阪神電気鉄道とJR西日本は9日、大阪・福島に新ホテルを2019年春に開業すると発表した。JR福島駅から徒歩3分の立地にある両社所有の土地をあわせて、ホテルと食品スーパーが一体となった複合施設を建設する。投資額は非公表。観光やビジネスの拠点となる梅田に近い立地を生かし集客につなげる。
地上12階建てでホテルは阪急阪神ホテルズが運営する。客室数は約250室で宿泊特化型にする。エイチ・ツー・オーリテイリング傘下の食品スーパー、阪急オアシスも入居する。8月に着工予定。
梅田と福島周辺には「ホテル阪神」など阪急阪神ホテルズが運営するホテルが4ブランドある。予約情報を一本化することで需給によって宿泊客を振り分け、安定して観光客らを呼び込んでいる。