「道後温泉本館」の お風呂に、駆け足で、入ってきました。(入浴してきました。)
お風呂なので、館内は、ほとんど写真がありません ...
道後温泉に宿泊した1日目が体調不良でしたので、2日目に、やっぱり、入っておきたくて、松山市内から路面電車で、やってきました。
松山市内から
「大街道」駅から「道後温泉」まで、近いです。12分くらいです。松山の市内電車(路面電車)は、とても乗り易いです。
市内電車は一律で料金は160円で、降りる時に支払います。きっかりの金額を用意しておくと、混んでいる場合等、優先して、乗車ドアの方から降ろしていただけます。
道後温泉本館へ
駅からは、モールを通って、5分くらいです。
本館までは、こちらの日記で。
道後温泉について|道後温泉物語|道後温泉旅館協同組合(道後温泉観光協会)
入浴券
入り口の右側に、入浴券売り場があります。(前日でしたら、提携したホテルに宿泊したので無料だったのですが...)
一番、お高いのが、1550円で、個室が使えます。ひとりなので、個室は申し訳ないかと思い、次の1250円の券を購入しました。
今回は、待つ事無く、入ることができました。次の方は、10分待ちと告げられていました。周辺で待っていると、時間がくると、名前が呼ばれるそうです。
1250円の券は、2階の休憩室が使用できて、1階の「神の湯」2階の「霊の湯」に入浴できます。
一番安い410円が、普通の銭湯ですね。何も付いていません。次の820円から、2階の休憩室が使えて、「皇室専用浴室」や、「坊ちゃんの間」も見学できます。
820円、1250円の差は、タオルが付かない「霊の湯」に入れないくらいでしょうか。石鹸も無いと書いてあるので、「神の湯」には、石鹸がないのかな。
何よりも、入浴時間の1時間制限があるので、今回は、「霊の湯」だけ入ってきました。この制限時間、もっと長くして欲しいですね... お客さんが回らないのかな。お風呂は、ゆっくり入りたいです。
あとで、3階の「坊ちゃんの間」に行ったのですが、窓を開けておくと、風が通り抜けて、心地が良かったです。個室は、同じ3階にあるので、お勧めだと思います。
入り口から休憩室まで
入り口で、靴を脱で、ロッカーにしまいます。番台のようなところで、券を見せると、係の方に「まっすぐ行って、つきあたりの階段を右」と案内されます。
1階の廊下には、いくつかのロッカーがあって、「神の湯」への入り口がありました。
階段を上がって、キョロキョロしていると、係の方から、「券の色と同じ色の線に沿って歩いてください」と説明がありました。見ると、廊下の中央に青や、赤の線が引いてあります。
沿って歩いていくと、すぐに、係の方が、自分の席に案内してくれます。係の方、沢山おられます。テキパキしています。
2階の休憩室
席といっても畳の部屋なので、浴衣とタオルが用意された入れ物が用意されていて、その前に座布団があります。奇麗に整列している感じです。男女混合席です。
バスタオルは、付かないです。用意されているのは、薄いタオルと浴衣のみです。バスタオルが必要な方は、自分で用意です。
お風呂から出た後、休憩室で、着替える場合は、更衣室が用意されているようです。(私は、お風呂で、着替えをすましました。)
「霊の湯」
休憩室よりの階段を降りて、「霊の湯」に移動です。こちらに、鍵付きロッカーがあります。休憩室は、しまう場所は有りません。上着や、コートを置いておくくらいでしょう。
「霊の湯」...狭いです...ちょっとビックリです。
入ると、洗い場があって、10人も座れません。ただ、人数制限しているせいか、待つ事は、なかったです。シャンプー、リンスは、資生堂TSUBAKIでしたぁ。石鹸も用意されています。
着替え場所には、いくつかの長椅子、鏡があって、そこにドライヤーが2個、用意されていました。バスタオルがなかったので、用意していったものも濡らしたくなくて、そうだと思い、浴衣を活用しました。(十分、バスタオルの代わりになりました。)
「霊の湯」お風呂
お風呂は、3人並ぶと、いっぱいです。洗い場に面している方に段差があって、皆さん、そちらに腰掛けているので、3人並んでおられると、「すみません...」と声をかけないと入れないです。
お風呂は、深いです。立っていると、肩がでてしまうし、深いので、座ることができないです。ずっと、中腰で入ることになります。(で、皆...入り口に座っているのです)
ただ、お湯は、体を包み込むようで、暖かく、肌がツルツルをしてくるようで、とても良いお湯です。いろいろな温泉に入ってきましたが、今までで、一番良かったように思えました。
前日に宿泊したホテルも、道後温泉の湯を引いていると聞いていたのですが、全然違いました。最初は、「同じお湯なんだから、本館で、わざわざ、入らなくても良いか」と思ってました。全然、別物です!! 思い直して、来てよかったです。
入浴後
休憩室に戻ると、お茶とおせんべいを用意してくれます。瓦せんべいです。持ち帰ってきた後の写真なので、割れてしまいました...
お茶は、暖かいお茶です...風呂上がりは、やはり冷たいものでしょうと...思ってしまいます。
皇室専用浴室
帰る時に、係の方に伝えると、皇室専用浴室の見学ができます。実際に、大正天皇、昭和天皇が使われたそうです。お風呂には、担当の方がおられて、説明をしていただけます。
このお風呂も深いです。風呂に階段もあって、普通と違うので、時間に余裕があったら、見る事、お勧めです。(わざわざ、このお風呂だけを見に来るほどではないと思います。)
坊ちゃんの間
皇室専用浴室の担当の方が、坊ちゃんの間を見たいのでしたら、「そちらから3階にあがって、自由に見てきてください。」となります。ここで、係の方からの監視が溶けた感じがしました。それまでは、はい、次、次と、常に係の方の目が常にあったような...
ちょっとした開放感です。1階から、3階へ、狭い階段を登ります。日本家屋です。
坊ちゃんの間は、狭いですが、風が通り抜けて、心地が良い空間でした。窓からは、入り口の通りを見る事ができます。
もう少し、ゆっくりと、湯には浸かりたかったで〜す。