『タイタニック』に追加制作費1,800万ドルを投じて3Dへコンバートした、ジェームズ・キャメロン監督ですが、彼は代表作である『ターミネーター2』の3D化もひっそりと進めていました。その気になる映像がついに公開されたので、ご覧ください。
こちらはDistrib Films USがアップしたもの。
最大のウリは3Dに他なりませんが、お気づきでしょうか、この映像のキレイさ。アーノルド・シュワルツェネッガー様のハリのある肌が、盛り上がる筋肉が、ロバート・パトリックの耳がこんなにも美しい! 血色良すぎです。
せっかくなので、比較用にオリジナル版のトレーラーもご覧ください。
動画はharveyknowsbestより。
うーむ、さすが4Kトランスファーです。3Dメガネを通して観ると、若干トーンがおさえられてしまうとは思いますが、それにしてもキレイです。キレイに見えすぎちゃって、やや怖さは半減している気がするくらい。
それにしても、『ターミネーター2』の3Dはいったいどんな風になるのでしょうか? ユニバーサル・スタジオの『ターミネーター 2:3-D』を体験した方ならわかる通り、この作品の3Dとしてのポテンシャルは間違いなく高いです。世界的な巨匠、黒沢清監督もアメリカのユニバーサル・スタジオにて体験し、大絶賛していました。
なお、3D版の『タイタニック』では、天文学者の「沈没した日の星の位置が違う」という指摘に従い、1912年4月15日午前4時20分の星の位置を正しく修正されたそうですが、『T2』もコンバートに時間をかけているので、3D化だけでなく、何かしらの「事実に基づいた」修正も加えられているのかもしれません。
3D版『ターミネーター2』はアメリカにて8月25日に公開予定。日本でもぜひ劇場公開してほしいところです。
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image: YouTube via Gizmodo io9
source: YouTube1, 2
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Germain Lussier - Gizmodo io9[原文]
(中川真知子)