童貞な僕は奥手で、女性と話すときも相手が女性というだけでいつもビクビクしてしまいました。
そんな僕がデパートに就職して1週間足らずで彼女が出来てしまったという話をしていきたいとおもいます。
興味がある人はぜひ、最後まで読んでってください・・・。
【童貞の俺が就職したのは田舎のデパート】
田舎ってほど田舎ではないけれど、都内に比べたら全然田舎という場所にあるデパートに就職しました。業務内容はざっくり言うと経理と商品の管理になります。
僕と同期に女性が1人いました。これが、彼女になります。
【実家が近かった・・・】
「そういえば、僕さんってどちらに住んでるんです?」という話になり、実家から通っている僕は最寄り駅を伝えました。すると「私も同じです!」という。学区は異なるけれど、隣の小学校・隣の中学校だったんです。
田舎のデパートという事もあり、意外と近所に住んでいた!という従業員は多いと思います。
実は中学の先輩だった!とかそういうの。
だけど、僕はなぜか同期でしかも実家も近所というのに親近感が沸いてしまい、それからは積極的に彼女と話をするようになりました。といっても、昼休みとか休憩時間に2,3雑談をするくらいなんですけど。
聞けば彼女も実家から通っていて、1本後の電車を利用して通勤していたそうです。
だから会うこと無かったのかと納得。それから、趣味はハンドメイドで時々姉妹が出展しているなんとかというお店に商品を置かせてもらっているとか何とか。手先が器用なんだなぁと関心してしまいました。
一方、僕は僕で趣味らしい趣味を持っていなかったのですが、彼女がハンドメイドの楽しさやハンドメイドの話を中心にするので「それって簡単に作れるの?」といつの間にか僕も彼女が作るものに興味を持つように。
【休みの日、一緒に遊ぶことに!】
一緒に遊ぶ、というと友達の家に集まってゲームをするという感じがしますよね。
でも実際そうなんです(笑)
オトナのデートとか、そういう感じではないんです(笑)
ことの発端は彼女の「今度うちに来て作ってみる?」というお誘いからでした。その頃には僕もすっかりハンドメイドの魅力に惹かれていたのでとくに深いことも考えずに2つ返事で「お願いします」と言ってました。
そして、就職して初めての休日の前日「明日うちに来て一緒に作ろう!」という事に。
童貞の僕、初めて女性の家に訪れるという大ミッションが出来ました。
しかも、あまりにも突然なことなので何を着ていけばいいのか、手土産はどうするべきなのか、ご両親は居るのだろうか、と様々な不安が過りました。
が、あまり考えている・用意をする時間が無いのも事実なのでとりあえず明日早くに起きて準備をする事に。寝る前には女性の家に行くというよりも、友達の家に遊びに行くあの懐かしい感じの方が強かったです(笑)
【いざ、彼女の家へ!】
長くなってしまいましたが、早く起きて近所のケーキ屋さん(地元では有名なんです)でケーキを箱いっぱいに購入。好みや人数なども分からなかったので、とりあえず手当たり次第に購入した次第です(笑)
そして、予め聞いてた住所へ行くと本当に近所だった・・・車で10分弱の距離でした(笑)
インターホンを押すと、彼女が犬を抱えて出てきてくれました。うちの実家と同じくらいに作られたのか、なんだか本当に懐かしい感じ。友達の家に遊びに行くなんて何年ぶりだろうかという感じでした。
すると、父親と母親、お姉さんがゾロゾロと出てきて挨拶を(笑)
「会社の同期なの~」と紹介されて、挨拶をすると母親「なんだ、彼氏じゃないのね(笑)」と笑ってまたリビングへ戻っていきました。すみません・・・彼氏じゃなくて・・・と謎の申し訳ない気持ちが(笑)
そして、彼女の部屋はザ・シンプルという感じ。
デスクの周りには、今日これから作るであろう材料がズラっと並んでいました。彼女は”レジン”という物にお熱を上げているようで、何か強そうな機械(彼女いわく、UVが出るやつ)とか、カラフルな何か(彼女いわく、色をつけるやつ)とかが並んでいました。
そして、1つ1つ丁寧に教えてもらって僕も初めて”レジン”というキーホルダーを完成させました。彼女は、仕事の時と同じように真剣だけど丁寧だし、なんだかこれも嬉しくなりました。
【彼女の恋愛について】
色や、デザインなどを変えて3つくらい作って休憩することに。
そして話は恋愛話へ!!
僕そういう話は得意ではない・・・どころか、女性と付き合ったことが無い・・・(;´Д`)ので、適当に相槌を打つしか選択肢がありません(;´Д`)本当、役に立たなくて申し訳ない。
聞けば、彼女はずっと片思いだった先輩が居たけど同じく仲良くしてた女性(同級生の何とかちゃんって呼んでた)に取られた!と憤慨しているもよう。
仲良しの子と同じ相手を好きになるなんてそんな事リアルでもあるんだ~・・・と異世界の話を聞いている感覚でした(笑)
「僕さんは??」と聞かれ、正直に言いました。僕はそういうのに疎いんです、と。(さすがに童貞です!とは言えず)。
すると「僕さん優しいし彼女が居るのかと思った」と驚きの発言。彼女が居たら、女性の家には行かないんじゃないか・・・?いや、でも世間の非童貞は普通に行くのか・・・?とか色々考えてしまいました。
そして彼女が「僕さん優しいし、私僕さんみたいな人好きだから付き合ってみる?」と告白されました。
驚きました。
そんなに積極的な性格をしているんだったら、同級生の何とかちゃんに先輩取られなかったんじゃないか?とも思いましたし、職場恋愛!?と衝撃を受けました。まるで漫画を読んでいるような感じ。
黙っていると、彼女が「やっぱ迷惑だよね(笑)」と言い出した。すかさず「いや、そんなことはないし!」と僕がどうして恋愛に疎いのかなどを説明することに。すると「それでもいいじゃん?」と。
なんて寛大な女性なんだろうか(´;ω;`)
【いざお付き合いをする事に】
またまた長くなってしまったのですが、その日成り行き(?)付き合うことになりました。
それからは、何をどうすれば良いのか分からない僕を彼女が率先してエスコートしてくれました(笑)
といっても、いつも休みが同じとは限らないので休みが別々の日はお互いの家(といっても実家)に遊びに行ったり来たり、彼女が最近作り始めたという何とかを一緒に作ったりといった感じですが、僕は彼女が居たことが無いのでどれも新鮮で楽しかったですね。いろんな場所にも行きました。
今付き合ってから2年半になります。
が、どうしてこれだけ鮮明に覚えているのかと言うとそれだけ衝撃だったからです。
多少脚色はありますが、本当に彼女の方から告白をしてきたのは事実ですし(しかも、知り合ってから1週間足らずで!!)、あの日作ったキーホルダーは今も僕のキーケースにくっついています(笑)
【彼女が出来た理由】
”運”としか言いようが無いです。
たまたま童貞の僕と、たまたま彼氏が居なかった積極的な女性が同じ職場で知り合ったという”運”です。
こんなことを言うと舌打ちされるかもしれませんが、僕自身が何か努力をしたりとかはないんです、今回は(;´Д`)ですので、本当に僕はラッキーでした。
逆に、このデパートに就職していなかったら。彼女が居なかったら、恐らく恋人は出来なかったと思います。
【彼女が出来なかったら?】
僕自身「あぁ、彼女が欲しいなぁ」と強く思ってたわけではないのですが、もし僕が彼女欲しい!!と思ったら恐らく出会い系を使ってたと思います(笑)
そのくらい、職場での出会いは期待できそうになかった(今回は特殊・・・)ので。しかも、手っ取り早そうですし。
とりあえず、今付き合っている彼女は長いのでそのまま結婚する勢いです。というか、彼女がその気満々な感じです。本当に積極的な女性で関心してしまいます(笑)
【まとめ】
ほんっとうに長くなってしまったというかハンドメイドのくだり必要なかった・・・?という気がするのですが、短くざっくりとまとめてしまうと「たまたま同じ職場の同期と仲良くなって、付き合うことになり、長く続いていますよ」というお話になります。
いろんな出会いがありますが、職場恋愛はあまり良い話を聞かなかっただけにこんなに良い出会いもあるんだ・こんなに長続きするんだと今もビックリしています。
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