2015年9月
学生の皆さんへ
オンライン上での情報発信・コミュニケーション・SNS利用の注意について
学生支援センター
同志社大学では「自主自立」の精神をもって「良心」を手腕に社会で活躍する人物の育成を目指しております。学生の皆さんはオンライン上での情報発信・コミュニケーション・SNSの利用(Facebook・Twitter・LINE等)においても、同志社大学の学生として下記の諸点に留意のうえ、高いメディア・リテラシーを身につけ、その利用を心がけてください。
≪情報の発信者として≫
日本国の法令(渡航中にあっては諸外国の法令)を遵守してください。
著作権の取り扱いや、守秘義務のある情報の取り扱いには、特に注意してください。
他者の個性や多様性を尊重し、異なる意見・考え方(国・文化にいたるまで)を認め合い話し合ってください。
一方的に攻撃することは、お互いの理解に繋がりません。
正確な情報を発信してください。意図的か否かに関らず、虚偽や不確かな情報を発信することは、個人・所属団体(クラブ・サークル・ゼミ等)の名誉と信頼を失うのみならず、それが同志社大学の全体のイメージを損なうことに繋がります。
自身の個人情報を登録・公開する際には、内容を十分に吟味した上で行うようにしてください。また匿名の場合でもネット上での匿名性はいずれ破られるものと心得ましょう。行動履歴やGPS情報から個人の特定にいたる危険性、迷惑行為やストーカー被害などの犯罪の被害に遭う危険性もありますので十分に注意してください。
一度発信してしまった情報は、発信した情報を削除しても第三者において保存・アーカイブ化され、ネット上に晒され続ける恐れがあります。「面白い」という理由で安易な情報発信をしたことで一生を棒に振ることも有り得ます。
また発信した情報で、他人の名誉を深く傷つけ、取り返しのつかない状況を招く危険性があることを十分に認識してください。
≪情報の受信者として≫
テレビ・インターネットなどの媒体に関らず、発信された情報には何かしらの偏りや誇張、誤った情報などが含まれている可能性があることを認識してください。その情報の正誤だけでなく、どのような偏りがあるのかまで思考を巡らせ情報と向き合ってください。
インターネットの世界では悪意を持ってあなたに接触してくる者もいます。ワンクリック詐欺や、アカウントの乗っ取り、本人への成りすましなど様々な手口であなたに接触してきます。少しでも怪しいと思ったら、情報を集め適切に対応してください。被害にあった場合は、大学の学生支援センターまたは、お近くの消費者センターにご相談ください。
これから新たな情報発信・交換手段が出現し、運用形態が変化したとしても以上の注意点は変わりません。
同志社大学の学生として、自覚ある行動を自己の責任のもとに行ってください。
同志社大学はインターネット上においても、皆さんの良心に期待します。
以上