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しかし、当時の東京新聞一面トップで「閣議決定回避 米が要求/原発ゼロ『変更余地残せ』」という見出しが出て、閣議決定は見送られた。この時、本当に起こっていたことは何だったのか?
発売中のSIGHT最新号では、シンクタンク「新外交イニシアティブ(ND)」の事務局長であり、国際的に活躍する弁護士でもある猿田佐世氏が、実は当時、「米国の要求」と言えるほどのはっきりした政治的事実はなかったということを語ってくださっています。
インタビューの中で、猿田さんが「ワシントン拡声器」という言葉で説明するのは、今も原発を動かし続けようとする日本の政治家や産業を含めた大きなシステムが、当時のアメリカの知日派と呼ばれるロビイストやシンクタンクを巻き込んで、自らの望む発言を誘導していたということ。そして、それは今も続いているということ。
今回、民進党が法案に「2030年代までに原発ゼロ」の記載を諦めたのは、やはり産業界と深く関わる労組や連合といった支持母体への配慮だと言われている。それは結局、2012年に米国の声を借りて、国政の大方針を歪めてしまったものと変わらない構造が今も続いているということだ。
では、それに向き合って本当に日本の未来を変えるためには何が必要なのか? SIGHT最新号の記事では、そこまで踏み込んだお話をうかがっています。 ぜひお読みください!(松村)
それなのに、なぜ日本はいまだに原発をやめられないのか。そんなシンプルな疑問から始まった今回の『SIGHT』は、政治、経済、社会のあらゆる視点から、その根深い問題をはっきりと暴き出しました。原発とは、単なる電力供給の問題を超えた、日本社会に巣食う病理の象徴なのです。
そうだとすると、日本が本当の意味で「脱原発」を果たすためには、いったい何と向き合わなければいけないのか。そこではやみくもに反対を叫ぶのではなく、原発のない社会はどうあるべきなのか、その新たな選択肢まで示す必要があります。『SIGHT』は今回も様々な方にご登場いただき、その道筋まで示すことができた一冊になりました。
ご登場いただいた方とテーマはは下記の通りです。ぜひ、書店でお手にとってください!
(順不同・敬称略)
開沼 博 社会学者/立命館大学准教授
原発をなくすためには、「世間が望む福島」と「現実の福島」のズレに向き合わなければならない
吉岡 斉 九州大学教授
「原子力立国」の崩壊を認められない政府と電力会社が、国民にツケを払わせている
坂本龍一
脱原発が導く、明るく正しい世界の在り方を示さなければならない
田中秀征 民権塾主宰/元経済企画庁長官
日本人の頭と実力と勤勉さがあれば世界の電力供給を変えるぐらいの明るい未来はある
保坂展人 世田谷区長
「脱原発区長」が5年をかけて実現した、原発に頼らない地域生産型エネルギーが示す革命の一歩
中野洋一 九州国際大学教授
絶対に採算の取れない原発ビジネスを回し続ける、「原発マネー」の呪縛を絶たねばならない
猿田佐世 新外交イニシアティブ事務局長/弁護士
日米関係を歪め続け、それでも原発をあきらめない歪んだ欲望を止めなければならない
内田樹 哲学者・神戸女学院大学名誉教授/武道家・凱風館館長
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高橋源一郎 文芸評論家・作家/明治学院大学教授
総論対談:一人称で語らない上から目線の「正義」はもういらない
その日本が今、変わりつつあることを多くの人が感じています。
時代と共に様々な価値が変動したことで、戦後70年への評価も流動化し、相対化されているのです。
では、日本が70年間戦争をしなかったことは、幸せなことでも、素晴らしいことでもなかったのでしょうか。
そうではない、と私たちは考えます。
日本人が当たり前に享受してきた70年間の価値を、もう一度、肯定的に捉えて再検証する必要がある。そのメッセージを込めたのが、今回の特集「70年間戦争しなかった日本にYESと言いたい」です。
平和主義、日本国憲法、天皇制、政治、経済、メディア……と、様々な分野の第一人者の方々にご登場をいただき、「なぜ、日本は70年間戦争をしなかったのか」という要因と歴史的背景について、徹底的に語っていただきました。
そこから浮かび上がってきたのは、日本人が戦後の平和主義にいかに自然に親しみ、それを精神と身体に取り込んできたかということです。そこから正しい未来を改めて選択するために、私たちには何が必要なのでしょうか。
ぜひ、すべての世代、すべての日本人に読んでいただきたい1冊が完成しました。
ご登場いただいた方々と、語っていただいたテーマは下記のとおりです。(掲載順/敬称略)
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【戦後70年と平和主義】
戦後日本の平和主義は、きわめて現実的な理想主義だった
中村哲 医師/ペシャワール会現地代表
【戦後70年と憲法】
理想主義的な日本国憲法こそが、平和で平等な日本の戦後70年を守ってきた
伊藤真 法学館憲法研究所 所長/弁護士/伊藤塾 塾長
【戦後70年と天皇制】
天皇陛下が自ら政治を取り仕切らなくてはいけない状況というのは、この国にとって不幸なことだ
木村草太 首都大学東京教授
【戦後70年と自民党】
今も「戦争をしない日本」への門は開いている――自民党は戦後70年をいかに歩み、どう変質してしまったのか?
田中秀征 民権塾主宰/元経済企画庁長官
【戦後70年と野党】
平和な日本を続けるためには、正しい野党の存在が必要である
保坂展人 世田谷区長
【戦後70年と経済】
日本人は、今も勤勉で真面目である。戦後70年の高度経済成長はなぜ実現し、そして今停滞を迎えたのか
小野善康 大阪大学 特任教授
【戦後70年と戦前回帰】
政治の場に「戦前」への憧れが拡大している。なぜ日本は70年間、その思想を封じることができたのか
山崎雅弘 戦史・紛争史研究家
【戦後70年とメディア】
自民党の徹底的なメディア戦略に対抗できなければ、改憲発議後も野党・マスコミに勝ち目はない
西田亮介 東京工業大学准教授
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ぜひ、お早めに書店などでお買い求めください! (松村)
これは世田谷区長・保坂展人が2015年に再選された時の、圧倒的な支持を表す数字です。
そして、野党陣営がこぞって「安倍NO!」を掲げていた空気の中、彼が掲げたスローガンは「せたがやYES!」でした。
「脱原発」を訴えて初当選した2011年4月から4年、89万人が暮らす日本最大の区=世田谷区で彼がこれほどの支持を得た理由はなんだったのか?
その政治実績をひとつひとつ振り返りながら、改めて日本の未来のために我々は何を考え、何をすべきなのか、希望のメッセージがわかりやすい言葉で綴られています。
ジャーナリストとしての夢を抱き、国政の場で衆議院議員として活躍し、今は地方行政のリアルをもっとも前向きに体現するものとして、保坂氏は一貫した立場を貫いてきました。
SIGHTにもたびたび登場していただいた、そんな保坂氏の最新著作『脱原発区長はなぜ得票率67%で再選されたのか?』は、本日発売です。
ぜひ、書店などでお買い求めください!(松村)
特集のタイトルは「老人が始める戦争で死ぬのは若者」です。
日本の未来は、このまま暗くなる一方なのか。
集団的自衛権を認める安保法制も、原発再稼働も、多くの国民が支持しない政策であるにも関わらず、安倍政権を止めることができない。
「安倍NO」を旗印に協力体制を模索してきた野党陣営から、ついに新党「民進党」が誕生したが、国民の期待は低いままになっている。
6月~7月の参院選から、日本が本当に変わっていくためには、いったい何が必要なのか?
もし、このまま安倍政権が長期化した場合、国民はどのようなリスクにさらされることになってしまうのか?
このシリアスな危機意識の下で、編集部は各分野のエキスパートに取材を重ねて今回の総力特集を完成しました。
この国がこのまま変わっていくことの当事者として、あらゆる世代の読者に届けたいと思える1冊になりました。
ご登場いただいた方々と、語っていただいたテーマは下記のとおりです。(掲載順/敬称略)
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「斜に構えてる奴より懸けてる奴のほうがかっこいいよっていうことをずっと言ってる感じです」――SEALDsは、なぜ野党5党を動かし、国会前に巨大デモを実現したのか
奥田愛基(SEALDs)
老人男性たちが始める戦争で、死ぬのは女・子ども・若者である
上野千鶴子(東京大学名誉教授/NPO法人ウィメンズ・アクション・ネットワーク理事長)
安保法制は「曖昧不明確のゆえに違憲無効」である
木村草太(首都大学東京准教授)
戦争は個人の人格を崩壊させる、そこまで含めて戦争を考えなくてはいけない
柳澤協二(国際地政学研究所理事長)
国際法の常識を知らずに敵を増やし続ける日本は、必ずテロに狙われる
伊勢﨑賢治(東京外国語大学大学院教授)
不安と恐怖が政治を動かすということが日本でも始まっている
藤原帰一(国際政治学者/東京大学法学部・同大学院法学政治学研究科教授)
安倍政権は世界の危険な潮流に乗っている
田中秀征(民権塾主宰/元経済企画庁長官)
「安倍NO」をNGワードにし「せたがやYES!」で世田谷区を変えた、脱原発区長が語る「正しい野党」とは
保坂展人(世田谷区長)
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ぜひ、お早めに書店などでお求めください!(松村)
今回の特集はドガ。
印象派の天才画家であり、特に数多くの「踊り子」の絵で知られるドガですが、この特集では彼が残した裸婦がなぜ、すべて「後向き」から描かれているのかを斬り口に、ドガの絵が持つ官能性の正体に迫ります。
その他、近代彫刻の父として知られるオーギュスト・ロダンの、死後に発見された過激な裸婦デッサンの謎や、印象派を先取りしていたとも言える奇跡のやきもの・古九谷に迫る検証記事もお届けします。
そして以下の写真のドガ特製クリアファイルも付録としてつきます!
是非、書店にて手に取ってみてください。(古河)
改めて、日本全体が「戦争」の過ちと痛みを振り返り、二度と繰り返さないための努力をするべき今、安倍政権は憲法九条の解釈改憲を含む安保法案を7月15日に衆議院で強行採決し、その後の参議院でも可決するべく突き進んでいます。
安倍政権は違憲だ。この特集テーマのもと、我々はSIGHT最新号を本日発売します。
特集を作る大きなきっかけになったのは、6月4日に自民党が主体となって開催された衆議院憲法審査会でした。長谷部恭男教授(早稲田大)、小林節名誉教授(慶應大)、笹田栄司教授(早稲田大)という3人の憲法学者が、安倍政権の安保法案が「違憲」であることを明言したのです。それは、国民がなんとなくは感じながらも、はっきりと言語化できなかった違和感に形が与えられた瞬間でした。
なぜ、その後の調査でも9割以上の憲法学者が「違憲」と明言する法案を、安倍政権は強硬に押し通そうとしているのか。また、もしも法案が両院で可決されてしまった場合、日本はいったいどのような立場に立たされるのか。SIGHTは様々なジャンルの専門家にお話をうかがい、安倍政権が抱えている本当の問題を浮き彫りにします。
そもそも憲法とは何のために存在し、立憲主義を破壊する安倍政権の行動が、どれほど重大な危険性を孕んでいるのか。この特集は、戦後70年間の日本の歩みをどう考えるかという、総括的な問題意識とも強くつながっています。ぜひ、書店でお買い求め下さい。
(登場順・敬称略)
・小林節 (慶応大学名誉教授/弁護士)
・阪田雅裕 (弁護士/元内閣法制局長官)
・田中秀征 (民権塾主催/元経済企画庁長官)
・木村草太 (首都大学東京准教授)
・高橋若木 (大正大学講師)
・藤原帰一 (国際政治学者/東京大学法学部・同大学法学政治学研究科教授)
・保坂展人 (世田谷区長)
・内田樹(哲学者・神戸女学院大学名誉教授/武道家・凱風館館長)×高橋源一郎(文芸評論家・作家/明治学院大学教授)
さらに詳細は下記をぜひ御覧ください! (松村)
http://ro69.jp/product/magazine/detail/128932
田中秀征氏は、第一次安倍内閣のときから「解釈改憲による集団的自衛権の行使」に向かおうとする安倍政権の動きに対して一貫して異論を唱え続けてきました。
先日、7月26日の『サンデーモーニング』でも「安保法制は、戦争疲れしたアメリカを『資金』『人命』『危険』の3点において日本が肩代わりするものであり、軍事的一体化という形で一度そこに踏み出してしまったら後戻りできない」と、その危険性と不利益をクリアに説明して大きな反響を呼びましたが、このインタビュー集を読んで頂けると、氏の考えの全体像をより深く多角的に理解してもらえるはずです。
今回の安倍政権による安保改革のような、民意をないがしろにする政治手法を、この国が長年かけて築いてきた法を尊ぶ精神を踏みにじる偽装民主主義だと批判し、民意の賢明さを信じて根気よく誠実な説明を重ねて合意形成に努める正々堂々とした政治を求める。しかも現状を悲観するのではなく、これを野党や、新しい政治家が民意に立脚した政治を提案していく好機であると主張する、そんな力強いメッセージを持つ一冊となっています。
また8月11日に刊行されるSIGHTにも田中秀征氏にご登場いただき、よりタイムリーなトピックを含めて、今回の安保法制の鍵を握る、さまざまな人や組織の立場や思惑、そしてこれからの行動を詳細に分析して語って頂いています。
本日発売の『保守再生の好機』、8月11日発売のSIGHT、どちらも現在の政治状況に不安・怒り・危機感を持つ多くの方に手に取って頂きたいと思っています。(古河)
マグリットの特集と言うと、もしかしたら謎に満ちたマグリットの絵画を遠巻きに分析するような記事をイメージする人もいるかもしれませんが、この特集は全く違います。
自分の作品から自伝的な物語を読み取られることを好まなかったマグリットがどのような人生を生きたのかを、『マグリット展』を開催中の国立新美術館・副館長の南雄介さんにたくさんのエピソードと共に解説して頂き、あえて彼の自伝的な物語からマグリットの作品を大胆に読み解く記事なのです。
母親の死による現実感の喪失がその絵画表現に大きく影響を及ぼし、その感覚がジョルジョ・デ・キリコらのシュルレアリスム作品と共鳴しながらブリュッセルからパリに進出するが、アンドレ・ブルトンを中心とするパリのシュルレアリストたちの思想運動的なスタンスとはそりが合わずシュルレアリストのなかでも孤立。
約3年でパリからブリュッセルに戻り、ポスターなどの商業美術も含めて、独自のスタンスでたくさんの絵画を世に出し続け、そして晩年に戦争の混乱によって現実感を取り戻した——そんな数奇なマグリットの人生を、その作品の変遷とともに視覚的にも楽しんでもられる記事になっています。
このように、歴代の名画家たちに、まるで現代のロック・アーティストに対する共感やリスペクトにも似た感覚をリアルに感じてもらえるような記事が満載の「アートをロックに読む」雑誌『SIGHT ART』を是非、書店でチェックしてみてください。(古河)
1700年代に84歳まで生きた「奇想の画家」は、一体何のために絵を描き続けたのか。
京都の青物問屋の息子として裕福に生まれた若冲は、当時から高い評価を得ながらも、単なる名声や金銭的な見返りのために絵を描いていたのではなかった。
では、彼を創作へと駆り立てた本当の動機とは何だったのか?
それは、より大きな宗教的な使命感だったのではないか。
もっと言えば、若冲はつまり、自分の絵で世界を救いたかったのではないか——。
この問題提起を軸に、小林忠、辻惟雄へのロングインタヴューと豊富な図版を掲載した全72ページの大特集です。
そして特別付録には『糸瓜群虫図』のクリアファイルも。
全く新しい切り口で、若冲の創作の本質に正面から迫った内容を、ぜひ読んでみてください。
その他にも、セザンヌ、マグリット、北野武連載インタヴューなど、詳細は↓でご確認ください!
http://ro69.jp/product/magazine/detail/121962
渋谷陽一責任編集の新しい美術雑誌『SIGHT ART』第2号、大好評発売中です!(松村)
RO69のご紹介
音楽情報サイト RO69(アールオーロック)がお届けするSIGHT 編集部日記。
ロッキング・オン独自の観点で見た音楽情報等をお届けします。
- 東日本大震災の後、民主党の掲げた「2030年代までに原発ゼロ」を今でも諦めないために、本当に必要なものは何だったのか?
- 電力が足りているのに原発再稼働。その欲望が怖い。『SIGHT』最新号、本日発売です!
- SIGHT 最新号「70年間戦争しなかった日本にYESと言いたい」、本日発売です!
- 本日発売! 『脱原発区長はなぜ得票率67%で再選されたのか?』、世田谷区長・保坂展人さんの最新メッセージ集です
- SIGHT最新号「老人が始める戦争で死ぬのは若者」、本日発売です
- 『SIGHT ART』第3号は12月7日発売! ドガの後向きの裸婦の謎に迫る
- SIGHT最新号「安倍政権は違憲だ」、本日発売です!
- 田中秀征、最新インタビュー集『保守再生の好機』は本日発売です!
- あなたはマグリットの人生を知っていますか?
- 若冲の大特集&特製クリアファイル付録! 『SIGHT ART』発売中です
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