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たまゆらのなかのとわ

絵と詩  文 音楽 本 在りのまま 

私の車窓から

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仏教を突き詰めると「無」になるのではないかと思っています

お釈迦様が仏陀に至るには 涅槃の境地に立つことが必要で

この世にいる者が 全てその境地に至ると

美しい春の彩を 体を震わせ歓ぶことも無くなるのではないかと思います

そうすると この世にいる事に意味を見出せる様な気がします

それは特別な事ではないし そこに成功も失敗も 当たり外れも無い様に思います

なぜこの世が「無」でなく「在る」のか 「在る」ところに居るのだから

ただ在れば良いと思います(そして自分なりの在り様で在る)


それは極精神的で物理的な事で 倫理や道徳・法と言った分野は この在る世界を

律する方法であると思います 故にこれらには成功と失敗・当たり外れが存在するのだと思います


私的にはこのどちらをも持ち 生きる事が理想であります


それにしても五月の彩とりどりの反射は解りやすく 

自分と言う存在を浮き上がらせてくれます

きょうの絵は車窓(自家用車ですが)からの彩を コラージュ(寄せ集め)したものです