米ホワイトハウスのショーン・スパイサー大統領報道官は8日、なぜドナルド・トランプ大統領のウエブサイトにいまだに「ムスリム移民防止」という表現の大統領選中の演説が掲載されているのか記者に質問され、「説明する必要はない」と明確な回答を避けた。しかし定例会見から1時間もしないうちに、問題の文書はウエブサイトから削除された。
イスラム教徒(ムスリム)の多い特定6カ国からの入国を制限する大統領令については、ハワイ連邦地裁の判事が、大統領選の最中に使われた「ムスリム禁止」などの表現に、大統領令の違憲性を問題視している。