ライターのmegayaです。
5月5日に開催されたアイドル最前戦。SPECIALというフェスに参加してきました。
僕は規模の大きなアイドルフェスに参加したのは初めてでした。
先にフェスの感想だけ言うと、通常のライブより気軽に参加できる上に、様々なアイドルが一気に見られるので、アイドルに興味を持ち始めた僕のような初心者にはちょうど良いなと思いました。
ただ楽しかった反面、一日中歩き回ったのでかなり疲れました。分刻みで次々とアイドルがでるステージ変わり、「あれ?次はこっちのステージで◯◯がでる」「次はこっちで××が出るのか!」などかなり大変でした。
僕は今回後ろの方でじっと見ているようないわゆる地蔵状態だったので、体力はそこまで使っていないはずなのですが、家に帰る頃にはヘトヘトでした。
最前にずっといるファンの方々の体力はすごいですね。「オタクは運動してないから体力なさそう」ってイメージを世の中に植え付けた人に言いたい。彼ら彼女らアイドルファンは歴戦の地を渡り歩いてきたソルジャーだということを。
ということで、今回はアイドル初心者がアイドルフェスに初めて行ってきた感想を踏まえながら、アイドル最前戦。SPECIALのレポートをしていきたいと思います。
※写真については許可済み、ライブ撮影OKだったもののみを使用しています。もし許可を確認していないグループ様がいましたら大変申し訳ございませんが、ご一報いただければと思います。
当日は快晴でまさにフェス日和の快晴。10時30分に会場の新木場Studio Coastに着くと、すでにお客さんの列ができていた。僕はこの日は一人で行ったので楽しめるのか不安で仕方なかった。
アイドル最前戦。SPECIAL
2017年5月5日(金・祝)
OPEN 10:30 / START 11:00
【会場】新木場Studio Coast
【料金】前売り ¥4,000/当日券 ¥5,000※共にドリンク代別途500円https://t.co/yM3ZaVp0bJ pic.twitter.com/m1MWlg0Z7v— アイドル最前戦。【公式】 (@akibaidolfes) 2017年4月30日
(↑タイムテーブル)
アイドル最前戦。は、「年1回1万人規模のフェスを計画」しているイベントだ。(「AIF」という名称が「アイドル最前戦。」に変わった)
僕は地下アイドル初心者であるために、今日いるアイドルの方々は知っているグループの方が少ないくらいである。(もちろん行く前は調べました)
ということで事前に今回出演するアイドルの中で、おすすめのグループを知人の地下アイドル好きに聞いておいた。そしてそのアイドルを中心に回り方を決めようと思う。
・オープニングシスターズ
・おみやげ
・原宿物語
・キャンディzoo
・Task have Fun
・drop
・はなちゃん(池田はな)
「7組しか見る予定決めてないし、時間余って暇になるかもしれないな」
と思っていたのですが、そんなことはまったくなかった。結果として色々なアイドルが見たくなり、分刻みのスケジュールで動き回ることになりかなり大変だった。
(アリーナステージ)
(野外ステージ)
(ラウンジステージ)
(テントステージ)
当日の会場はメインの「アリーナステージ」、外にある「野外ステージ」、お酒が飲めるカウンターのすぐそばの「ラウンジステージ」、独立した建物でやる「テントステージ」の4つにわかれていました。それぞれを自由に動き回って移動し、好きなアイドルを見ることができる。
僕は一つの目的として、「今日の推し」を決めようと思っていた。色んなアイドルがいるフェスを体験して推しを見つけたい。
※以下に時刻を表示していますが僕が移動して到着した時間の表記です。
-10:40-
まずはオープニングシスターズのライブから。オープニングシスターズはグループ名の通り、「前座限定で活動するアイドルユニット」という変わったスタイルを取っている。
「飛べ!まつり女子」はゆめ研のカバー曲で、ファンの方が早速リフトをしていて盛り上がっていた。ノリも良くてまさにオープニングにふさわしい内容。さすが前座アイドル。
見ていてずっと気になったのが、オープンニングシスターズに黄色のパリピ御用達サングラスをかけている子がいたことだ。あとで気になって調べてみたら山田なつみ(@natsumi_ops)さんという方だった。
ライブ中は彼女が何者なのか、なんでサングラスしているのかずっと気になった。
アイドルにおいてこういった僕みたいな初心者が気になるようなフックはものすごい大事なのだろう。現に僕の心には山田なつみさんがすごく残った。
-11:00-
そしてオープニングシスターズはすぐにメインステージに移動して、そこでも前座をつとめていた。まさにこの前座アイドルの名に恥じない多忙さ。
アリーナステージでは「初恋サイダー」などを歌い会場を沸かせていた。やっぱりみんな知っている曲って打ちやすいし盛り上がるよね。選曲もオープニングとして最高。
-11:15-
そしてオープニングシスターズはライブ終了後にはすぐ物販に移動していた。
野外ステージ〜アリーナステージ〜物販までの流れはわずか約40分くらいの間の出来ことである。フェスのときのアイドルの忙しさって凄まじいな…
-11:20-
この時間帯は見るアイドルを決めていないので、まだ入っていなかったテントステージへ行くことにした。テントステージではキミイロプロジェクトがライブをやっている最中だった。
この日は快晴でテントステージはかなりの熱気を放っていた。ステージが広くないので、総勢11名いるのでステージが狭そうに見えた。熱いし野外フェスってかなり体力を消費しそうだ。アイドルって大変だな…
(81momentの天使みるきぃさん(@amatuka_milky))
(Chu-ZのMAYUさん(@Chu_Z_MayuR))
11:30
アイドルフェスに初めてきた僕がおもしろいと思ったのは、会場のいたるところで普通にアイドルが歩いていて、チラシを配っていたことだった。
アイドルと話ができるし、話をしているとそのアイドルに興味が湧いてくる。間近で「◯時にライブがあるので来てください!」とお願いされると、逆らえない感情の波に飲み込まれる。
これはフェスに行かないとわからなかったことだったので、僕としてはかなり新鮮な経験だった。
81momentとChu-Zはあとで絶対に見に行こう。
-11:35-
外にいると幼さの残るあどけない声が耳に響いてきたので、野外ステージの方に行ってみた。ステージにはかすかにその姿が確認できるアイドルがいた。
ステージ上に立っている大人で隠れて見えなくなるほど小さい。小学4年生のアイドルRuna☆Rinaが声の正体だった。
「最後まで、いーーーーっぱい、いーーーーーっぱい、いーーーーーっぱい…楽しんでくださいねー!!!」
と叫んでお客さんを盛り上げているのをみると微笑まずにはいられない。僕の心の汚い部分が浄化されていく気分。これは応援したくなる。
あとで物販に行って、きちんとその姿を確認してみたけど本当に幼い小学生だった。なにこの可愛い生物…
小さい子が芸能界で活動してたり、アイドルをやっていたりすると「小さい頃からそんなことさせてかわいそう」という人もいるけれど、小学生のときに自分の好きなことを見つけて、人前で胸をはって何かできる経験というのはなかないことだと思う。
ああ…これ書いていて気づいたけど、Runa☆Rinaを擁護したくなっているファンの意識が僕の中ですでに芽生えているのかもしれない。
(BANZAI JAPANの安原めいさん(@meiY_BJ)があざと可愛いくて最高だった)
-11:45-
今度はメインステージにふらりと行ってみると、BANZAI JAPANというグループがライブをやっている最中だった。BANZAI JAPANはそれぞれの県の出身のアイドルを集めて「天下統一」を目指すというコンセプトがあるアイドル。
僕が行ったときにはラストの曲である「バンザイじゃぱん!」を披露していた。この曲初見でもノリやすくてすごく良い。
BANZAI JAPANのメンバーが会場を走り回って、ファンに扇子を渡していたり、声を出して盛り上げていたりとする中で、僕の目の前を一人のメンバーが通過した。そのときの笑顔にグッと心を鷲掴みにされてしまった。思わず持っているカメラの手が震えてブレてしまった。
あの笑顔が気になりすぎて、僕はライブ終了後にすぐにBANZAI JAPANの物販に移動した。
-12:00-
物販にいてさっきの笑顔の子を見つけてすぐにチェキをお願いした。朝日珠莉愛(@juria_asahi_BJ)という方で、その名を深く心に刻んだ。
話をしてみるとノリも良くておもしろく、さらに心を鷲掴みにされた。むしろ心を掴まれすぎて握りつぶされたと言っても過言ではない。
「ライブ見る→物販に行く」っていう、アイドルライブの基本となるコンボを初めて経験したんですがやばくないですか?これ世界中のみんなが経験したら幸せすぎて世の中から戦争がなくなると思う。(ただそのあとアイドルを巡って争いが止まない別の世界線へ…)
-12:25-
チラシをもらったときに「見に行きます!」と約束したので81momentを見にアリーナステージに移動した。一度約束してしまうと「行かなければならない」という使命感にかられる。
やっぱりアイドルってステージに立つと一気に雰囲気が変わる。チラシをさっきまで配って話していた子がステージに立っているのは不思議な気持ちだ。
81momentのUTAGEIという曲が盛り上がりれるものながら、歌詞にエモさもあってすごい良かった。
天使みるきぃさんを見ているとものすごく幸せな気持ちになった。彼女を見ていたのだけどライブ中はずっと笑顔だった。「ライブを心から楽しんでいる姿」というのも、アイドルを好きになる大事な要素なのかもしれない。BANZAI JAPANの朝日珠莉愛さんからすぐに推し変する勢いであった。
81momentさんを見たあとはベボガ!のライブを見た。そのあとベボガ!の物販の近くを通ったときに、前座をつとめていたオープニングシスターズの子たちが普通に並んでいて笑ってしまった。こういうのってアイドルもアイドルの物販に並ぶんだなと初めて知った。
-13:00-
今度はラウンジに移動して再びキミイロプロジェクトを見に行った。実はこの後知ることになるのだけれど、キミイロプロジェクトの運営の方が少し前に僕と一緒に仕事をしたことがある人で驚いた。
「ダイジョウV」という曲は、「ダイジョウV ハイ! ダイジョウブV ハイ!」とみんなで一斉にジャンプするのが楽しい。僕は運営の方と一緒に仕事をしたときに一度聞いたことがあったのだけれど、初見だとしてもノリやすくて良い曲だ。
恋詩雪白(@mashiro_kmp)さんのウインクが、でかい釣り針とわかっていても魂ごと持っていかれそうになった。アイドルを一途に単推している人はすごいと思った。フェス来てみたら楽しいしみんな可愛いし、色んなアイドルさんを好きになって困る。
-13:15-
Chu-ZのMAYUさんにチラシを貰っていたことを思い出し、野外ステージに移動した。アイドルフェスって移動が多くて忙しいけどめっちゃ楽しい。楽しみのあとに楽しみがある快楽の渦。
チラシをくれたMAYUさんは、会った時はおっとりとした印象を受けたのだけど、ステージに立つと一気にカッコよさが際立っていた。そのギャップに痺れる、憧れる。
「1/4の胸の衝動」という曲がEDM+ロックという感じのエレクトロック調でかっこよかった。youtubeの公式動画で今めちゃくちゃ聴いている。CD欲しい。
メンバーの中に緑髪の人がいてすぐに目は彼女に吸い寄せられた。アイドルとしては異質なその存在感に釘付けになった。
KAEDE(@chu_z_denden)さんという方で、ラップ調のパートも声が合っていてかっこよかった。アイドルフェスに来てカッコよさで息を飲むことになるとは思わなかった。推し決めるのってフェルマーの最終定理より難しいよ。カッコイイ女性ってすごいツボなんですよね。推したい。
-13:30-
ここまで5分刻みで移動を連続で重ねて、ようやく見ようと思っていたグループや、外で声をかけてもらったグループが途切れたので一息ついて休憩することにした。
(焼きそばやケバブなどあったのだけど、お酒を飲みながらつまみたかったのでもちもちポテト(600円)を購入)
(一人でご飯食べているときもアイドルの方が声をかけて来てくれる。うれしい)
フェスなのでやっぱりお酒を飲みながらライブを見るのが楽しい。野外なのもテンションあがるし、ステージから離れて遠目にライブを見つつ飲むのも良い。青空の下で昼から酒飲んでアイドルを見るとか贅沢すぎる。古代エジプトのファラオかよ。
お酒を飲み終わったあとに少しFES☆TIVEを見に行ったのだけど、さすがに人気があって会場も大いに湧いていた。やはり物販もものすごく並んでいて人気なのが伺えた。
14:10
ラウンジステージに移動すると幼稚園児の格好をした女の子が立っていた。それがはなちゃんこと池田はなさんだった。ソロで幼稚園児の格好をしているとか相当イロモノなアイドルなんだろうな…
と思ったら、理由があるらしく普段は制服で活動している「超王道アイドル」らしい。
はなちゃん
「去年のハロウィンに一回着たんですね、これ。それでもう二度と着ないって言ってたんですよ。
そしたら、たまに、というかちらほらまた着て欲しいって言われていたんですね。
それで、ふざけて「じゃあ子どもの日に着るよ」って言っていたら、まさか子どもの日がこんな大きいステージだと思わないじゃないですか…?」
幼稚園児っぽさもあるということで「半熟卵のロコモコ丼」という曲を歌っていたが、たしかに可愛かった。普段は幼稚園児の格好はしないと言っていたが、歌とも相まって似合っていた。
ソロにも関わらず池田はなさんのラウンジスペースには多くのファンが押し寄せていた。曲中に「好き?」「召し上がれ!」などのセリフがあるのだが、これにやられてファンになる人もいるんじゃないだろうか。はい、僕です。
格好にも驚いたのだけど、見た目の可愛さにも驚いた。やはりこのアイドル戦国時代で一人で戦っているだけの美貌だ。推しっていっぱいいても良いと思うんですけど、ダメですか?
池田はなさんのライブを見たあとに、外にでるとdropが野外ステージでライブをやっていた。すると、ベボガ!の物販に続いて、またオープニングシスターズのパリピ眼鏡をかけた山田なつみさんがいた。dropを夢中でずっと見ているようであった。この子は相当アイドルが好きなんだろうなぁ。
今日のライブを観にきてくれて、ありがとうなのダ💐
新曲2曲はどうだったかな⁉️楽しんでもらえたかな⁉️
感想があったら聞かせて欲しいのダ🐼
また次の予定が決まったらお知らせするから、待っていて欲しいのダ🐼
これからも「上野パンダ島ビキニーズ」を応援して欲しいのダ✨#ビキニーズ pic.twitter.com/sLAUO77vnV— 上野パンダ島ビキニーズ (@bikinis_2017) 2017年5月5日
(※写真は別ステージでのものです)
-14:40-
テントステージでは、気になっていた上野パンダ島ビキニーズを見ることにした。なぜこのグループが気になっていたのかと言うと、なんとあの有名な映画監督である堤幸彦がプロデュースしているということなのだ。
(「池袋ウェストゲートパーク」「TRICK」などが有名だが、「明日の記憶」という映画が僕は人生でTOP3に入るくらい大好きだ)
「すいーすうぃー」という曲のダンスにも独特でおもしろかった。
一人が変な踊りをする→メンバー数人が同じ踊りをしだす→メンバー全員が変な踊りをしている
って流れが最高に好き。よしもと芸人がよくやるパターンのやつ。このグループは演劇もこなすということで、それぞれが「ヤンキー」や「金持ち」、「臆病者」などMCでもそれぞれの役柄を演じているようだった。
BANZAI JAPANはメインステージに続いて見るのは2回目。一回気になったグループをもう一度見れるのはフェスの良いところだなと思った。普通のライブだったら多分一回しか見ることができないしね。
「バンザイじゃぱん!」を聴くのはまだ2回目だったけど、すでにイントロだけでテンション上がる。
15:10
テントステージでBANZAI JAPANを見たあとはすぐにアリーナステージに移動した。ここからはおすすめしてもらったアイドルを連続で見る。
Task have Fun
↓
原宿物語
↓
キャンディzoo
↓
drop
という流れだ。全グループ楽しみで仕方がない。
Task have Funは可愛いらしい見た目に反して、歌は骨太なロック調のものもあり心を掴まれた。
僕は昔から日本のロックバンドが好きなので、3WDという曲がめちゃくちゃツボにハマった。サビ前の「ス・ス・メ」というワードが頭から離れない。物販が間に合わなくて買えなかったのだけど、今度ライブ行ったら絶対CD買おう。
ムラサキ担当 柊宇咲です💜#新木場STUDIOCOAST さん有難うございました!
野外とか大きなステージ最高!
今年の夏はモノガも色んなステージでるぞ!
明日もきてねhttps://t.co/8Z6cKfHM11#原宿物語 #柊宇咲 #原宿物語無料追加公演0610 pic.twitter.com/fzFDKRtNOg— 柊宇咲@原宿物語 (@usa_Monoga) 2017年5月5日
(原宿物語 柊宇咲さん、当日のTwitter)
素人目だけど、原宿物語は今日見たグループでダンスが一番上手いと感じた。
一人のメンバーだけが飛び抜けて上手いというわけでなく、全員がびしっとそろっていてかっこよかった。アイドルのダンスってああいう風にレベル高いと可愛いだけじゃなくて「かっこ良さ」に昇華されるんだな。
キャンディZOOの「結晶」という曲はかなり心に刺さった。楽曲と演出の両方がおもしろかった。まず一人がソロで歌いだし、あとからメンバーが登場する。そしてそこからそれぞれのソロパートなのだけど、曲調がそれぞれ変わっていき聴いていて「次はどうなる?」と楽しみになる。
そのあとはdropのライブを見た。野外ステージでもちらっと見たのだけど、やっぱり滝口ひかりさんを初めものすごく見た目の完成度が高い。あそこまで行くと「アイドル」を見たという感覚よりも「芸能人」を見たという感覚に近い。
そして最後にラウンジステージでCROWN POP→おみやげを見た。
CROWN POPはさすがももクロやエビ中を世に出している大手のスターダストプロモーションだけあって、ビジュアル面のレベルが高かった。(ただ、ももクロなどとは部署が違うらしい)
服装も蝶ネクタイにズボンとあまり会場にはいないタイプだったので、ものすごく印象に残った。9月3日に横浜プレミアホールでのワンマンライブも決定しているということで、今後チェックしておこう…
そして最後に「おみやげ」というアイドル。おみやげは「私たちはアイドルではありません!」というコンセプトで、アイドル好きの女の子を増やすことを目的としている。
コンセプトが変わっているが、このライブが今日僕が見た中でファンの熱量が一番高かった。
(ヲタク体操第一という曲では、最後になぜか推しのタオルを掲げるのがお決まり)
ヲタク体操第一という歌では、ラジオ体操の内容をヲタ芸に変えてみんなで一緒に踊る。これはライブ初めてきた場合でも一緒にできるからものすごく良い。
気がつくと狭いラウンジステージの会場はファンでいっぱいになっていた。
そこからは、BUNBUN NINE9’→ダイビングキャッチ→シダレヤナギ→UTAGEI→初恋サイダーと連続で歌い上げ、会場の熱気がすごかった。全員が「待ってました」と言わんばかりの盛り上がりようだった。
僕はまだ地下アイドルの楽曲に詳しくないのであまり理解できていなかったが、地下アイドル好きの友人に話したら「そのセトリで湧かなかったら逆におかしい」とまで言える選曲らしい。
当然会場はMAXにヒートアップしていた。最初に歌われる唯一のオリジナル曲である「ヲタク体操第一」がよりファンの心をよりノセているのかもしれない。
最後にこの熱気を感じれてよかった。これぞまさに地下アイドルという感じがした。
本当は最後までいたかったのだけど、別件の取材があって切り上げなければならなかったので18時頃に帰宅した。
僕は地蔵だったので後ろの方で見ているだけだったけど、すごく楽しかった。ゆっくり色んなアイドルを見ることができるし、お酒を飲みながらライブ見るのは最高だった。
普通にそこら中にアイドルが歩いているという環境も僕には衝撃的だった。
冒頭でも書いたけど、アイドル初心者の人はまずはライブではなくフェスに顔を出してみると良いかもしれない。一人で来ている人もたくさんいるし、広い会場内なので誰も気にしないと思う。狭いライブ会場だと周りの視線が微妙に気になるしね。
5月5日の推しは間違いなく僕の中ではBANZAI JAPANの朝日珠莉愛さんだ。あのふいの笑顔にはやられた。
アイドルの笑顔って本当に素晴らしい。10000000万ドルの夜景。
あとオープニングシスターズのパリピサングラスの山田なつみさんは、会場で何回も見たのですごく印象に残った。
(キャンディZOOの「結晶」はCDを買った。他のグループの物販も間に合っていたらCD買いたかった)
楽曲はTask of funの「3WD」、キャンディZOOの「結晶」がかなり気に入った。Chu-zの「1/4の胸の衝動」や、81momentの「UTAGEI」もものすごくよかった。
グループとしてはTask of funとChu-Zはもう一回見たいと思った。上野パンダ島ビキニーズは演劇もやっているらしいので、ライブよりもむしろそれを見てみたい。堤幸彦というフックがやはり興味をそそられる。
ということで一日アイドルフェスを満喫した。アイドルフェスの楽しみ方は人それぞれだと思いますが、僕みたいに色んなアイドル見るだけでも充分に楽しめると思う。
ただ、分刻みでせかせかと動いて会場移動してたので、めちゃくちゃ疲れた。アイドルフェスって出ているアイドルの方々はもちろん大変だけど、見る方もかなり体力を消費するんだなと知った。
ということで今回のフェスで今後推していきたいアイドルさんも増えたし、フェスのお陰で色々とライブに行ってみたくなりました。
行きたいグループはいっぱいあるのですが、とりあえず直近はBANZAI JAPANさんのライブに行こうかと思います。アイドルフェス最高!!
megaya
大学中退後にママチャリ日本一周をして、web系のベンチャーに就職。
オモコロ×デイリーポータルZが主催したおもしろ記事大賞に入選し、デイリーポータルZにて記事を書くようになる。
その他に書いた媒体として、価格.comマガジン、それどこ(楽天)、SUUMOタウンなどがある。
Twitter:@megaya0403
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