こんにちは~うさぎです。
今回は究極のダイエット法「胃の切除手術」について。
※(ダイエット目的の)胃切除手術とは・・・胃の一部を切り取ったり、胃を経由しないで腸に食べ物を直通させたりして(バイパス)、食べられる量を少なくして減量する方法。減量手術とも呼ばれる。
皆さんは痩せたいですか?私は痩せたいというより太らない体が欲しい(笑)食欲が抑えられない時がしばしばあって、たくさん食べてしまい罪悪感を感じることもあります。
だからちょっとだけ外科的な手術に興味がありまして、今回胃を切除するダイエットを調べてみました。ダイエットしてるのに痩せない、もしくは太り続けている方の参考になれば幸いです。
目次
胃切除手術の種類
胃を切除する手術はおおまかに3種類あります。
1 スリーブ手術・・・胃の大部分を切除して胃の大きさをバナナくらいに小さくする手術。保険がきくものもある。
2 バイパス手術・・・食べた物を、胃を経由させず腸に送る手術。保険がきかない。
3 複合手術・・・スリーブとバイパスを両方する手術。保険がきかない。
胃の切除手術の値段
気になる胃の切除手術の費用です。
1 スリーブ手術・・・保険を使って30~80万円
2 バイパス手術・・・自費で約180万円
3 スリーブとバイパスの両方のセット手術・・・自費で約200万円
※ほとんどの人が費用の安いスリーブを希望するらしい。実際は先生と相談の上、最適な手術が選ばれるようです。
胃切除手術でどのくらい痩せるのか?
どの手術もそれほど差はなくて、
例えば体重100kgの人は
20~30kg
痩せています。自分の体重の2~3割は痩せるようです。
10kg程度の減量なら、痩せる確率はほぼ100%です。食べる量が強制的に少なくなるので当然と言えば当然ですね。成人病や糖尿病の改善率もほぼ100%だそうです。
胃切除手術の副作用や後遺症は?
外科的な手術なので気になるのが副作用ですよね。
まず、手術により死亡することがあります。
死亡率は0.5~2%
ちょっと死亡確率が高いですよね。減量手術を受けた100人に1人くらいは死んでる。
その他の重大な副作用(頻度はかなり低い。1%未満だと思われる)
腸閉塞やヘルニア(腸がくっついたりして腸がつまること)
うつ病
心不全
肺炎
その他の軽い副作用(頻度は多い)
おう吐
下痢
便秘
低血糖
貧血
手術をしたくてもいくつものハードルがある
費用や効果、副作用を書いてきましたが、実際に手術を希望してもいくつものハードルがあります。
費用が高い
減量手術ができる病院が限られてる
BMI30以上で、結構な肥満でないと手術を受けられない
BMI30とは、例えば「身長160cm、体重77kg」
と、結構な体格だと思います。つまり胃を切り取る手術は、
美容目的でなく肥満という病気を治す手術
だということがわかります。
減量手術をした有名人
最後に減量手術をした有名人を紹介
※アルゼンチンの元サッカー選手「マラドーナ」さん。120kg以上あった体重が手術後70kg台になったそうです。
※ハワイ出身の元大関「小錦」さん。300kg以上あった体重が手術後160kgになりました。
いかがでしたか?今回は胃を切除するダイエット法を紹介しました。安ければ30万円で、一生太らない体が手に入る夢のような手術法ですが、色々ハードルがありますし、副作用もありますし、なぜか体重のリバウンド(徐々に太ってきてしまう)もあるようです。
もしこの減量手術にチャレンジしてみようと考えている方は、まずは良く調べて信頼できる病院、信頼できる医師のもとでよく相談してからチャレンジして下さいね。