こんにちは!仁依菜です。
健康な体を保つためには
抗酸化・抗糖化・抗炎症
の3つ「抗(アンチ)」に気をつけることが大切です。
これまでに抗酸化と抗糖化についてお伝えしてきました。
抗酸化効果のある食べ物|3つのアンチで老化を防ぐ はこちら⇒
抗糖化は食べ合わせで出来る|3つのアンチで老化を防ぐ はこちら⇒
今日は3つ目の 抗炎症 についてお伝えします。
炎症とは
体に炎症が起こった状態といえば、ニキビや湿疹、蕁麻疹、アトピーなどの肌トラブルが
あげられます。
また、鼻炎、肺炎などは「炎」の字が炎症そのものを表していますね。
風邪やインフルエンザなどで発熱している状態も炎症です。
炎症が起こるのは、体の内や外にあるウイルスや有害物質のトラブルに対応するためです。
炎症のダメージは老化を促進する
40代の私の実感として、20代の頃は風邪をひいても1日しっかり眠ればすぐに治っていたものが、年を重ねるとなかなか風邪が治りづらくなってきました。
それと同時に、治ったあとも「あれ、老けたかな?」と思ってしまうほど、一度風邪をひくと
体へのダメージが大きく感じられるようになってきています。
普段、ダイエットや健康に色々と気をつけるようにしていますが、生活の中で一番気をつけて
いるのは「風邪をひかないようにしよう」ということだったりします。
炎症は明らかに体を老化させるだけでなく、命の危険をもたらすものでもあります。
現在、日本人の死因の第3位は肺炎です。
炎症というのは、時には死にも至るほどのダメージを体に与えるものなのです。
炎症の原因は油にある
体に炎症を起こす要因として食事の時に摂る油があげられます。
時間が経って空気に触れて酸化した油は体内の炎症を促進させます。
また、一般的に家庭や外食産業、加工食品に使われているリノール酸(オメガ6)を含んだ油は、体内の炎症を促進し、アレルギー症状を悪化させたり老化を早めてしまいます。
リノール酸(オメガ6)を含む油の代表は、コーン油 や ひまわり油 です。
抗炎症(=炎症を防ぐ )も油のチカラで出来る
α-リノレン酸(オメガ3)を含む 亜麻仁油 や えごま油 は、中性脂肪の分解や血中コレステロールを下げるほか、炎症やアレルギーにも効果があるとされています。
α-リノレン酸は くるみ や 大豆 にも含まれています。
また、青魚に含まれるDHA・EPAもオメガ3に分類されます。
抗炎症効果があるので、青魚の脂肪分はぜひ摂りたい油です。
まとめ
リノール酸(オメガ6)を含む油が炎症を促進するいわば「火付け」の役割をするのに対し、
炎症を沈静化させるα-リノレン酸やDHA・EPAなどのオメガ3は「火消し」の役割をする油です。
オメガ6についても、全く摂らない方がいいというわけではありません。
オメガ3・オメガ6・オメガ9の摂取バランスについてご紹介した記事がありますので、
よろしければ合わせてお読みくださいね。
3日間に渡って老化を防ぐための 抗酸化・抗糖化・抗炎症 についてお伝えしてきました。
いずれも毎日の食事で対策できることが多くありましたね。今日の食事から少し気にしてみると、老化を防いでずっと若々しくいられるかもしれませんよ。
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仁依菜