くらい。「つくだフレンズ」を12日で作った反動もあって想定以上に時間かかった。
最初に手を付けたのはBメロ(ビーバー~キツネ)、次いでイントロ~Aメロで、ここでいったん「みかん味」として投稿。そのあとは「みかん味」の修正/調整作業と並行しながら、サビ後半(ロッジ~ラスト)を作って、Bメロラストのハンター&セルリアンシーンを作って、最後はサビ前半のライブシーンです。サビ前半をPPP紹介パートとしてオリジナルにするのはだいぶ前から決まってはいましたが、どのような演出にするかは投稿前日までずっと悩んでいました。土日まるまるかけて作ったものが一回没にもなりましたし、制作期間が長びいたのはだいたいここのせい。

Q.プロかよ
A.一応何年か前から実務でAE含めアドビのソフトを「基本的な操作のみ、ほんのちょっとだけ」使うようにはなっているので、そういった意味では「(本来の意味での)プロ」の「端くれ」なのかもしれないけど、技術とセンスと、あと特に経験値が圧倒的に足りていないので、「プロフェッショナル」の領域に1万光年くらい届いてないです。まず未だにMADつくってる時点でものほんのプロに鼻で笑われます。よってアマです。

Q.4:3で若干ゃ草。
A.アスペクト比は16:9にしようか悩みましたが、単純に「時間かかりそう」だったので全編4:3のままです。「懐かしさを感じる」アス比ってことでむしろ良かったかも。私ちゃんは懐古ごっこが好きなフレンズなんだね。
アスペクト比とはあまり関係ないですがついでにいうと、元ネタ30fpsに対してこれは60fpsです。フレームレートを変えることに関しては(レンダ時間が長くなることを除けば)制作環境的に逆に面倒にはならないです。というかプロジェクトファイル流用元の「にこひゃくじゃんがりあん(仮)」が既に60fpsですし。

Q.サビでバス走んないのかよ。
A.たぶんこれ↑が一番よく言われてますが、ジャパリバスを走らせなかった理由はこれから書いていきます。

Q.セミ。
A.ごめん。

3.登場キャラについて

『いたじゃんR』のOPは、ギャルゲOPの中でも紹介キャラ数がかなり多いので、再現MADにするうえでキャラの多い作品との相性が良いんですよね。ただ『けもフレ』は逆にキャラが多すぎて枠が絶望的に足りませんでした。

とにかくメインキャラクター全員を名前テロップ付きで登場させる方向性でいった結果、元ネタ『いたじゃんR』が16キャラ紹介なのに対しちょうど倍の32フレンズ(+α)詰め込みになりました。厳選して元ネタ通り16キャラ程度に絞ってもよかったのですが、でもやっぱり「けものは居ても のけものは居ない」ようにしたかったのです。

よって、元ネタ『いたじゃんR』ではキャラ紹介枠となっていないカットにまでがんがんフレンズが登場します。主にカバ、ヒグマ、PPP&マーゲイ、ツチノコ&スナネコとか。

あと同エピソードのフレンズは同じカットで同時紹介(主にBメロ)するか、もしくは連続して紹介(Aメロとかサビ)しています。こうしておけばまあごちゃごちゃしすぎないかなというのと、あと同じ話数に登場する繋がりの深いフレンズを同時出演させれば小芝居させることで「ごちゃごちゃ感」をごまかせるので。


3-1.名前テロップ付きで登場するキャラ

  • 名前テロップ付きで登場するフレンズは以下の通りで、合計全32キャラです。
    • 「おにいさん/おねえさん」による解説付きのフレンズ全員(21キャラ)
    • 加え、レギュラーフレンズである、かばんちゃん、アライさん、フェネック
    • 加え、公式でメインキャラクター扱いとされ主題歌も歌う、PPPメンバー
    • 加え、「おにいさん/おねえさん」による解説こそないもののそれに匹敵する活躍をするフレンズ(カバ、アリツカゲラ、キンシコウ、ハシビロコウ)
  • どの枠にどのフレンズを置くかは、最終話放送後くらいのタイミングで固まって、それ以降変更なしです。
    当初の構想時は、ハンタートリオが登場する11話放送前の構想ということもあって、Bメロラストがハンタートリオではなく「ジャガー&カワウソ」でその流れでジャパリバス登場とか、その代わり大取りが博士たちではなくハンタートリオとか考えてましたが、まあ変更点としてはそのくらい。
シーンじゃんがりあんRじゃぱりまんR登場話割り当て理由/根拠
Aメロ1Suzune.Satoサーバル1話考えるまでもなく最初の3枠はこの3人で確定
Aメロ2Miwa.Ashiya
アライグマ
Aメロ3Maki.Tachikawaフェネック
Aメロ追加枠-カバ
Aメロで1話フレンズ4人消化する
Bメロ1Ayako.Kumagaiアメリカビーバー5話
元ネタがプレートを持ったキャラなので、ラミ加工写真を持つシーンがあるビーバーに
オグロプレーリードッグ元ネタが左に倒れるからプレーリーに押し倒してもらっちゃえてきなノリ
Bメロ2Yukino.Nishibeアルパカ・スリ3話
ビーバー&プレーリーに続き、同エピソードに登場する、密接な関係の異種フレンズコンビ2組
トキ
Bメロ3Ling.Chinfeiヘラジカ6話
ライオン
Bメロ4Kaori.Yaguraギンギツネ9話
異種フレンズではないけどまあ流れ的に
キタキツネ
Bメロ5Sayaka.Kawaguchiリカオン11話

サビ前の束の間のシリアスパートとしてハンタートリオ

キンシコウ
Bメロ追加枠-ヒグマ
サビ前半追加枠-コウテイペンギン8話
サビ前半をオリジナル展開にするなら華のアイドル枠に
ジェンツーペンギン
イワトビペンギン
フンボルトペンギン
ロイヤルペンギン
マーゲイ
サビ:室内Aoba.Toyoshimaアリツカゲラ10話
元ネタが室内だからロッジ組で確定
あとついでに、元ネタに登場するテレビモニターをミライさん投影に改変できる
Nise! Suzuneタイリクオオカミ
アミメキリン
サビ後半追加枠
-ツチノコ4話
それほど密接な関係ではないためにBメロ枠に出しづらかった同エピソードのフレンズコンビ2組
スナネコ
サビ:きいろいとこ
Sera.shiraiジャガー2話
Misaki.Koikeコツメカワウソ
サビ:ピンクのとこTomoko.Kumagaiハシビロコウ6話(再)
特別枠てきな
サビ:変身Nanae.Kawai????(かばんちゃん)1話(再)
元ネタが変身シーンなのでフレンズ化シーンとしてかばんちゃん確定
サビ:ラスト
Anna= Sandra= Kagamiアフリカオオコノハズク7話
鳥だけに大取り
「島の長」だから大取りに適してるだろうし、元ネタ黒バックだからついでに最終話野生解放ネタも行ける
Miraワシミミズク

計16キャラ
計32フレンズ



3-2.名前テロップ無しで登場するキャラ

フレンズ非フレンズ
  • オーロックス(6話)
  • アラビアオリックス(6話)
  • ニホンツキノワグマ(6話)
  • シロサイ(6話)
  • パンサーカメレオン(6話)
  • アフリカタテガミヤマアラシ(6話)
  • オオアルマジロ(6話)
  • ショウジョウトキ(3話)
  • サバンナシマウマ(1話)
  • ラッキービースト(ボス)
  • ミライさん
  • セルリアン(黒)
  • 脇役フレンズも何人か背景に混ぜました。
  • 複数のエピソードでまたがって登場するフレンズたちです。6,7,9,12話に登場した平原フレンズがほとんどですが、それに加え、ショウジョウトキも一応3話と12話で複数話にまたがって登場していることになるので追加。
  • 唯一サバンナシマウマちゃんは1話にしか登場しませんが特別枠として、というかネタとして「サバンナシマシマオオナメクジ」の姿で一瞬映り込みます。
  • アードウルフちゃんも一応複数話登場していると捉えることができますが事情が特殊なので、ごめん。「先代サーバル」ちゃんも別キャラとして考えれば条件に当てはまりますが、まあ、ごめん。
  • その他のフレンズ(2話じゃんぐるちほー内で出会ったフレンズたちとか9話カピバラさんとか)は……まあ出番少ないし、変に贔屓するのもあれだし、ごめん。

  • 非フレンズでメインキャラとなるボスはしょっちゅう登場します。
  • ミライさんも「白い影」の姿と、「体毛」の姿で二回登場します。
  • セルリアンは、動画の方針・雰囲気的に合わないので当初完全に「のけもの」にするつもりでしたが、黒セルリアンがBメロに出没しました。

3-3.フレンズごとの待遇差について

  • 「オオカミ」「キリン」が小さいうえに一瞬しか映らなかったり、「ジャガー」「カワウソ」がアニメーションせず静止画だったり、切り抜き枚数がフレンズごとにかなり異なったり(ヒグマ43枚に対しマーゲイ0枚)しますが、構成上そうなってしまっただけで意図して冷遇しているわけではありません。特にマーゲイ姉貴、ジャガー姉貴、カワウソちゃんに関しては、「好きなフレンズ5人挙げろ」と言われたらたぶんそのなかに3人とも入るくらい贔屓したいフレンズなので。そういうこともあって登場シーンが地味になってしまったり切り抜き枚数が少なかったりするのは逆に残念でした。

4.シーンごとの解説

たぶんここからほんぺん。

  • ふつうの解説はグレー
  • 「小ネタ」の解説は
  • 「技術的なこと」とか「演出/構成的なこと」とかの解説は

です。

例えば「技術的な解説」だけ読みたい場合は青いとこだけ読んでいくとか、そんな感じで。

画像はクリックで拡大。アニメ映像/公式画像等から素材とってるところは青く塗りつぶしていますが、逆に塗りつぶされていないところが自作素材/トレス素材ということで。

P1.みりすロゴ
ふつうの解説
  • 最初の「F」はフレンズのFです。直後に「の」と表示されるからここを「の」にするとダブっちゃうし、他のアルファベットもしっくりこなかったのでFに。元ネタ『いたじゃんR』では「h」です。
  • 英字部分は「Funny and Taaanoshiiiiii!!」です。「Funny and」まで元ネタと一緒です。意訳すると「たーのしー! そしてたーのしー!」とかそんな感じです。なにいってんだこいつ。
  • 「けものフレンズ」のロゴはトレス再現、ボスも微トレスの手描き(※画像2枚目)。
小ネタ解説
  • 「and」の「n」が「の」にモーフィングします(※画像1枚目)。元ネタ『いたじゃんR』ではハートマークに変化します。
技術的解説
  • 「n」→「の」(※画像1枚目)はシェイプトゥイーンです。こちらの動画を参考にしました(参考になったとは言っていない)。

  • 音楽が始まるときに流れていく水玉模様のトランジションはシェイプレイヤーかなにかで複製等の機能を駆使すれば簡単だと思いますが、今回は「つくだにじゃんがりあん3D」のときに作った一枚の横長の画像素材が残っていたためそれを流用しました。
P2.イントロ前半
ふつうの解説
  • 最初の文字は「FRIENDs?」、元ネタ『いたじゃんR』では「RETURNs?」です。末尾がSの単語で最初に思いついたのがそれだったので0.2秒で決定。単純。
  • 次に表示される「a GRAND ADVENTURE with the ANIMAL GIRLS!」(※画像1枚目)は、キャッチコピーの「女の子の姿になった動物たちが繰り広げる大冒険!」を超意訳したもの。英語が不得意なフレンズなのでおおめにみてね。
  • いたじゃんカラーの手描きジャパリバスが登場します(※画像1枚目)。動画の中にジャパリバスがあまり出てこないので、せめてバスの全貌くらいどこかにちゃんと登場させたいと思って投稿数日前になってここに無理矢理追加しました。なお「つくだフレンズ」終盤用に描いたやつを色変えただけの流用。
  • 「2017」(※画像2枚目)はアニメ版の放送年です。ここで描く模様はかなり悩みましたけど、元ネタ通り結局普通に年号で。前述したように「アニメ放送年」のようなメタてき?な要素は本当はあまり入れたくなかったんですけど他に思いつかなかった。
  • 四本の線が丸を描いて観覧車になります(※画像3枚目)。『いたじゃんR』ではハムスターが走る滑車です。
小ネタ解説
  • 歌い出しの歌詞が「わんつーすりーふぉー」なので、けもフレOPサビ直前の「わんつーすりー♪」のシーンを背景に挿入(※画像5枚目)。4どこ行った。ムービー的には1もどこ行った。
技術的解説
  • いたじゃんMADの第一関門として名高いと自分の中で勝手に思っている線のうにょうにょ(※画像2枚目)。アドビを使えばびっくりするくらい簡単だからみんな買おう。標準エフェクト「線」、じみに汎用性高い。
演出/構成的解説
  • サムネのサーバルちゃんが映るシーン(※画像4枚目)から「わんつーすりーふぉー」のシーン(※画像5枚目)までは、吹き出しとか線とか文字の位置を元ネタよりもちょっとだけこっそり下方調整しています(みかん味では未調整)。元ネタ通り行くとサムネのカットのバランスが悪くなってしまうので。画像4枚目を見ると本来中央にくるはずのReady?の円が下寄りなことがわかります。
    で、そのあとの「わんつーすりーふぉー」のとこでバレない程度に元ネタ通りの位置へとどんどん上げています。
P3.イントロ後半
ふつうの解説
  • 「2+3+4」→「9」は元ネタ通り。まあ他に上手い計算式思いつかなかったし。
  • フレンズのシルエットがたくさん表示されるシーン(※画像4枚目)のシルエットはアプリ版。かばんちゃんのみ、よしざきおにいさんによる公式かばんちゃんイラストを参考にしつつ自作。ここでシルエットが登場するフレンズは、アニメの前半オープニングに登場する5話までのフレンズたちです。元ネタ『いたじゃんR』でのシルエットの人数に近くなってちょうどよかったので。
  • 立体の「の」が宇宙空間を舞っています(※画像5枚目)が、宇宙空間に「だてまき」があるのは常識的に考えておかしいことは確定的に明かなので「だてまき」ではありません。「一六タルト」でもありません。
小ネタ解説
  • 「9」が横倒しになって「の」になります(※画像1枚目)。「2+3+4」の計算式の改変が思いつかなかった結果こうなりました。
  • かばんちゃんのシーンで吹き出しから「ITADAKI」の文字が表示されるのは元ネタ通り。「ITADAKI」に斜線を引いて「禁止マーク」にすることで「食べないでください!」を表現。わかりにくーい!(※画像2枚目) でもコメントで気付いてくれてるひとがわりと普通にいてよかった。
  • だてまきシーンで背景を舞う小物は、それぞれ「ロープ(2話)」、「紙の剣(6話)」、「マッチ箱(7話)」です(※画像5枚目)。全て、11話でのvs黒セルリアン&サーバルちゃん救出時にかばんちゃんが使うアイテムです。ちなみに「みかん味」では紙の剣の横に紙風船も浮いていますが、11話に登場する人類的叡知ではないので完成版では削除。
技術的解説
  • 回転する二つのジャパリまん(※画像3枚目)&だてまき(※画像5枚目)は3Dモデル。だてまきは、「の」のベクタファイルから押し出し機能で立体に。「レイトレース3D」は意地でも使いたくなかった。
  • だてまきシーンの背景の星空は、「にこひゃくじゃんがりあん(仮)」で作った素材の流用なのであまり覚えてませんが、たしかパーティクルで作ったような記憶。
演出/構成的解説
  • かばんちゃんの「ITADAKI」のシーン(※画像2枚目)は、「みかん味」では「ITADAKI」ではなく単純に「の」と表示。直後のジャパリまんが舞うシーン(※画像3枚目)でも、左下ボスの絵が「みかん味」だとやっぱり「の」です。この2箇所を差し替えた理由としては、イントロで「の」の出番が多すぎだったためです。毎カットに「の」が出てくるのは流石に頼りすぎでしたね。
P4.Aメロ
ふつうの解説
  • 地図(※画像1枚目)は11話等を参考にトレス。「ちほー」の配置は、考察班による考察を参考にしながら自分でも「こんなかんじかなー」と適当に決めたので、公式情報ではありません。「さばんな」と「じゃんぐる」はさすがに合ってそうだけど。「へいげん」とか「しんりん」とかはかなり怪しいです。
  • 地図上でのボスの動きは、1話から11話(12話)までのかばんちゃんたちの道のりを表現。
  • 他のフレンズが本編テロップを模した簡単な名前表示で終わっているなか、サーバル、アライグマ、フェネックのみちょっと詳細です。名前だけだと単純にスペースが空きすぎるので。逆に言うと他のキャラも詳細に書いちゃうと大変なことになるので。
    元ネタ『いたじゃんR』では「誕生日」「3サイズ」「趣味」等の6項目ですが、ここでは上から「学名」「綱(すべて哺乳綱)」「目(すべてネコ目)」「科」「属」「IUCNによる保全状況(すべて軽度懸念)」にしています。一部Wikipediaとかと異なったりもしますが、けもフレでの分類に準拠。
  • Aメロラストの「わーい!」だの「すっごーい!」だの(※画像5枚目)は、単純に何書けばいいのか思いつかなかった。深夜テンションで初期に適当に打ち込んだものが一切の修正なしでそのまま投稿まで来てしまいました。「みかん味」から一切の修正/調整が入っていない唯一のカットだと思う。
小ネタ解説
  • サーバルちゃんが一瞬「すしざんまい」のポーズをします(※画像4枚目)。1話ネタ。
ネタ要素の強い小ネタ解説
技術的解説
  • 地図(※画像1枚目)はイラレのをレイヤーごとに分けて読み込んで順番に表示させて、カメラを動かす。ハリボテ舞台(※画像2枚目)も同様。
  • 地図で最初に下から伸びてくる海岸線のやりかたはイントロの「2005」と同じ。元ネタ『いたじゃんR』では道路とかが伸びるアニメーションもありますがそちらも同じ方法でできます。
演出/構成的解説
  • 地図の引きのシーンは、本来元ネタ『いたじゃんR』にはないモーションですが、島の全貌の輪郭を一瞬でも見せておかないと何が描かれてるのかわかりにくいと思ったので引き絵追加。ついでに端っこに「ゴコクエリア」を見切れさせる。
  • 地図直後のシーン(※画像2枚目)は「PPP予告」の背景(12話『ゆうえんち』に登場したハリボテ舞台)。舞台の奥に見えるのは、実際はハリボテなのでそんなわけないけど、進行的に「さばんなちほー&火山」にしてサーバルちゃんの解説に繋がるようにしています。
  • サーバルちゃんの直前で双眼鏡を覗いたような演出になるのはアプリ版でのガチャ時の演出(※画像3枚目)……というのはここだけの話コメントで知りました(私はアプリ未プレイフレンズです)。アニメのティザームービーで双眼鏡の演出があるので実際はそちらを参考にしています。
  • すしざんまいサーバルちゃんはトレス手描き(※画像4枚目)。手描きにしたのは、背景のサバンナの絵がフラットなデザインなのでそこにいきなりアニメ絵サーバルちゃんを登場させるのは急すぎると思ったのでクッション。あとついでに言うと背景のサバンナ絵は「つくだフレンズ」終盤からの流用(ここも自作)。
  • Aメロでは、1話フレンズである「サーバル」「アライさん」「フェネック」「カバ」を詰め込んでいます。カバのシーンの直後で「←1話フレンズ 2話以降フレンズ→」と英字で表示して時間単位で“ちほー”分断。
P5.Bメロ前半
ふつうの解説
  • Bメロでは「3.登場キャラについて」にも書いたように、同エピソードフレンズのうち密接な関係のコンビ(中でも特に異種コンビ)たちを同時出演させています。なおトップバッターはビーバー&プレーリーが適役すぎた(※画像1枚目)。理由は「3.登場キャラについて」にて。
  • プレーリーに押し倒される瞬間のビーバーは、瞳だけ少し加工しています(押し倒される直前に危険を察知して少し右側を向いて、その後驚き顔に)。ちなみにオーロックス&アラビアオリックスの目の向きも少し弄っています(※画像3枚目)。
  • トキ&アルパカのシーン(※画像2枚目)は、トキは3話で紅茶をこれから飲むというシーン、アルパカは5話でアライさんたちに紅茶を出すシーン。ただトキが既に飲んでいるのに新しくカップ出すのはおかしいので「アルパカが別ブランドの紅茶を2種類新しく用意して持ってきた」的なイメージで作っています。なのでアルパカの持つ2杯のカップには湯気を追加していますがトキのカップは「既にほぼ飲み干しているor冷めている」としてあえて湯気を出していません。
小ネタ解説
  • トキ&アルパカのシーン直前にショウジョウトキが一瞬ゲスト出演します。
  • ライオン&ヘラジカの背後にライオン軍団、すなわち「オーロックス」「アラビアオリックス」「ニホンツキノワグマ」の三人がゲスト出演しています(※画像3枚目)。
技術的解説
  • ビーバーの持つラミ加工の紙は、一度普通に別レイヤーで重ねたあと手の形に添ってマスク(※画像1枚目)。ちなみに本来このシーンではビーバーは何も持っていません。
  • アルパカの持つカップから出る湯気はパーティクル(※画像2枚目)。アルパカの動作に合わせて、パーティクルの出現座標を単純に直線移動させています。
  • キツネコンビのシーンの直前に映るのは一応キツネの尻尾のつもり(※画像4枚目)。元ネタ『いたじゃんR』と同じく、直前のテロップ(ライオン&ヘラジカ)を回収していきます。尻尾はパスで二重に描いたものをパペットツールでそれぞれ変形。
P6.Bメロラスト~サビ前半
ふつうの解説
  • オリジナル構成です。コメントで「走らないのか」と言われていますが、元ネタ『いたじゃんR』でバイクが走るのに倣ってここでジャパリバスを走らせることはもちろん考えていました(『みかん味』でジャパリバスがサーバルちゃんを轢くギャグがその名残)。ただジャパリバスを走らせるとキャラ紹介枠が足りなくなってしまうので、思い切って変更しました。これは「みかん味」投稿時点で既に決まっていたことで、「みかん味」でのバス事故オチは未完成版用のためだけに作ったものです。
    まあ「東方」「俺妹」「杏子」でもサビ前半はオリジナル構成ですし、このパートを「走らせず」にオリジナルにする傾向はむかしからあるのかなと思うのです。なのでおおめにみてね。
  • 完全に余談ですが、サビでの走行に関して、プリンセスを脇に抱えたサーバルちゃんがハイウェイを走っていきながら「ららら拉致~♪」なんていうギャグも考えていました。でもまあ、その、なんというか、没。
  • PPPロゴ(※画像4・5枚目)は公式で存在します。ここに登場するのはそれのトレス。
  • PPP五人のそれぞれのカラーリングは、公式サイト等で使われているものを参考に。ライブシーン(※画像4枚目)で青いサイリウムが多いですが、別にフルル応援が多いことを指しているのではなく、単純にペンギンっぽい色ということで青多めにしました(PPPを色分けした演出にしようと決めたのはサイリウムの色付けを終えたあとです)。
  • PPPの中で唯一フルルだけ一枚絵で他がアニメーションしています(他に、バストショットのフルルでいい感じのシーンが見つからなかったので仕方なくです)(※画像6枚目)。なんかそれだと“のけもの”っぽくなってしまうので、その代わり、フルルにはジャパリまんをくわえさせてそれが落下していくアニメーションと、ちょっとだけ目が動く加工をしました。
小ネタ解説
  • ヒグマの直前、黒セルリアンのシルエットの引きのシーンで、中破したジャパリバスのシルエットが映ります(※画像2枚目)。
  • ヒグマジャンプ後、そのままPPPのライブ会場に着地して、サイリウム代わりにクマスタンプを振り上げます(※画像4枚目)。一緒に飛んできた名前テロップも反転して舞台のほうを向きます。
  • サビ開始時に「Live Heat!」と表示されますが、元ネタ『いたじゃんR』ではここで「Love Cheat!」と表示されます(※画像4枚目)。「Live Heat!」は曲名「Love Cheat!」のもじり。ちなみに一瞬だけ本来の曲名「Love Cheat!」と表示されていて、「o」と「C」がすぐに吹っ飛んでいきます。
  • PPP紹介シーンで背景に大きく映る英字は、「ようこそジャパリパークへ」間奏でのPPPたちのセリフのローマ字表記(※画像6枚目)。なお、PPP紹介シーンで動画の周囲に黄色い枠が現れて、背景色がワイプで変化するのは「つくだフレンズ」での演出の流用。他に演出を思いつかない脳みそであることが露呈するという小ネタだと思ってください。
  • プリンセスのシーン直前で背景に大きく映る英字は「3rd GEN. (THE) NEW MEMBER」→「三代目新メンバー」です(※画像7枚目)。
まーげいおねえさん解説
  • マーゲイのシーン(※画像8枚目)はほぼネタです。アニメアイキャッチの「おにいさん/おねえさん解説」のレイアウトをベースに、朝の民放のニュース番組風。
  • 右上テロップはMステの例の放送でのテロップを意識、というかぱくり。
  • 左上の時刻表示とか天気予報とか中継場所とかが大雑把すぎますが、まあジャパリパークでニュース番組が作られたらこんなゆるい感じになるんだろうなーというほっこり妄想です。博士たちの頭脳ならテレビ放送くらいできるはず。放送を見るフレンズたちの識字率は知らない。
  • 「ラブがちぃとだけ重すぎた」
技術的解説
  • 黒セルリアンは複数のシーンを参考にトレス(※画像1枚目)。うごめいているのはただの無加工フラクタルノイズ。本当はもっとクリスタル的なきらめきにすべきところですが、これだけでもそれなりにセルリアンっぽい感じに思えたので、言っちゃえば手抜き。更に言っちゃえば技術不足。
  • ヒグマの持つスタンプが光るのはグロー。光る目はブレンド加工。本当は光る目に「AKIRA」的な残光もつけたかったけどしっくりくるものにならなかったので没。
  • ヒグマが飛んでくるシーン(※画像3枚目)で一緒に飛んでくる名前テロップは自動追尾ではなく、ヒグマの動きに合わせてキーフレーム打ち。同シーンのサンドスターはパーティクルで、名前テロップの座標に同期(エクスプレッション機能)。
  • ライブ会場(※画像4枚目)のモニターに映る粒子とかライブ会場を漂うホコリとかはパーティクル。サイリウムは「セイバー」なる神無料プラグイン。あとシャインとかルックスとかレンズフレア的なものとかを出鱈目に適用。モニターうしろの壁面を覆う謎ライトにはフラクタルノイズをブレンド。
  • 立体PPPロゴ(※画像5枚目)は、むかしセールのとき買うだけ買ってそのまま宝の持ち腐れになっていたエレメント。結果、使い方が「ぜんぜんわからん!」ことがわかりました。
  • マーゲイの眼鏡が光るのは眼鏡の形をした白いシェイプのワイプ(※画像8枚目)。
演出/構成的解説
  • Bメロラストは束の間のシリアス展開ということで背景色がセルリアンブルーに(※画像1~3枚目)。おまけにそのまま夜空の色っぽくもなるというダブルミーニング。……といってもただ色反転しただけですけどね。
  • セルリアン登場シーンのみ背景にノイズが出ていますが、そこだけ異質なシーンであることを強調するためにわざとです(※画像1枚目)。
  • サビ前半のライブシーンは、「PPPロゴ表示」→「舞台に立つPPP五人のシルエットが小さく表示(※画像4枚目)」→「PPPプラチナチケット表示」→「コウテイの首より下とプリンセスのシルエットが大きく表示」→「再びPPPロゴを大きく表示(※画像5枚目)」→「一人ずつPPP紹介(※画像6枚目)」という構成です。いきなりPPPたちの顔が映る前に「PPPロゴ」「チケット」「首より下」などを順番に見せるというクッションを設けることで急展開になりすぎないように調整。
  • マーゲイのシーン(※画像8枚目)はテレビっぽいノイズとかゴースト追加とか色調補正とかしてデチューン(絶望した)。ちなみにここのテレビ画面だけ半分の30fpsにして少しカクつかせています。
P7.サビ後半
ふつうの解説
  • 最初はロッジ組です(※画像1枚目)。この枠をロッジ組にした理由は「3.登場キャラについて」にて。
  • 元ネタ『いたじゃんR』では、テレビモニターに直前のハイウェイシーンが映し出されたあとキャラクターに差し替わりますが、ここではテレビの代わりに壁面にマーゲイ鼻血全国放送を映し、ミライさん投影に変化するようにしました(※画像1枚目)。
  • 変身シーンはかばんちゃんのフレンズ化シーンに(※画像3・4枚目)。ラストは「島の長」である博士たち(※画像5枚目)。
  • 怯え顔かばんちゃんの目は、ビーバーと同じく加工しています。
小ネタ解説
  • スナネコが飽きた結果背景のアニメーションがストップします。
  • ジャガー&カワウソのシーンで二人を分断する三本の細長いもの(※画像2枚目)は、色調補正も相まってわかりにくいですが一応2話のロープです。元ネタ『いたじゃんR』では点棒です。
  • ハシビロコウのシーンの直前に飛んでくる丸いものは、6話の紙風船です(途中からピンク色になりますが最初の何コマかは本編通りの赤とか青とかの配色のものが映ります)(※画像2枚目)。元ネタ『いたじゃんR』では点棒の赤いマルです。
  • ハシビロコウの背後に、ハシビロコウを除くヘラジカ軍団の他の4人の部下たち、すなわち「シロサイ」「パンサーカメレオン」「アフリカタテガミヤマアラシ」「オオアルマジロ」がゲスト出演します。
  • かばんちゃんのシーンの直前で、帽子の中にミライさんの体毛が映ります(※画像3枚目)。
  • かばんちゃんのシーンで背景に大きく「たべないでください」と表示されます。文字がそのまま牙の形となってかばんちゃんを食べるようなアニメーションをとります(元ネタ『いたじゃんR』でもこのシーンはキャラが上下から押しつぶされるように変形しているので、おまけ)。
  • 博士たちのシーンは、最終話のフレンズたちの野生解放シーン再現です(※画像5枚目)。
技術的解説
  • ミライさんは本編からシルエットをトレスして、ぐにゃぐにゃエフェクトとかグローとかを適用(※画像1枚目)。直前の鼻血マーゲイも同じ感じ。
  • かばんちゃんのシーンの直前に登場する帽子は自作3Dモデル(※画像3枚目)。よくよく見なくてもモデルが粗いのはご愛敬。
  • 帽子の中の毛は3Dモデルの一部ではなく、パスで描き足して個別に光らせています(※画像3枚目)。毛の部分にフラクタルノイズをブレンドすることで、明るくなったところが光るように加工。オプティカルフレアの機能。
  • かばんちゃんフレンズ化シーンの背後に舞うサンドスターは、ヒグマのシーンと同じくパーティクル(※画像4枚目)。
演出/構成的解説
  • ここでかばんちゃんを笑顔とか真顔とかでなくあえて怯え顔にしたのは、「フレンズ化したばかり」ということで。直前(※画像4枚目)でなにかから逃げて走ってきてるし(1話狩りごっこのシーンです)。
  • 博士たちの光る目はヒグマと同じくブレンド。背景で光るたくさんの目はレンズフレア(※画像5枚目)。
P8.アウトロ
ふつうの解説
  • 元ネタでは賽子が上空にのぼっていったあとロケットに変化して宇宙空間に出て、映画「2001年宇宙の旅」オープニングをそのまんま再現したパロディに繋がります。賽子&ロケットは紙飛行機にしました(※画像2枚目)が、空高くのぼって宇宙空間に出ると思わせて突然海上(※画像3枚目)に出て水平飛行に移行。どんな世界構造してるんだろう。そもそも紙飛行機が回転しながら垂直にのぼっていくって。……などといろいろ思いながらも強行。
小ネタ解説
  • 博士たちの背後に横倒しになったジャパリバスの運転席があります(※画像1枚目)。「12.1話」ネタ。
  • 観覧車をよく見ると上のほうにあるゴンドラが一つなくなっています(※画像1枚目)。そしてさらによく見るとそのゴンドラが落下中です。ゴンドラ落下は最終話ネタ。博士たちの名前テロップや紙飛行機で隠れることもあり、正直「気付いてもらうつもりのない隠しネタ」のつもりでしたが投稿翌日くらいにコメントで気付かれてました。つよい。
  • 夜明けシーンに映る島は「ゴコクエリア」です(※画像3枚目)。12話ラストより。
  • 「2017: A JAPARI ODYSSEY」(※画像3枚目)は「2001: A SPACE ODYSSEY(邦題:2001年宇宙の旅)」のパロディ。このパロディ自体は『いたじゃんR』にもあって、こちらでは「2005: A SPACE MAH-JANG」となっています。
  • 牌に書かれている文章は、けもフレOPより平仮名で「けものはいてものけものはいない」です(※画像4枚目)。「の」の部分のみ例のマーク。元ネタの『ITADAKIJANGARIAN』が16字なのに対し『けものはいてものけものはいない』は15字で字足らずとなってしまったので、最後の牌を「メトロノームサーバル」ちゃんのシルエットで補完するとともにオチ要員に。
技術的解説
  • 観覧車は3Dモデルではなく、パーツごとに十数層にレイヤー分けして描いたものを少しずつZ座標をずらして置くことで奥行きを持たせています(※画像1枚目)。一方の紙飛行機のほうは普通に3D(※画像2枚目)。
  • 海のシーンはぐにょぐにょエフェクトとかルックスとかレンズフレアとかを出鱈目に適用(※画像3枚目)。太陽そのものもレンズフレア。調整レイヤーやらマスクやらを使いつつああでもないこうでもないと何重にもエフェクトをかけまくった結果、動画の中で一番レンダリングが重いシーンに。そのくせ結局海っぽくないというオチ。島は12話ラストからのトレス。
  • 本来ギャバンパロ(後述)が入るシーンのキラキラとか粒子はパーティクル。
  • ラストのロゴはそれなりに自信作(※画像5枚目)。某ジェネレーターは使ってないです。ロゴのうしろは公式イラストからのフラットトレス。
演出/構成的解説
  • 直前の野生解放フレンズ集結と合わせて、怒濤の12話(&12.1話)ネタラッシュです。当初は11~12話のネタは避けたかったんですけどね。
  • 元ネタ『いたじゃんR』では、前述した「2001: A SPACE ODYSSEY(邦題:2001年宇宙の旅)」パロディのほかに、直後に「宇宙刑事ギャバン」のパロディもあります。『宇宙の旅』ネタと違ってそっちはギャグっぽくなってしまうので今回はそこの再現は無し。というか既出ですしね。
  • 本来ギャバンパロが入るシーンに挿入したアニメ映像は、前半はかばんちゃんが無表情のシーン、最後だけ高らかに笑い笑っているシーン。サビラストに登場したかばんちゃんが怯え顔なのに、動画のラストで何も無しに笑顔のかばんちゃんが登場してしまうのは急展開すぎてしまうので、クッション代わりにそういった無表情とかのシーンを流しました。
  • 動画の最初で右に歩いていったボスがここで再び登場して、サーバルちゃん&かばんちゃんに合流するオチ。

5.余談

もはやこの記事全体が「余談」レベルのしょうもない無いような気がするので「余談の余談」っておかしい気がしますが、とりあえず余談。

余談1:フォントについて

元ネタ『いたじゃんR』でのフォントについて。
いたじゃんMAD作りたい人向けです。フォント民ではないので間違ってる可能性高いです。大事なことで二度言いますがフォント民ではないので間違っててもあまりいじめないでください。

※ダイナフォントが多いですが、ダイナフォントを実際に動画内で使用する際はフォントの利用規約にご注意ください。

  • Impact:英数字。200%平体。
  • 平成角ゴシック:日本語
  • Arial Black:イントロ前の青背景のとこの英数字
  • POP1体(ダイナフォント):「すたじおみりす」ロゴの「すたじお」部分
  • 麗雅宋(ダイナフォント):「すたじおみりす」ロゴの「みりす」部分
  • ナーティ(ダイナフォント):「いただきじゃんがりあんR」ロゴの「いただき」部分に似てる
  • クラフト遊(ダイナフォント):「いただきじゃんがりあんR」ロゴの「じゃんがりあん」「Jan-Gari-an」部分
  • GillSans:ラストに「2001年宇宙の旅」パロディがありますが、「2001: A SPACE ODYSSEY」の本来のフォントはこれの細いやつ(数字の『0』と『1』をそれぞれアルファベットの『O(オー)』と『I(アイ)』にするのがポイント)。

余談2:左右反転について

あまりこの手の“ネタ系ではない”MADってキャラクターを左右反転して表示することは、できれば避けたいなとは一応思ってはいるのですが、今回は結構多用しています。

  • キャラ紹介シーンで左右反転させているフレンズは、「アライグマ」「リカオン」「タイリクオオカミ」「スナネコ」の4キャラ。
  • うち「アライグマ」「スナネコ」に関しては、(髪のハイライトのかかりかたを除けば)左右対称のデザインだったので、そのまま反転。
  • 「リカオン」は目のハイライトの位置が左右対称ではありません(両目とも右側にハイライト)。なので反転時にハイライトの位置だけ加工して戻しています。
  • 「タイリクオオカミ」は目のハイライトがリカオンと同じく左右非対称(左側にハイライト)のうえ、オッドアイ。こちらも反転時に目の色とハイライトの位置を加工して元通りにしています。
以上、配慮してるようで配慮になってない言い訳でした。

6.おわりに

『いただきじゃんがりあんR』OPムービーと『けものフレンズ』は永遠に評価されるべき。

今回もそういった素晴らしい作品があってこその、所詮「MAD」であってそれ以上のものには永遠になれない動画です。たまに理解してくれない人もいますがきれいごととかじゃなくて本心から思ってます。何が言いたいかっていうと、コメントでたまにいる「ホンケゴエ」とかいうのは本当にやめてください。

権利的に真っ白なオリジナルつくりたいな(つくれるほどの能がない)。

というわけで今回も色んな人にごめんなさい。ご視聴ありがとうございました。


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毎時ランキングで入れ替わりじゃんがりあんMADが上がっていた頃から好きでしたけれど
やっぱりMAD製作者くらべるとわたしの愛なんてぜんぜんよわいーって思い知った次第。

0.5倍速で何週もして色々な小ネタを発見したつもりでしたが思った以上に小ネタが盛りだくさんで吃驚しました。
想像以上に緻密に構成が練られていて全部、実は計算通り、だったことに製作者の執念を感じました。
この手のMADの作り手さんにはいつも密かに感謝してます。一見無駄にみえてやっぱり無駄かもしれない、そうではないかもしれないエンターテイメントの供給に、本当の愛がここにあるんだなぁ~、と思えるのです。
23時間前
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この動画を観て、はじめて『いたじゃんR』の存在を知りました。
で、本家を観て、派生MADを観て、またこの作品に戻ってという正の連鎖中です。ばよえーん。
 
本家が良いからこそ、そのMADにも愛が満ちていて、
MADに愛が満ちているから、そこから本家を好きになる人が多くなるんだと思いますわ。
ほんと、良い動画とその解説を有り難うございます。まんぷくまんぞく。
4時間前
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