(cache) 大阪市が「森友保育園」に事業停止命令へ認可取り消しも

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学校法人「森友学園」の前の理事長の妻が園長を務める認可保育園について大阪市の吉村市長は、必要な数の保育士を依然として確保できていないとして事業停止命令を出したうえで、認可を取り消すこともありえるという考えを示しました。

学校法人「森友学園」の前の理事長の妻が園長を務める認可保育園、「高等森友学園保育園」は、学園をめぐる一連の問題が明らかになって以降、必要な数の保育士を確保できなくなり、大阪市は改善の勧告や命令を出して保育士を早急に確保するよう求めていました。

しかし、１０日の調査でも保育士を依然として確保できていないことが明らかになりました。これを受けて、大阪市の吉村市長は７月１日に事業停止命令を出す考えを示しました。

吉村市長は「すべての園児の受け皿は確保できている。できるだけ近いところに優先的に入れるようにする。改善の勧告にも命令にも従わず事業停止命令を出すことになるので、認可を取り消すことも十分ありえる」と述べました。

大阪市は１１日夜開く説明会で保護者にこうした方針を説明することにしています。