体臭・加齢臭の改善効果
皮膚の表面にある皮脂などの脂質は、悪玉活性酸素によって酸化されると「過酸化脂質」という物質になり、皮脂腺で再び酸化したり、細菌によって分解されると、嫌な臭いを伴う体臭の元になります。
水素水に含まれる水素分子は、悪玉活性酸素を体外に除去しますので酸化が原因となって発生する臭いを抑制する効果を発揮すると考えられます。抗酸化作用を持つ物質は他にも多くありますが、水素原子は元素の中で最も小さく浸透性に優れているため、効率性に優れた抗酸化物質と言えます。
発汗による臭いへの効果
皮膚には汗の出る「汗腺」があり、汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類あります。エクリン腺は、生まれたときから、ほぼ全身にあります。アポクリン腺は、思春期になると、ワキや外陰部などの特定の部位に発達します。通常“汗をかいた”と感じるときは、エクリン腺から出る汗のことを指しています。
エクリン腺 | アポクリン腺 | |
分布部位 | ●全身にあり、とくに手のひらや足の裏に多い ●皮膚の表面に汗を出す | ●ワキの下、乳首、陰部付近など特定部位 |
活性時期 | ●ほぼ生涯活性 | ●思春期から壮年期後半に活性 |
機能 | ●発汗による体温調節機能 ●腎臓機能の補助 ●皮膚の乾燥防止 | ●性的アピール(いわゆるフェロモン) |
汗の特徴 | ●透明な液体で、おもな成分は水分 ●尿に似た成分をわずかに含む ●無菌状態では無臭だが、細菌・雑菌に分解されると臭う | ●蛍光を発するにごった液体で、おもな成分は水分 ●たんぱく質、脂質などが含まれる ●特有の臭いがある。臭いが強い場合を「ワキガ」という |
発汗に影響 する因子 | ●気温 ●緊張など大脳への刺激 ●辛い物を食べる | ●性的興奮 ●一度分泌したアポクリン腺は以後24時間は活動しない |
アポクリンセン腺から出る汗は体臭の原因となりやすく、汗に含まれる成分が空気中の菌によって分解されることや、毛穴から分泌される皮脂が酸化されることで臭いが発生します。
水素水の水素分子は、体内の活性酸素量を低減するため、アポクリン腺からの汗の成分や皮脂の酸化に対する効果が期待でき、その結果として汗の臭いが軽減されると考えられます。
加齢臭への効果
皮脂に含まれているパルミトレイン酸という物質が酸化・分解することにより発生したノネナールという物質も臭いの原因の一つで、一般的に「加齢臭」と呼ばれているものです。
このノネナールは40歳以降の中高年になると増加し、酸化による臭いを発します。そのため、先のアポクリンセン腺から出る汗と同様、水素水の飲用効果が期待できます。
実体験レポート
こんにちは。マーケティング室の小松と申します。
ちょっとだけ私の実体験にお付き合いください。私は、1970年生まれの46歳ですが、40歳を迎えたころから加齢臭が気になり始めました。朝の身支度でドライヤーを使った後に洗面室を出て、再び洗面室に入ると「何か油臭い」と感じることが増えました。子供の頃に感じていた「僕の父さんの頭ってなんで臭いの~」という記憶が蘇り、とても落胆したのを覚えています。
その次は、耳の裏の皮脂油の量が増え、さらに酸化した酸っぱい臭いが気になり始め、更に落胆し、こまめに耳の裏を拭くようになりました。おそらく、40代以降のお父さん方はお子様から「お父さんのあたま臭いよ」と言われ、気にされている方も多いのではないでしょうか?
私は毎日ナノ水素水アクラスを飲用していますが、まさか加齢臭に効果があるとは思ってもみなかったので全然気にしていなかったのですが、飲み始めから1か月くらい経ったときに「体が若くなる技術」という本の【加齢臭は健康状態を知らせるサインである】という章を読んでいて、「あれ、そういえば最近加齢臭が気にならないな」と気が付きました。確かに、ドライヤーの後も臭わず、耳の裏も酸っぱくなく、枕からも油臭さが減少していたのです。もしも、同じように加齢臭が気になる方がいらっしゃいましたら是非お試しください。