山崎製パンが“下請けいじめ” 公取委が勧告
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デイリーヤマザキなどのコンビニを展開する山崎製パンが、箸やフォークの仕入れ代といった本来は加盟店が払うべき費用など4600万円を、弁当などの納入業者に負担させる下請けいじめをしていたとして、公正取引委員会から勧告を受けました。
勧告を受けたのはデイリーヤマザキなど全国1600近くの店舗で、コンビニ事業を行っている山崎製パンです。
公正取引委員会によりますと、山崎製パンは3年前からことしにかけて、客に無料で配る箸やフォーク、それに新規オープンの際に売れ残った商品の仕入れ代といった本来は加盟店が払うべき費用など合わせて4600万円を、弁当などの納入業者10社に負担させていたということです。
公正取引委員会はコンビニ業界で新規出店の競争が続く中、加盟店に有利な契約を示そうとしたと見ていて、10日、下請法に違反するとして再発防止を求める勧告を出しました。
山崎製パンは先月下旬、納入業者に全額を返金したということで、勧告について、「再発防止に努めます」とコメントしています。
コンビニ業界ではファミリーマートも去年8月に下請けいじめを繰り返したとして勧告を受けています。
公正取引委員会によりますと、山崎製パンは3年前からことしにかけて、客に無料で配る箸やフォーク、それに新規オープンの際に売れ残った商品の仕入れ代といった本来は加盟店が払うべき費用など合わせて4600万円を、弁当などの納入業者10社に負担させていたということです。
公正取引委員会はコンビニ業界で新規出店の競争が続く中、加盟店に有利な契約を示そうとしたと見ていて、10日、下請法に違反するとして再発防止を求める勧告を出しました。
山崎製パンは先月下旬、納入業者に全額を返金したということで、勧告について、「再発防止に努めます」とコメントしています。
コンビニ業界ではファミリーマートも去年8月に下請けいじめを繰り返したとして勧告を受けています。