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shi3zの長文日記 RSSフィード Twitter

2017-05-11

Kindle出版はここまで来た! 80歳の著者が考える「少子化打破」  08:14

 Facebookのタイムラインで流れてきた本が気になったので買ってみた。



 一応言っておくと、この本は奇書である。

 だが安い。


 そして内容はクラクラする。


 世の中には、なぜか突然自分の本を作る老人がいる。「おまえだろ」と言われるほど僕は老いていない。

 なんだか還暦を超える頃に突然、本を出したくなるものらしい。そういえば僕の祖母もなんだかしらないけど自分の半世紀をまとめていた(出版はされていない)。


 「少子化打破」の筆者は前立腺肥大症を40歳で患い、その後も大病を2つも患ったらしいがピンピンしていて本まで書ける80代のご隠居だ。見事である。


 内容は、あまり少子化についてはかいてない。月下美人だとか、公園にトイレがないとか、娘をおんぶしたときが大変だったとか、わりと日常的にありそうなことがまとめられているだけなのだが、なんかたまに読んで見るぶんには面白いかどうかはともかくほっこりするんじゃないか、と思った。



 今度日を改めて書こうと思ってるんだけど、連休ひまだったので静岡に日帰りしてきた。


 都内で遊んでいた友人夫妻が、なぜか静岡のおもちゃ屋に転職するときいて驚いたからだ。もう二年も前だ。

 いつか行く、と言って行ってなかったから、ついに時間がとれる、と思って行ってきた。


https://i.gyazo.com/a89080b58c703ae02e619f9266ea0852.png


 マンションの一階にあるそのおもちゃ屋は、衝撃だった。人生最大の衝撃と言ってもいい。

 いろいろ衝撃的だったが、そこのご主人に薦められた「よあけ」という絵本も衝撃的だった。


よあけ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

よあけ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)


 「この本をさ、夜中に、ウィスキーとか読みながら、1ページずつめくっていくわけ。いいでしょ?」と言われた。良いような気がしたが、男の一人暮らしでこれを読みながらウィスキーを飲むというのはいくらなんでも悲しすぎる。うっかり誰かに見られたら泣いてしまいそうだ。家政婦さんがこれを見つけたら、「ご主人どうしちゃったのかしら」といらぬ心配までされてしまいそうである。ぶるるるっと思ってこれは買わなかった。


 が、この「少子化打破」を読んで、なぜか「よあけ」のことが思い出されてしまった。ぜんぜん内容違うけど。年を取ってよあけ、というのも違うけど。絵本ってすごいなと思った。


 でも一番衝撃を受けたのは、これだよね

https://i.gyazo.com/b9c88c1eeab415dc3b77463e0f7ea09a.png


 これは「cuboro」といって、「玉の道」というジャンルの積み木である。

 これこそヤバイ。

 連休最後の日の朝からウィスキーを飲みながら積み木を並べているといくらでも時間が過ぎていく。


 僕が自宅で作ったやつの動画はここ → https://i.gyazo.com/874e4d4dbe3e54efbf59eb4643603ca5.mp4

 これ、最近話題の14歳棋士が子供の頃から遊んでいて、それで話題になってめちゃくちゃ品薄状態らしい。

 とりあえず今買えるクゴリーノという3歳児向けのやつを買って、オプションパーツを揃えるだけでも遊べる。

cuboro クゴリーノ ヒット

cuboro クゴリーノ ヒット


 これほんとに面白い。

 ちょっとプレミアついて高いけど、本番用のcurobo standardも買っちゃった。


 ただ、これすごくたくさん種類があるので、全部そろえて遊べる子供はものすごく恵まれた子供と言えそう。

 しかし絶対に賢くなることは間違いない気がするので、うちの教室の子供たちにも遊べるように教材化しようと思ってる。そうすれば経費でもっと買えるという打算もあるが、それくらいに面白い。


 個人的にPSVRよりcuboroの方がお買い得だったと思ってる。これずっと遊べるよ。10年間遊べるとしたら一年に1万円くらいと考えれば高くない(と考えることにする)



 とりとめもない話になってしまったが、cuboroについてはいつかちゃんと記事を書く