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今回は「腰痛」のご案内です。
近年、若年層にも腰痛が増えてきたことが大きな問題になっているそうです。
腰痛の原因の大部分は、脊椎を支えている、腹背筋の衰えからきているといわれています。
なかには内臓疾患からや、骨そのものの異常、極まれにガンからきていることもあるようです。
このようにさまざまな原因が考えられるので、本当の原因を見つけることが重要ですね。
症状・原因
この症状の多くは、激痛までにはいたらないようですが、つねに腰まわりに、異常を感じている場合が多いようです。
場合によっては、脚のしびれや脚に放散する痛み、冷感などの症状があります。
さらに進むと、頭重や肩こりまで起こることがあります。
他覚的所見では、脊柱傍筋の緊張と腰椎前弯に異常がみられるそうです。
腰痛の原因は、はっきりしないのものも多いといわれています。
この腰痛という病気は、二本の足で立つ人間の宿命だといえます。
したがって、無理な姿勢による腰痛が多いといわれています。
若いうちは筋力もあり、少々の無理な姿勢も耐えられますが、中高年以上になると筋力もしだいに弱まって、無理な姿勢がひきがねとなり、椎体、椎間板、椎間関節にストレスがたまって、ついには腰痛の症状があらわれます。
症状を軽減させる
同じ姿勢を長時間保ち続けるなどの、静力学的腰痛(姿勢性腰痛)は、根本的には防ぐことはできませんが、その症状を軽減させることは、その気さえあれば可能です。
自力で腰痛を防ぐという心構えが大切です。
次にその方法をご案内します。
①姿勢を矯正する。
脊柱にストレスがかからないように、なるべく胸を張って尻を引く姿勢を保つ。
日常から姿勢や行動に気をつける。
②ぬるめの風呂にゆっくり浸かる。
血液の循環をよくしストレス解消に、全身的な柔軟体操をする。
③腹筋・背筋の強化も大切。
運動などにより腹背筋強化に努める。
④コルセットを用いる場合
コルセットを装着していると、背筋が萎縮するので、背筋の強化を忘れてはいけません。
もちろん入浴も必要。
⑤まれに鎮痛剤や筋弛緩剤を用いますが、あくまでも補助的治療であって、このような薬剤の使用はよくありません。
以上が「腰痛」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。