仮想通貨の取引所を利用しているみなさん、2段階認証は設定していますか?
メールアドレスとパスワードは登録時に設定しますが、登録後に真っ先にやるべきことがこの2段階認証の設定です。
最低限のセキュリティなので、必ず設定しましょう。
2段階認証(2FA)は必ず設定しよう
2段階認証(2FA)は、最低限のセキュリティです。
拡散してください
— たか (@1012228) 2017年5月9日
coincheck,コインチェック買ってたxrpが売られて勝手に送金されてました!それでもコインチェックの公式発表はハッキングはなかったそうです!
使っている方注意してください
電話で問い合わせても「警察に届けてください」の一点張りで話になりませんでした pic.twitter.com/Oy6S5hQxRP
この人は2段階認証設定していなくて盗まれたそうですが、誰も責任は取ってくれません(というか取れません)
警察に届けたって、何もしてくれないと思います。
また、2段階認証をかけていれば万全かというとそうではありません。突破する方法がすでにあるので、あくまで最低限のセキュリティです。
最低限とはいえセキュリティがあるに越したことはないので、必ず設定しておきましょう。
設定方法は簡単
まずはスマホアプリをダウンロードします。
アプリを開いて、「アカウントの追加」もしくは「+」ボタンから「バーコードをスキャン」を選べばQRコードリーダーが立ち上がります。
取引所側の設定で「2段階認証を設定」というような項目を選択すると、QRコードが表示されるので、それをアプリで読み取れば設定完了です。
もしデバイスがひとつしかない場合は、バーコードの代わりに手動で入力もできるので、その方法で設定しましょう。
一定時間ごとに新しい6桁の数字に切り替わりますので、ログインや送金で2段階認証を求められた時に、表示されている数字を入力すればOKです。
仮想通貨は自分で管理するもの
取引所に置いていてもウォレットに入れていても、仮想通貨の管理はすべて自己責任です。法定通貨のように銀行が管理してくれたり、法律で守ってくれるようなものではありません。
さらに(仮想通貨に限りませんが)投資も自己責任です。
自己責任の通貨を自己責任で投資するわけですから、損しようが盗まれようが誰かに文句を言うのはナンセンスです。
自己責任というと聞こえが悪いかもしれませんが、良い意味で誰にも管理されない自由があるということです。
もし日本が破綻しそうになったときに政府が「みんなの預金から徴収しまーす」と言い出しても、あなたのコインは無事です。誰にも徴収する権利はありません。
日本円の価値が暴落した時でも、関係なく世界中で使えます。
取引所のコインはただの数字
仮想通貨は、取引所にある間はあなたのコインではありません。
ただの数字です。
自分のウォレットに送金して初めて自分のコインになります。
このへんは秘密鍵について知っていればわかると思います。自分で秘密鍵を管理していない以上、自分のものだと証明できないので盗まれても取り返せません。
大事なコインは必ずウォレットに入れましょう。
仮想通貨の取引所は、コインロッカーみたいなイメージを持っています。
コインロッカーの鍵が2段階認証です。2段階認証を設定しないのは、鍵をかけずに扉を閉めただけ。
鍵をかけたとしても、コインロッカーに大金は入れませんよね。
中身が盗まれても、ロッカーが燃えて灰になっても、ある程度の保証はあるかもしれませんが完全に保証されるとは限りません。
取引所は複数開設が基本。
そこからウォレットに入れて、初めて自分のコインになります。
▼国内の仮想通貨取引所はこちら
・Zaif