救国救世基盤造成のモデルケースに
鳥取教区 伝道部長 岩本 幸絵
2月末、金允坤教区長を迎えて新たな出発をした鳥取教区(鳥取、米子、倉吉家庭教会)は、2020年に真のお母様をお迎えし、1万名大会を行う目標を掲げています。
天の願いである100万名会員基盤は日本の人口のおよそ1%です。鳥取県の人口は、都道府県では全国最小の58万人ですが、鳥取教区はその約1%に当たる6000名の会員基盤をつくるため、まず2019年に6000名大会を開催。その基盤の上に、2020年に1万名大会を実現させ、鳥取が救国救世基盤造成のモデルケースとなることを目指しています。
具体的には、①自叙伝書写伝道及び1000名規模の書写礼拝②婦人代表・基台長の伝道投入③家庭・地域書写会の定着④自叙伝書写及び原理・祝福教育の確立⑤壮年による救国救世伝道――の5つの方針に基づいて取り組んでいます。
まず、①の自叙伝書写伝道及び1000名規模の書写礼拝は、これまで鳥取家庭教会が中心となって行ってきました。
2014年には教会で500名規模、2015年には外部会場において1000名規模で実施。同年12月には教会で1000名クリスマス礼拝(3ラウンド合計)を行いました。また16年4月には外部会場で1500名大会、今年1月にも外部会場で2000名大会を開いています。
米子家庭教会も今年4月に500名大会を開催。倉吉家庭教会も昨年、160名規模の書写礼拝を行っています。
方針②は、婦人代表と基台長の伝道投入です。大規模な大会を行う際は、婦人代表が動員の責任を担っています。
方針③は、家庭・地域書写会の定着です。家庭書写会の拠点は現在、地域の書写堂18ヵ所を中心に82ヵ所にまで増えています。家庭書写会を実施する毎月1日から10日までの間は、婦人代表をはじめスタッフ、基台長は書写会に全面的に投入し、1ヵ月間の参加人数は延べ1100 人に上ります。家庭書写会の定着のため、リンゴ狩りや地域のボランティアなども企画しています。
方針④は、自叙伝書写・原理・祝福教育の確立です。書写礼拝や書写大会に新規で参加した人々を「導入原理講座」に動員した後は、還元祈願礼式や原理セミナーにつなげ、「正会員」に育てていきます。この流れに乗り切れない人たちは、家庭書写会につなげ、賛同会員になってもらいます。教育ラインが充実することで、世界貢献も年々増加していっています。
方針⑤は、壮年による救国救世伝道です。壮年たちは合唱などの活動を通して交流を拡大。「練習に来るのが楽しみになった」「教会に居場所が出来た」と喜びの声が上がると共に、伝道に対する意欲も高まりました。その結果、2000名大会では、多くの壮年が地元議員などを動員しています。壮年が生き生きしてくると、婦人たちも元気になります。
以上の5つの方針で取り組んでいますが、これからは次の2点に注力していく予定です。
1つ目は、家庭書写会・地域基盤の造成で、今年からは各地域・基台ごとに100名大会の開催を目指していきます。2つ目は、書写・原理・祝福教育の確立で、大会参加者の2%を正会員化する取り組みを行っていきます。
今後は、2018年2月に教会レベルで3000名大会を開催。19年2月には教区レベルで6000名大会を実施する予定です。
2020年、日本一人口の少ない鳥取県に真のお母様をお迎えし、1万名大会を開催できるよう全食口が一丸となって邁進していきます。(談)