こんにちはFX主夫です。
FXトレードをやりはじめて3ヶ月ほどになりますが、
基本毎日トレードしてます。
5月に入ったあたりからようやく安定して利益を出せるようになってきました。
【目次】
チャートの大局、中局、小局
私が今やっているFXトレードスタイルは
テクニカル判断でのスキャルピングトレードです。
最近になってスキャルピングトレードという言葉の意味にこだわりすぎていたのかな?
と感じるようになってきました。
スキャルピングというのは『皮を剥ぐ』という意味ですから、数分で細かいpipsを取っていく手法です。
この『数分』というところにこだわりすぎていた感がありました。
そして『細かいpips』という点では利益に対して損切りの考えが小さすぎました。
まず、数分で取引を決済を何度もすることに間違いはなかったのですが、
数分間、多くて60分ぐらいのチャートでトレンドを判断していました。
短時間でトレンドは発生しますし、予想が当たることもあれば外れることもありました。
当たれば利確
外れれば損切り
外れれば慌てて損切りしてその反対、ロングならショートに、ショートならロングに持ち換え!
持ち換えたとたんにまた反対の動きに・・・また損切り
予想が当たっていれば当たっていたで決済後また同じ方向にポジションを持って、結果反転・・・せっかくとれた利益が元さやに
そんなトレードを繰り返していました。
これは『小局』だけを見たトレードをしていたからです。
そこで、チャートを縮小してローソクの数を増やして見てみると、
1日という『中局』が見えます。
落ち着いて1日前のチャートを見てみると、
上がり下がりしながらも1日かかって、上昇したか、下降したか、がわかるはずです。
日によってはある時間を境目にして逆転している日もあるでしょう。
そしてさらに1週間、1ヵ月という『大局』で見てみると
ここ1週間はほとんど上昇しているとか下降しているとかがわかりますよね。
小局で利益が取れている間は小局だけで判断していても良いですが、損益が出はじめたら中局、大局を見て、頭をリセット。
上がり目線なのか
下がり目線なのか
を確認するようにしています。
ポジションを持つときは2つ以上の条件で
以前にもこのことは書いたかもしれませんが、ポジションを持つときには2つ以上理由がある時に持つようにします。
- チャートパターン
- RSI
- 平均線
これらに加えて、その日1日の動きや、時間、経済指標などを加えることによって精度を上げることが可能です。
私が最近よくやっているポジションの持ち方をご紹介します。
通貨ペアは USD/JPY です。
朝早め(5時~6時)に起きてチャートを開きます。
昨晩のニューヨークタイムで激しく値動きした後、早朝のオセアニア(ニュージーランド、オーストラリア)では緩やかに反転した動きをしている事が多いです。
ここで、例えば昨晩は上昇トレンドだったとします。
それに対して深夜から早朝にかけて戻す動きとなっており、下降トレンドやチャートパターンが発生していれば売りポジションを持ちます。
早朝4時ごろから戻す動き▼
その後、朝9時までには利益が取れていても損益が出ていても一旦決済します。
東京が開くからです。
9時を境目に切りあがった▼
東京の市場が開くと、ニューヨークの影響を受けて同じ動きをとったり、そのまま反対の動きが続くかは読みにくいです。
私は20~30分静観します。
この20~30分で前日と同じ方向、例えば上昇していれば買いポジションを取ります。
前日と反対の動きの場合はもみ合う事も多いので静観します。
これだけでも10~15pipsとれることが多いです。
- 前日のニューヨークの動き
- 明けて翌日のオセアニアのトレンド
- チャートパターン
- RSI
- 東京市場が開くまでの時間
これらの5つ条件を見てポジションを持っているので精度は高めだと自負しています。
朝のうちに10~15pipsあれば1日20pipsの目標はかなり現実的なものとなります。
損切りの数値設定を大きくした
損きりの数値はかなり悩みましたが20pipsで落ち着きました。
利確が5~10pipsなので大きく見えます。
以前は損切り額も10pipsとか、さらに小さく5pipsとかでやっていましたが、
これぐらいの値動きはよくあるので、何度も損切りしてしまい
1日経てばマイナス50pips・・・
なんて日も少なくありませんでした。
以前ご紹介したダウ理論の中で
トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する
という理論がありました。
意と反してトレンドが逆転しても、反転シグナルである
- ダブルトップ
- ダブルボトム
- トップショルダー
- ボトムショルダー
が発生していないのであれば
そのままポジションを持つようにしています。
時間がかかる場合も多いですが、必ず値は戻し、利益が少なからず出せます。
それが10pipsぐらいだと、戻りきる前に損切りとなってしまうので、もう少し大きくと考え、損益が出ても何とか1日で取り戻せる20pipsに設定しました。
この数値は値動きが激しくなればもっと大きく、
動きが緩やかならもっと小さくなるかもしれません。
損切り設定は必ずしておいた方が良いです。
経済指標で急変した時も安心です。
逆に急変で大きく稼ぐこともできませんが、運まかせではFXはうまくなりませんので、
「20pipsが思わずとれてラッキー」ぐらいに思うようにしています。
それでは今日はこの辺で。