宮山大樹
2017年5月10日07時58分
JR東日本は9日、東京駅にムスリム(イスラム教徒)らが礼拝できる「祈禱(きとう)室」を6月5日に開設すると発表した。東南アジア諸国をはじめムスリムの訪日外国人旅行者の増加に対応するためで、JR東管内の駅では初めて。
場所は丸の内北口の案内施設「JR EAST Travel Service Center」内。広さ約8平方メートルで2人程度が過ごせる。水で手足を清めることができる「小浄施設」も設置する。案内表記は英語、中国語、韓国語、日本語。利用の際は入り口のインターホンで係員に申し込む。宗教・宗派を問わずに無料で利用できる。
同様の施設は、JR西日本と南海電鉄がそれぞれ、大阪駅、なんば駅に直結する商業施設内に設置している。(宮山大樹)
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朝日新聞社会部