平和像
この部分はIFRAME対応のブラウザでご覧いただけます。 「平和への希求」のシンボルとして平和の森公園に建つ平和像。この像は女神を中心にボールを手にする女の子、本を読む男の子のブロンズの群像で、昭和26年(1951)に長岡出身の彫刻家・廣井吉之助が制作したものです。 像の建立は、25年から新潟県教職員組合が中心となり、長岡市が後援するかたちで進められました。そして、長岡平和像建設委員会が組織され、募金活動を開始しました。 募金は順調で、152万円余りが集まりました。設置場所も長岡駅前広場に決まり、26年11月3日に除幕式が行われました。 平和像はその後、昭和49年に駅前広場の拡幅整備のため悠久山公園に移転、59年には明治公園に移り、そして平成8年に現在地の平和の森公園に設置されました。 高さ約1.7メートルの女神像の中には、銅板に刻まれた「昭和二十年八月一日長岡市戦災学徒名簿」が納められています。